1/10
プロローグ
-はじめに-
ある朝、起床した時に
2人の子どもが寝ているのに気づき驚いて…。
「なんで、そこに子どもが寝てるの?拾ってきたの?」って夫に聞くと「子どもの事がわからないの?」って泣きながら言われてしまい私は3年間分つまり子どもが産まれる前の記憶に戻ってしまった…。
その後、両親に聞いても「あなたが産んだ子どもなんだよ。」って言われて私には信じられない話しだった。
夫の翔太は、当時勤めていた某会社の運転手として働いていてその日も普通に出勤するはずだったのに私がこのようなことになり1週間の休暇をいただき病院にも連れていってくれた。
私はまだ小さい子どもたちと一緒に当時通院していた心療内科の医師に
「逆行性健忘症」
と診断された。
その時、何にも思わなくて普通の気持ちでいた事をいまだに覚えている。




