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レオとマロンと魔法の絨毯の冒険

作者: やすか・シグルド

真夜中の小さな村で。

ワー、ワー、キャー、キャー!


魔女に襲われ、逃げ惑う村人達。


母「レオ、逃げて!」


小さな家で叫び声が聞こえる。


レオ「母さん、母さん!」


ガシャーン!


突然、屋根が崩れ、外に飛ばされるレオ。


レオ「母さん、母さーん!」


泣き叫ぶレオを尻目に、魔女は村を破壊して行った。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


5年後、魔女の城を目指して旅をするレオが居た。


レオ「腹減ったー!」


マロン「食料調達ね。」


レオ「干し肉は?」


マロン「もう無いわよ。」


レオ「えー…。」


レオは、後ろに倒れる。


マロン「探しに行くわよ!」


レオとマロンは、魔物を探しに行く。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


捜索をしたマロンが、猪の魔物を連れてきた。


レオ「ブービー!?」


ブヒー!


マロン「レオやっつけちゃって!」


レオは剣を構え、斬りかかる。


レオ「トリャ!」


ブヒー、ブヒー!


ブービーは、後ろ足を掻きレオに突撃する。


レオ「ぐほっ…!」


マロン「レオー!」


ブヒヒ…。


レオ「トリャ!」


レオは、再び斬りかかり、首を落とす。


ブヒー!


マロン「やったわ。」


レオ「マロン、血抜きよろしく。」


マロン「えー、レオがやってよ。」


レオ「俺が倒したのに…。」


マロン「さっさとしなさいよ。」


レオ「しょうがないなぁ。」


レオは、ブービーを解体して、肉を手に入れた。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


半日歩き続け。


マロン「ねぇ、あの小屋で休まない?」


レオ「誰か住んでるんじゃないのか?」


マロン「人の気配は無いわね。」


ギギギッ!


レオは、恐る恐る扉を開ける。


レオ「誰か居ませんか…?」


マロン「居ないみたいね。」


小屋の中は、大きな絨毯にテーブルとイスが置かれていた。


マロン「お腹空いたわね。」


レオ「焼肉で良いよな?」


マロン「塩多めが良いなぁ。」


レオ「わかった。」


レオは、塩を振りかけ、かまどで焼いた。


レオ「保存用の肉も作っておくか。」


肉を塩で固めて焼いた。


レオとマロンは、肉を食べ、小屋で眠った。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


翌朝、準備を整えたレオとマロンは、小屋を出発した。


マロン「後ろから気配を感じるわ。」


レオ「人か?」


マロン「いえ、違うわ。」


レオが振り返ると、そこには絨毯が立っていた。


レオ「わぉ!?」


マロン「小屋に居た絨毯よね?」


絨毯は、縦に折れる。


マロン「あなた何でついて来たの?」


絨毯がレオに擦り寄る。


レオ「ついて来たいのか?」


絨毯は、縦に折れる。


マロン「しょうがないわね。」


レオ「話せないみたいだが、返事は出来るんだな。」


マロン「言葉はわかるみたいね。」


レオ「じゃあ、よろしくな。」


絨毯はレオに擦り寄った。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


長い森を抜けると、広い草原に出た。


マロ「お腹すいちゃった。」


レオ「小屋からだいぶ歩いたからな。」


レオは、カバンからくんせい肉を出した。


レオ「ふぅ。」


レオが座ろうとすると、絨毯が滑り込んだ。


レオ「おっ、座って良いのか?」


絨毯は、フリンジを振る。


マロン「ありがとう。」


マロンも絨毯に降りる。


レオ「じゃあ、食べよう。」


レオは、くんせい肉を切り、マロンに渡す。


パクパクパク!


レオ「良い塩加減だ。」


マロン「美味しいわ。」


暫く休憩したレオ達。


レオ「そろそろ行こうかな。」


マロン「レオ乗せて。」


レオ「歩けるのに、仕方ないなぁ…。」


マロンは、レオ、肩に駆け上る。


レオ「よいしょっ!」


レオが立ち上がろうとした時だった。


フワフワ!


レオ「おぉ!?」


突然、絨毯が動き出した。


マロン「え〜!?」


レオ「う、浮いてる…!?」


絨毯は、フリンジを振り城の方を指す。。


レオ「魔女の城の方角だな。」


マロン「ドキドキする。」


レオ「しゅっぱ〜つ!」


絨毯は、更に上に飛び、下の魔物が小さく見える。


マロン「きゃ〜!」


レオ「怖いの?」


マロン「怖いに決まってるでしょ!」


レオ「絨毯、もう少し低く飛んで。」


絨毯は、3m位を飛ぶ事にした。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


数日飛び続けていると、黒い雲が近づいてきた。


ゴロゴロ!ゴロゴロ!


