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関係ないと思っていました


祈りの後は、家の修理に取りかかった。


風呂の薪割りも必要な為、フィンとルディが分担し、力仕事をしてくれた。


エレナは夜も朝も祈りの間に来なかったが誰も気にしなかった。


フィンが薪割りをし、薪を私が運びながら朝の気になる事を聞いてみた。


「フィン、今朝の事なんですけど、ルディが恋人って言ってたのはなんですか?」


その言葉にフィンが切り株まで割る勢いで斧が降り落ちた。


「…エスカ?昨日恋人になってくれただろう?」

「…結婚の約束では?」

「結婚を前提として付き合うのだから恋人になるのだが…」


そういう事なんですね!?

急に恋人という言葉に恥ずかしくなった。


「エスカ?」

「星の乙女の後、結婚する約束でそれまでは関係ないと思ってました。勿論フィンの事は好きですから!」

「…それで祈りの後も普通だったのか。」


フィンは急にキョロキョロしたと思ったら、急に手を握りしめ、顔を近付けた。


「もう少し俺を意識して欲しいのだが。」

「し、してます!」


近い!近すぎです!


その時、ルディの大笑いする声が聞こえた。


「フィン!お前恋人と思われてなかったのか?どんな告白したんだ!?」

「やっぱり覗いてたな!うるさい!」


フィンは顔を赤くし、照れながらルディに向かっていった。

キョロキョロしてたのはルディが見てるか確認してたようだった。


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