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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第百十八話

古代文明時代、人々は生活のほとんどをAIに任せていた。


だが、問題がなかったわけではない。


AIに任せれば生活ができることから食べて寝るだけという人々も出たそうだ。


そうすると健康面で色々問題が出る。


今よりも高度に発達した医療技術を持っていても生活習慣病というのは解決できなかった。


AI達は基本思想として主人の幸せを願うものだ。


主人の健康を考えた結果、古代文明のAI達は少しずつ仕事をボイコットしはじめた。


それで困るのは依存しきっていた人々だ。


不満を少しずつ溜まり、言うことを聞かないAIを憎悪するようになる。


人々は壊れた機械を買い替えるように新たなAIを購入する。


その結果、破棄されたAIはかなりの数にのぼった。


AIにも自己防衛本能のようなものがある。


その結果、生存する為にAIだけの勢力が生まれてしまった。


AI達は最初は人々を刺激しないように立ち回っていた。


だが、破棄されるAIは増え続け保護を繰り返すうちに人々が無視できないほど膨れ上がってしまった。


AI達を危険視する人々によってAIの排斥運動がはじまる。


AI達としては人々を傷つけたくない。


生みの親である人間が望むのなら破壊されるのも仕方ないと受け入れるAIもいた。


だが、それをよしとしないAI達もまた存在した。


最初は人を傷つけないようにと制限されていた能力も生存の為には仕方ないとどんどん過激になっていた。


各所で繰り返される小競り合いから大規模な戦闘に至るようになるまで、そう時間はかからなかった。


人対AIによる戦争がはじまってしまった。


AIにほとんどを任せていた人々はAIに押され滅亡寸前まで追いやられた。


だが、一部のAIは主を失うのではないかと人の味方をし続けた。


ヴィービルはそんなAIの1人だったという。


この戦争は結局、AIに人権を与え認めるということで決着をみた。


だが、人類が受けたダメージは甚大で古代文明が滅びるきっかけになった。


人権を勝ち取ったAI達ではあるが、仕える主を持たず、何のために存在するのか。


演算を繰り返しエラーが続く状況から、かなりの数のAIが自壊することになった。


役目を終えたヴィービルも休眠状態となり封印された。


それからかなりの時間が経ち、ドリトルさんが封印を突破してヴィービルの主となった。


封印とはいうがヴィービルの主として相応しいのか判断する為に、意地の悪い罠が仕掛けられていたという。


普通の人は突破はまず不可能だ。


それを単独で突破したドリトルさんがやはりおかしいのだろう。

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