レオ「雷雲だな。」


ガタガタ!ブルブル!


マロン「雷怖い…。」


レオ「下に降りてくれ。」


レオ達は、飛ぶのを止め、歩き出した。


ゴロゴロ!ピカッ!


レオ「!?」


マロン「キャッ!?」


前方にイナズマが落ち、コウモリ男が現れた。


コウモリ男「この先は、魔女様の土地だ、何をしに行くのだ?」


レオ「俺はレオ、魔女を倒しに来た!」


コウモリ男「魔女様を倒しにだと、愚かな人間だ。」


コウモリ男は、翼を広げ飛び上がる。


コウモリ男「これより先へは通さない。」


レオは剣を構える。


✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣


コウモリ男は、爪で引っ掻いてくる。


レオ「わっ!」


レオは寸前で交わす。


レオ「トリャ!」


レオは斬りかかる。


ガシッ!


コウモリ男は爪で受け止める。


コウモリ男「ふっ、効かないな。」


コウモリ男は、レオを剣ごと投げ飛ばす。


マロン「レオ!」


レオはよろめきながらも立ち上がる。


レオ「ううっ…、クラクラする…。」


コウモリ男「まだ立ち上がるのか。」


コウモリ男は、再び空へ。


レオ「また空に逃げるのか!」


コウモリ男「なら、お前も飛べば良いじゃないか、飛べたらだがな。」


コウモリ男は大笑いする。


レオ「わかった。」


コウモリ男「ん、わかった?」


コウモリ男は首を傾げた。


レオ「絨毯、飛んでくれ。」


レオが絨毯の上に乗ると、一気にコウモリ男の高さまで上がった。


レオ「どうだ!」


絨毯はレオと共に、コウモリ男の周りを回る。


コウモリ男「ふん、絨毯を切り裂けばいいじゃないか。」


コウモリ男は、絨毯をめがけ突っ込む。


レオ「よっと!」


レオは飛び跳ね、絨毯は下降する。


レオ「いくぞ!」


レオと絨毯は、コウモリ男に突撃する。


キン、キン、キン、キン!


レオは、連続で斬りかかる。


レオ「エイ、ヤー、エイ!」


キン、キン、キン、キン!


コウモリ男「おっと!?」


コウモリ男は体制を崩す。


レオ「トリャ!」


ザクッ!


コウモリ男の左の翼が斬り落とされる。


コウモリ男「ギャア!」


コウモリ男は、真っ逆さまに地面に叩きつけられる。


コウモリ男「グハッ!」


一方…。


レオ「ワ〜!」


レオも地面に向かって落ちるが、間一髪、絨毯に助けられる。


レオ「助かった。」


レオは、絨毯から降り。


レオ「これで、飛べないだろう。」


コウモリ男「くそっ、自慢の翼をよくも!」


レオは、再び連続で切り込む。


キン、キン、キン、キン!


コウモリ男は、ギリギリで受け流していく。


コウモリ男「そんな単調な攻撃、効かん。」


キン、キン、キン、キン!


その時…!


静かに後ろに回った絨毯が、コウモリ男を縛り付ける。


コウモリ男「なっ、何をする!?」


コウモリ男は、ジタバタと暴れるが、足がもつれて地面に転がる。


レオ「トドメだ!」


レオは、コウモリ男の首を斬り倒した。


モクモクモクモク!


コウモリ男は、煙となって消えてしまった。


バサバサバサ!


見張るように飛んでいたカラスが何処かへ飛んでいった。


✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣


レオ「終わった…。」


マロン「レオすごい!」


絨毯は、フリンジで自分を指す。


マロン「絨毯、すごいありがとう!」


絨毯はフリンジで前を隠す。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


その頃、魔女の城でわ…。


バサバサバサ!


カラス「魔女様、魔女様ー!」


魔女「何じゃ、騒がしいのぉ。」


カラス「コウモリ男が、やられました!」


魔女「わかっておる、気配が消えたからのぉ?」


カラス「さすがです魔女様!」


魔女「誰に倒されたのじゃ?」


カラス「男が一人で…。」


魔女「コウモリ男め、油断したな。」


カラス「いかが、いたしましょう?」


魔女「城へ連れてこい、私自ら相手をしてやるぞい。」


カラス「わかりました。」


バサバサバサ!


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


レオ達は、絨毯に乗り城へ向かっていると。


バサバサバサ!


