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地雷のおかげで生きている男  作者: おむすびさん
エリーゼと【ブライゼン】
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エリーの桃源郷 ~エリーゼ~

 ※書いてなかったですが昨日の分で、4章は終わりです。

 章が終わったのでエリーゼ視点の話になります。

 エリーゼの話なので、性的表現を抑えてるつもりですが、多いです。

 苦手な人は見なくても、大丈夫だと思います。


 それと皆さんのおかげで、10000PV ユニーク1000人越えました。ありがとうございます。


 あと、誰か分かりませんが、満点のご評価ありがとうございます。やる気が出ます。

 今日もなんとか無事に過ごせた。そしてボスだけで良かった。

 ボスは、ドワーフなので、いろいろ小さいのでまだ楽だ。

 だが、エリーのせいで、他の子達がヒドイ目にあっていた。それは本当に申し訳なく思うが、エリーだって傷つきたくない。


 生きるためにこれまで、もう分からない数を相手をしてきた。この人の名前すら知らないし、興味もない。

 どうして、エリーを求めるんだろう。胸やお尻は小さいうえに、傷や、火傷の後が沢山あるのに…。


 でも、そのお陰で生きていられている。あの人のお陰なのか、エリーのパパを殺したあの人の…。


 最近、他の子達への申し訳なさと、それで傷つけられない事への安堵、なんでエリーの体を求めるかの嘆きと、だが求められなければ生きていけない事で、それを教えた憎き相手への感謝で頭がおかしくなっていた。


 死にたくなった事もあったが、今も何事もなくあの人が生きていると思うと、なんか負けた気がして嫌だった。ただ単に死ぬ事が怖かっただけかもしれない。


 最近、言いたい事や、考える事がありすぎて、言葉を上手く話せなくなっていた。


 そんなある日、今、エリーを捕まえている人が商人と、冒険者を襲った。無事に成功して、なんかのスキルを使って、情報を聞き出していた。


 それで、強いと言われてる人達が、迷宮討伐に出て、もう一方の強い人達も1人死んだみたいで大変。という情報を掴んだ。

 それを、寝る前に話していた。


 最初の街に潜入すると聞いた時は、これでこの生活も終われると期待したが、何事もなかったように、何人か捕まえて、金品も沢山盗んでか、奪ってかは知らないが持ってきていた。


