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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第二十三話

「マスター。何かお悩みですか?」


「うん・・・。装備によって艦に、色々、違いが出るのを実感してね」


「現在造船コストと量産生を考えた配分になっています。変更しますか?」


「数もほしいけど・・・。質もあげたいなぁ・・・」


数の力というのは先の、海賊との戦いで重要だと感じている。


だが、質も大事だと思う。


「それでしたら、一定の数を、確保してはいかがでしょうか?」


AIは今後の造船計画をスクリーンに表示する。


そこには無駄のないスケジュールが表示されていた。


「よし、これで行こう」


「造船計画をスタートします」






造船計画に沿って、明石、搭載のAIから指令が飛ぶ。


明石では重巡洋艦を作り、工作機では軽巡洋艦と駆逐艦が造られる。


周辺の宙域は平和そのもので、問題が起きることもない。


暇を持て余し、明石の中を探索してみたりもした。


その結果、明石にはスペースウォーの端末が積み込まれていた。


少々、型は古いようだが、専用の回線が用意されており、回線契約料とプレイ時にお金を投入することで問題なくプレイすることが可能だと判明した。


どうせなら、最新の端末でプレイしたい。


資源を売りに行っているシオンに連絡して、最新の端末を買ってきてくれるように頼んだ。






アズマに頼まれていた駆逐艦が完成した為、俊とハルカは大型輸送艦に乗り込み、ステーションに足を運んだ。


いつもならすぐに寄港許可が降りるのに少し時間がかかった。


連絡艇でステーションに乗り込んだが、少々騒がしい。


何か問題でも起きたのだろうか?


通りかかった、人に聞いてみる。


「何かあったんですか?」


「労働区画で奴隷がストライキだってよ」


「ストライキですか・・・?」


「噂じゃ、待遇がかなり悪かったらしい」


それだけ言って去って行った。


「奴隷に人権はないに等しいですから・・・」


ハルカは悲しそうにそういう。


少し違えばハルカも同じ目にあっていたことを考えると他人事には思えないのだろう。


「さて、アズマさんを探そうか」


「そうですね」


端末で連絡を取ると、少し待たされたがアズマさんが出た。


「悪い。少し、立て込んでてな。労働区画まで来てくれないか?」


「わかりました」


ハルカの案内で労働区画に向かう。


労働区画では制服をぴっちりと着た治安員と思われる人と、奴隷と思われる人達が睨みあいをしていた。


俊とハルカは1つの建物の中に入る。


そこにはいかにも高そうな服を着た人と激しく口論する、熊の耳を持つ少女がいた。


「お互いに少し冷静になれ。このまま、言い合ってても仕方ないだろう」


アズマさんは仲介役としてこの場にいるようだった。

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