表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/78

一つのベッド


夜会も終わり早々に部屋に帰り、フィンに話した。


「陛下や王族の方々は皆優しかったですね。」

「叔父上もアルベルト達も皆気さくな感じだな。いつもあの調子だ。」


フィンは上着を脱ぎながら話した。


「エスカ、またドレスを着てくれるか?」

「フィン?」

「凄く綺麗だったからまた着て欲しい。」


フィンは皆に堅物と言われていたのに、全然そんな感じはしなかった。


「私はフィンの姿の方が素敵だと思ったのですが。」


私の言葉にフィンは抱き寄せ、優しくキスをしてきた。


「フィン、恥ずかしいです。」

「誰も見てない。」

「まだ慣れません。」

「エスカが可愛いから離せない。」


フィンの言葉になんて返したらいいかわからず困ってしまった。


「エスカ、一緒にお祈りをして、今日は一緒に寝ないか?」

「いつも一緒ですよ?」

「…一つのベッドで寝たい。」

「ま、まだダメです!」

「…何もしないから、ダメか?」

「…双神様の光がまた降りたら、一緒に寝ます…」


フィンの誘いに顔があげられず、自分なりに精一杯言った。


そしてバルコニーで二人で並んで祈ると二人を包み込むように光が現れた。


祈りの後、フィンを見ると照れているのか少し赤く見えた。


「ベッドにいこう、エスカ。朝まで離したくない気分なんだ。」

「…フィン酔ってます?」

「酔ってないし、双神様の許可も出たと思うが。」


確かにフィンに光が降りた。

双神様は祝福してくださっている。

そう思っているとフィンは手を引き、ベッドに連れていった。


こんな時どうしていいかわからずにフィンに聞いてみた。


「エスカは俺の腕の中にいればいい。」


フィンのたくましい腕に抱かれ、優しい心臓の音を聞きながらすぐに眠りについた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