カラスがレオの前をさえぎる。


カラス「お前達、魔女様がお呼びだ!」


レオ「魔女だって!?」


ガタガタ!ブルブル!


マロンは震えだした。


カラス「直々に相手をしてやるとおおせだ。」


レオ「お前も魔女の手下!?」


カラス「そこの逃亡者と共に来るのだ。」


レオ「逃亡者?」


レオはマロンを見る。


マロン「違うわよ!」


カラス「そんなちっこい獣じゃない、その布切れだ!」


レオ・マロン「え〜!」


カラス「魔女様の元を逃げ出した軟弱者が城へ来れるかな…。」


バサバサバサ!


カラスは、城へ戻っていった。


レオ「絨毯、ついてくるか?」


絨毯はレオの手を掴む。


マロン「怖くないの?」


絨毯は小さく疊む。


レオ「怖いなら、待ってていいんだぞ?」


絨毯は再び手を掴む。


レオ「じゃあ、城まで連れてってくれ?。」


絨毯はレオを乗せると、城へ飛んで行った。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


数日後、ようやく魔女の城に辿り着いた。


レオ「ようやく到着した。」


マロン「レオ…やっぱ怖い。」


絨毯はレオの後ろに隠れる。


レオ「やっぱり怖いのか?」


絨毯が地面に小さくなる。


マロン「レオは怖くないの?」


バサバサバサ!


カラス「やっと来たのか…。」


城の扉が開く。


カラス「さっさと入れ。」


レオ達は城の中へ入った。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


魔女の城に入ると、奥で魔女が待っていた。


魔女「待っておったぞ。」


レオ「お前が魔女だな!?」


魔女「何じゃ、コウモリ男を倒したって言うから期待しておったが、ガキではないか。」


カラス「後、逃げ出した魔法の絨毯も居ますよ。」


魔女「ほんに、確かにおるのぉ。」


レオ「お前が母さんを…!」


魔女「はて、何処かで見たかのぉ…。」


レオ「トリャ!」


レオはいきなり斬りかかる。


しかし、魔女は交わした。


魔女「せっかちじゃのぉ、相手はしてやる、慌てるでないわ。」


ガンッ!


杖を地面に突くと、全員が砂漠へ移動した。


レオ・マロン!?「何なに!?」


魔女「好きなだけかかってくるがよい。」


レオ「よし!」


レオは剣を構える。


✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣


レオ「トリャ!」


キン、キン、キン、キン!


レオは魔女に斬り込むが、杖で受け流される。


魔女「ほれほれ、もっと斬り込んでこい。」


キン、キン、キン、キン!


更に斬り込むが、全て受け流された。


レオ「まったく斬れない…。」


魔女「何じゃ、終わりならこっちが行くぞい。」


魔女は杖を振ると、無数の火の玉が飛んできた。


ボワッ、ボワッ、ボワッ、ボワッ!


全てレオを外して落ちてくる。


魔女「ほれほれ、避けないと当たるぞ。」


ボワッ、ボワッ、ボワッ、ボワッ!


マロン「わざと外してるわ…。」


ボワッ、ボワッ、ボワッ、ボワッ!


レオ「おっと、危ねっ!?」


レオはギリギリで避けつつ、火の玉を斬る。


レオ「絨毯、手伝って!」


絨毯はレオを乗せ、空を飛ぶ。


魔女「空中戦をするのか。」


ガンッ!


魔女は杖を突くと、空に上がる。


魔女「さあ、どう戦うんじゃ?」


魔女は、また杖を振り、氷の刃を飛ばす。


ビュン、ビュン、ビュン、ビュン!


レオは次々と交わしていく。


レオ「トリャ!」


レオは魔女に斬りかかる。


魔女「おお、突っ込んできたか。」


魔女は交わして、杖でレオを叩く。


レオ「くそっ!」


魔女「イライラしとるのぉ。」


魔女は再び杖を振り、火の玉で攻撃する。


ボワッ、ボワッ、ボワッ、ボワッ!


レオは火の玉を交わすが、フリンジに火の粉が当たり、絨毯に火が付く。


レオ「わ〜!」


絨毯が暴れ、レオが振り落とされる。


マロン「レオ!?」


レオは、なんとか受け身をとりギリギリ助かる。


バタバタバタ!