 それが何度か続くと、今回も普通に帰ってくるんだろう。と思った。


 捕まらないで。殺されないで。という気持ちと、捕まったら、エリーが少し楽になる。という気持ちが混ざりあって、ますます心が乱れて上手く話せなくなった。


 今回も、エリー達に自分の凄さを見せる為に、奴隷商人になるみたいだ。

 前回から思いついたみたいで、街に潜入した後、他の子達の反抗が少なくなった。


 そして、門に着いた。

 門番の人を見た瞬間、なぜか分からないけど、胸と股間が熱くなった。

 こんな事初めてだった。変態みたいで恥ずかしかった。


 この前は普通に素通りだったが、どうやら揉めているみたいだった。

 それから、戦闘が始まった。

 戦闘といっても、ずっと攻撃を避けていた。

 戦闘なんて分からないエリーでも、凄かった。


 そして、街の方から援軍が来たと思って、街の方に目を向けて戦闘に目を戻した時には、戦闘が終わっていた。


 それから、建物の牢屋に入れられた。

 その時になぜか、さっき死んだ人の、仲間の女性達と一緒に入れられた。


 しばらくして捕まった人達は、綺麗な女の人に連れられて出ていった。


 そして男の人に連れられて、部屋に入った。

 また、エリーの体を求められると思った。でもエリーもこの人なら…と思いながら、ドキドキして部屋に入った。


 すると、それ以上の衝撃を受けた。

 エリーの真名を言ったのだ。

 エリーの真名とジョブ、固有スキルは、誰にも分からないようになっているはずなのに…。

 例え、オーブでも出てこないはずだった。それなのに…。


 それでこの人と魂で結ばれた。しかも、エリーが従者として…。

 でも不思議と嫌な感じはしなかった。


 それから、エリーの過去を話した。

 主様は優しく聞いていたが、話が進んでいくに従って、怒っていた。

 エリーに怒っている訳ではないのに、怖かった。でも、それ以上に嬉しかったから、最後まで話せた。


 それで主様は、鼻血を我慢しているみたいだった。

 これからはじめるのかな。と少し怖くて、それでも今まで感じた事のないドキドキした気持ちでいた。


 しかし、主様の仲間がやってきた。

 それからいろいろあって、鼻血は怒り過ぎて出たと知って、恥ずかしくなった。

 エリーは仲間の女性、マリンさんとカンナさんと一緒に家に帰った。帰る前に、エリーの服などを買って帰った。


 帰った後に、お風呂というものに三人で入った。

 とても、気持ち良かった。

 だけど、二人に対して劣等感がわき上がった。二人とも綺麗な体で、部位が大きかった。それに引き換え、エリーの体は傷だらけで、部位が小さい。


 すると、マリンさんが、

「あなたも、私達と一緒で━━して過ごすの?」


 いきなり、そんな事言われても…。二人と比べられるのは嫌だな。そもそも主様は、エリーを求めてくれるのか…。こんなに汚れた体を…。でも、主様と一緒に過ごしたいな。…って、エリーったらなに考えてるんだろう。変態だ。恥ずかしい。

 そんな事、考えてると、


「ごしゅ…コホン、ジン様と夜を過ごすなら、この体を見せるのは嫌よね?」


 エリーは頷いた。


「分かったわ。お風呂から上がったら、治癒院に行って治してもらいましょう。」

 マリンさんがエリーの心を読まれたようで恥ずかしかった。


 それから、治癒院に向かってる時にカンナさんに、

「エリーゼには、期待してるよ。僕なんかいつもヘトヘトで…僕達を助けてね。ジン様はあまりバテないから…━━。」

 夜の愚痴を話して、それにマリンさんが同意して、一緒に愚痴っていた。

 だからエリーの知識や、知恵を教えてあげた。

 この種類の話は自信があるのか、あまりつっかえずに話せた。


 この話は、エリーの治癒してもらっている時も続き、治癒してもらっている人は、顔を赤くしながら、治癒してもらって申し訳なく思った。でもしっかり聞いているみたいだったので話は続いた。


 二人に勝っている所があって嬉しかったが、あの人の事と、主様が求めてくれなかったら、もっと早く会っていればと思うと、悲しくなった。


 それから治療が終わり、マリンさんが高いお金を払っていた。

 いつか返します。と言ったが、このお金を早く使いきりたい。父に渡すのは嫌だし、私はジン様から、いろんな物を買ってもらいたい。的な事を話して、だから返さなくていいと言っていた。


