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自分と家族の格闘…

 環菜の心の中は、一杯一杯だった。

一番、辛かったのが翔太から受ける怒声だった。

前作に書いたとおり、マザコンの翔太はいつも母親の味方で環菜のことは目にもくれなかった。


ーある日ー

 環菜が翔太に‘‘生命保険に家族分入った‘‘ことを話したところ翔太は入ったことを激怒して「怒られるのは戒めだと思え、誰のおかげで飯が食えてるのか」と環菜に言ったのだった。

それに対して、環菜は‘‘悔しい‘‘と思いつつ「わかった。働くよ」と翔太に話したが謝罪もなくどんどん環菜の心が崩れていった。

環菜は、家庭の中では5人の世話など全部まかなってきた。

翔太はというと、家に仕事から帰宅後近所中聞こえる怒声とお酒を飲むことしかなかった。

環菜家のルーティン

 6:00子どもたちと起床

 6:30身支度

 7:00子どもたち朝ごはん

 7:30小学生送る

 8:00翔太を見送る

 9:00保育園送る

10:00仕事開始

17:00仕事終了

18:00学童迎え

18:30保育園迎え

19:00翔太帰宅

19:30~21:00翔太晩酌

21:30夕ご飯

22:00お風呂

23:00就寝

 こんな流れでとても眠りが浅く寝付けない毎日だった。

環菜の仕事は‘‘介護士‘‘で主に、施設勤務で土曜日は訪問介護で各利用者の家に行き掃除や洗濯をしていた。

その仕事も、1ヶ月不休で10時間労働して結局倒れてしまい病院に行き入院となった。

                   ーつづくー


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