絨毯は地面で転がり火を消そうとする。


レオ「絨毯!?」


レオは、フリンジを踏みつけ、消火する。


レオ「絨毯、休んでてくれ。」


絨毯はフリンジで返事をする。


レオは剣を構え直す。


魔女「何じゃ、空中戦は終わりかの、つまらんのぉ。」


魔女は、空から降りてくる。


≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈


マロン「絨毯さん、静かに魔女の後ろへ連れて行って。(小声)」


絨毯はフリンジで返事をすると、マロンは絨毯に乗る。


マロン「静かにね。」


絨毯は、少しだけ浮き上がり、魔女の後ろへ向かった。


≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈


キン、キン、キン、キン!


レオは、魔女に連続で斬りかかっていた。


魔女「まだまだじゃぞ。」


コンッ!


魔女は杖で叩いてくる。


キン、キン、キン、ガジッ!


ずっと杖で受けていてヒビの間に剣が挟まる。


魔女「おやまぁ!」


ブンッ!


レオはそのまま剣を横に振り、魔女を飛ばす。


魔女「わぉ!?」


魔女はゆっくり立ち上がると、隙を見てマロンが魔女のローブの中を駆け回る。


魔女「なっ、何じゃ!?」


魔女は杖を落とし、体を駆け回るマロンを捕まえようとする。


マロン「今よ!」


レオは剣を振り下ろし、魔女を斬った。


魔女「うぎゃぁ!」


魔女は叫び声を上げ倒れた。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


魔女が倒れた直後、元の城に戻った。


マロン「レオ、やったわね。」


✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣✣


魔女のローブからマロンが出てきた。


レオ「でも、無茶はやめてくれよ…。」


魔女「わしがこんな小細工にやられるとわ…。」


カラス「魔女様がやられたなんて〜!」


バサバサバサ!


カラスは、逃げるように、飛んで行った。


魔女「わしの負けじゃ、トドメをさすがいい。」


レオが魔女にトドメをさすと、マロンに異変が!


モクモクモク!


マロンの煙が無くなると人間になった…、しかし絨毯が慌ててマロンを包み込む。


レオ「ん?」


マロン「キャー、見ないで…。」


マロンは裸だった…。


そして、奥の石像も人間に戻った。


???男「マロン!?」


???女「まあ!?」


マロン「お父様、お母様!」


男と女は、この城の王様と王妃だった。


王様「マロンよ、なぜその格好なのだ…?」


マロン「…。」


王妃「取り敢えず、着替えてきなさい。」


マロンは頷くと、どこかへ行ってしまった。


≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈


王様「それで、お主は何者だ?」


レオ「え、えっと…。」


レオはマロンとの出会い、そして旅の経緯を話した。


王様「苦労したんじゃな。」


レオ「はい…、でもここが国だったのですね?」


王様「お主は、この国の民ではないのか?」


レオ「ずっと魔女が支配していたので、魔女の城だと…。」


王妃「私達は、どれくらい石像にされていたのでしょう…。」


マロン「お父様、お母様ご無事で何よりです。」


マロンがドレスを着て戻ってきた。


王様「マロンよ、辛かったであろう。」


マロンはキョトンとする。


マロン「ん?」



王様「ずっとフェレットにされていたんじゃないのか?」


マロン「何の事ですか?」


王妃「はて、フェレットに変えられた事は、覚えてないの?」


マロン「はい。」


マロンは頷く。


王様「もう、民が居ないなら国じゃないな…。」


王妃「でも、魔女が居なくなったのだから、新しい国を作れば。」


王様「それならば、レオよ国王にならんか?」


レオ「お、俺が国王ですか!?」


王様「そうじゃ。」


王妃「せっかくだし、マロンと国を治めれば良いわ。」


マロン「え!レオとですか!?」


マロンは驚く。


レオ「え〜!」


城に響くほど驚く。


王様「わしの娘じゃ不満か?」


レオ「いえ嬉しいです…。」


レオとマロンは顔を赤くする。


王妃「決まりね!」


王様「サポートはするから、やってみるがいい。」


レオ「はい。」


王妃「マロンもレオを助けるのよ。」


マロン「あ……はい!」


マロンは頷く。


レオ「マロン、俺と結婚してくれるか?」


マロン「もちろんです!」




∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


数十年後…。


国王様〜、王妃様〜!


レオとマロンは手を振る。


王子様〜、王女様〜!


レオの隣にいる子供達も手を降る。


ワー、ワー、ワー、ワー!


国民は数万人を超え、レオは立派な国王として国を治めている。

あとがき


この物語を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。主人公のレオは魔女に母を目の前で殺されてしまいますが、マロンという友達に出会い大切な仲間との時間をへて、乗り越えます。


この作品は色々な方に読んで頂き、楽しんでもらえる作品となっているので読んで頂けると嬉しいです。

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