 なんとなく、気持ちが分かったので、ご厚意に甘える事にした。

 カンナさんは、金は金でしょ。ジンから貰った物も、ガイゼルから奪った物も。と言っていた。

 その意見も分かりはするが…。


 治療が終わって、外に出るともう朝だった。

 家に向かっている間、体は綺麗になったが、エリーゼの気持ちは沈んだままだった。同情なんかで求められても余計に悲しくなるだけだ。


 カンナさんが、そんな沈んだ気持ちを気づいてくれて、それに同意した。

 すると、カンナさんが一計を話してくれて、その作戦で、主様の気持ちを確かめる事になった。


 主様の家に着くと、主様が帰ってきた。


 それから、主様はエリーゼと話そうとしてくれたが、マリンさんとカンナさんのいう通り、命令になるのを避けていた。

 主様は二人が言った通り…それ以上に優しい人で、こんな人に求められたい。と心から思った。


 それから、マリンさんのせいで作戦がダメになりそうだったが、カンナさんが上手くフォローしてくれて、第一段階は上手くいった。


 それで、いつもなら、二人を求めると聞いていたのに、なにもせずに寝てしまった。

 エリーのせいだと悲しくなったが、マリンさんが、エリーゼのせいではないわ。ゆっくり仲良くなりたいのよ。と言った。


 正直、そんな気遣いはいらなかったが、悲しい気持ちは、少なくなった。


 それから三人で、主様と━━始める為に部屋に入った。

 いろんな感情が混ざりあってドキドキしながら、ベッドに入った。


 すると主様が起きて、待ってくれ。と言った。

 マリンさんとカンナさんが、やめない。と言った後に、エリーもなんとか言った。


 なんだか嫌そうだったのに、エリーに主様が確認してきた。

 汚い体を同情で求められるのは辛くて、泣き出しながら、やっぱり汚い体は嫌ですよね。と言うと、主様は、そんなエリーに怒ってくれた。


 初めて嬉しさだけで泣いた。


 その後主様が、

「エリーゼは、沢山傷つきながら、ここに来たんだ。その気持ちは男の俺には、100%理解できない。だから、俺はゆっくりと時間をかけて、関係を築きたいと思ったんだけど…。」


 マリンさんの言う通りだった。それで、そんな気遣いはいらない。と思ったが、それを言うと変態と思われるかもしれない。と考えて、なにも言わなかった。すると、マリンさんが、


「ジン様は考え過ぎだと思います。エリーゼの気持ちは聞きましたよね。それにジン様は、以前エリーゼにした人と一緒の事をエリーゼにやるんですか?」


 主様なら別にいい…ってなに考えてるんだろう。主様の前だと、エッチな女になってしまう…。

 そんな自分が恥ずかしくて、皆から顔を背けてしまった。


「そんな訳ないだろ。エリーゼもごめん。辛い事を思い出させてしまって…。大丈夫?」


 全然違うが、気遣いが嬉しい気持ちと、エッチな女とバレなかった事に安堵して頷いた。


「僕もエリーゼの気持ちは分からない。でも、心の傷を癒すのは恋だよ。って良く聞くから、ジン様がエリーゼを恋させて、傷を癒してあげなよ。」


 言われて、カンナさんに今の気持ちがバレたみたいで恥ずかしかった。

 どこかで、愛は真心、恋は下心と聞いた事があったので、エリーの思いは下心とバレたみたいだった。


 その後主様はなにか納得して、

「俺はエリーゼと夜を過ごしたい。本当に良いの?」

 聞かれて、そんな事、エリーに言わせないでよ。と思ったが、それを言うと、また余計な気遣いをしそうだったので、恥ずかしかったが、お願いします。と言った。


 マリンさんとカンナさんに聞いた通り、主様は強敵だった。

 だけど、多勢に無勢だ。

 なんとか勝てた。すると、マリンさんが、「初めて、満足して寝てもらえたわ。」と言い、カンナさんも「エリーゼのお陰だね。」と言って、三人でハイタッチした後、三人とも眠った。


 エリーは、いろんな人と経験したけど、初めて幸せな気持ちでする事が出来て、初めて心から気持ち良くなれた。


 それから目が覚めた。

 いつもなら、いろんな事考えてしまうのに、昨日の事ばかり考えてしまう。

 ステータスを開くと、エリーの【精神汚染】が減っていた。


 エリーはエッチな女だ。主様に求め続ければ、そればかり考えて【精神汚染】が減るような気がする。


 きっとエリーが散々な目にあったのは、ここにたどり着くためだ。エッチな女でも良い。それでも、これから幸せになるんだ。


 そう思いながら、エリーの膝で寝ている主様を見ていた。

 これからもよろしくお願いします。

 エリーの主様(桃源郷)

 お読み頂きありがとうございます。


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 私のやる気と、この作品の質の向上や、読みやすさの為に何卒お願いします。

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