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覗きはマズイ


早朝、エスカは目を覚ますとフィンの顔を見て昨日の事が夢のようだった。


朝から顔が熱いわ。水浴びでもしてこよう。

水浴びの為またタライを持って裏の小川にいった。


ジャバーと頭から水を浴びていると、「エスカ」と呼ぶ声がし振り向くとフィンが家の影から現れた。


「キャア!」


私裸なんだけど!なんでフィンがいるの!?


「す、すまない!エスカ!」


フィンは慌てて逃げた。


姿は見えなかったが逃げた先にルディと鉢合わせしたのか、ルディの声も聞こえた。


「何だ!?今の悲鳴は!?」

「こっちに来るな!ルディ!」


慌てて服を着て、髪はびしょびしょのままでおそるおそる行くとフィンは顔が真っ赤だった。


「エスカ!すまない!まさか水浴びしてるとは思わなくて!」

「まだ、薪がなくてお風呂が使えなかったものでつい…フィン、ごめんなさい。」


二人で赤くなりながらモジモジとしてしまった。

でも、裸を見られるなんて恥ずかしすぎる!


「フィン、いくら恋人になったからと言っていきなり覗きはマズイだろ。」

「覗きじゃない!エスカ、ルディはほっといて祈りの間に行こう!」


フィンがいたたまれなくなったのか、強引に手を引き祈りの間にいった。


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