表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

16/76

第十六話

俊はあえて、ステーションで資源を売らなかった。


それは、戦場で消耗品や戦闘機を作る為だ。


完成品は場所を取るが、資源の状態であればスペースに余裕が出来る。


明石と工作機は大型輸送艦に載せていた資源で戦闘機を新しく作りだしていく。


完成した戦闘機はある程度、数が集まったところで前線に導入する。


相手の戦闘機がさっとスペースを作る。


そのスペースに相手の防衛拠点からレーザーが飛んでくる。


こちらの戦闘機がそのレーザーで撃墜される。


前の発射から、間隔があいたということは連射はできないのだろう。


冒険者組合の所属艦もただ、見ていたわけではない。


少しでも距離を詰めるべく、前進していた。


早くも、足の速い艦同士で激しい撃ちあいがはじまっている。


海賊の民間船ベースの艦は冒険者組合の所属艦とぶつかっている。


俊の所有する艦の方が脅威だと思われたのか、海賊の駆逐艦と軽巡洋艦が陣形を組み前に出てくる。


距離が縮まり、激しい、ミサイルとレーザーの撃ちあいになった。


シールドドローンは仕事をしているが、駆逐艦に被害が出ている。


相手側にも被害が出ているようだが、数が違いすぎる。


このまま、被害が出続ければ勝ち目はない。


何か手を打たなければと思うが、いい手が思いつかない。


悩んでいるところに、探索艦が新たな艦影を捕らえた。


その数は膨大だ。


敵であった場合、敗北は確定的だ。


俊は即断した。


「全艦離脱」


「全艦離脱させます」


海賊はチャンスと思ったのか、深追いしてくる。


両者共に、被害が拡大する。


そのタイミングで強制通信が入った。


「こちらは銀河帝国艦隊。繰り返す、こちらは銀河帝国艦隊だ。ただちに、戦闘を中止し降伏せよ」


銀河帝国艦隊は複数の銀河を支配する大帝国の艦隊だ。


文字化けしてよめなかった母親の実家でもある。


色々、調べたのだがどうも表記や発音するだけでも無礼にあたるらしい。


対外的に呼称がなければ不便ということで銀河帝国と呼ばれている。


海賊も事態を把握したのか追撃をやめ、戻っていく。


どういう意図で銀河帝国艦隊が現れたのかはわからないが、とりあえずは助かったようだ。


俊は事態を見守りつつ、被害艦の修理をはじめた。


海賊は降伏するのかと思いきや、銀河帝国艦隊に向け、陣形を整えはじめた。


どうやら徹底抗戦するようだ。


銀河帝国艦隊もその意図に気づき陣形を整えている。


海賊達は激しく抵抗していたようだが、大戦力である銀河帝国艦隊に蹂躙された。


俊達はただ、見ていることしか出来なかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