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初めてのダンス

今日は結婚式なので白いドレスはさけ、フィンとお揃いの色の青いドレスを着た。


ソフィア様の結婚式が始まり私達は前列に参列していた。

壁にはルディ達騎士が騎士の正装で、並んでいた。

ソフィア様が入場し、長いベールに美しいウェディングドレス姿に、ため息が出てしまった。


なんて美しいのかしら。


見とれていると、フィンが耳元で囁いた。


「エスカの方が綺麗だよ。」


これもフィンの溺愛なのかしら、と頬が赤くなるのがわかった。


式のあとはパーティーが開かれ、ダンスをする事になった。

この1ヶ月、フィンやフィンが連れてきたダンスの先生に教わり今こそ練習のせいかを発揮する時だった。


フィンと私の番になり、フィンのエスコートで出ると緊張で一杯だった。

教えてもらった通りステップを踏み、フィンを見ると、フィンは囁くように話しかけた。


「エスカと踊れるなんて夢のようだ。」


フィンの言葉にガクッとステップが乱れた。


何故今言うんですか!?


フィンの顔を見るとまた動悸がしてきた。


一通りダンスが終わるとそれぞれダンスをするものや歓談するものと色々だった。


私は未だにこのきらびやかな世界にいるのが夢のようだった。


「エスカ様、素敵でしたよ。」


護衛騎士のノーグとギルが褒めてくれ、照れながらも嬉しかった。


「ありがとうございます。ノーグもギルも素敵ですよ。」


褒め返すと、フィンは褒めなくていい、とムスッとした。


「フィンが一番素敵です。」


そういうと、フィンは素敵な笑顔になり、抱き寄せた。


そこにヘクトル様とマリーベル様がいらした。

昨日と違い今日はヘクトル様の顔色はよく、呪いか何かは間違いかしら、と思った。


「昨日は夜分に失礼しました。」

「今日は顔色がよろしいようですね。」


フィンがヘクトル様を心配すると、マリーベル様が、ヘクトルは疲れていただけですわ。と話した。


「明日朝には国に出発しますので、ヘクトル様の事は国に帰り決めます。すぐに動けるように陛下に進言致しますので。」

「できるだけ早くお願いいたします。」

「今日は陛下もソフィアの結婚の為ですので。何とぞ明日までお待ち下さい。」


ヘクトル様は、わかりました、と礼をし下がった。


フィンは少しだけため息が出ていた。


「でも何でマリーベル様はヘクトル様が疲れていたと言っていたんだろう?」


ギルが不思議そうに聞いた。


「どういう事だ?」

「昨日お送りした時、マリーベル様は男の方と部屋から出ていき、ヘクトル様には見向きもしませんでした。あれからすぐに帰って来たんでしょうか?」


なんだかんだいっても夫婦だから心配なのでは?と思ったが、フィンはなんだか考えているのか無言だった。


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