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大学生編

「お母さん、ごめんなさい。100点取っちゃった」


『そう、わかったわ……』


「ごめん、ごめんなさい。お母さん。俺、俺は、なんてことを……!!」


『……あなたは悪くないわ。ただ、自分の信じるままに生きたんでしょう? なら、もう、悔やむのはやめなさい。ね?』


「だって……だってあいつら、すごく良い奴らだったんだ! くだらない冗談言ったり、無理やり連れてきて悪いって、俺のことビックリするくらい大歓迎でもてなしてくれたし! 俺は、俺は見た目が全然違ってもあいつらとは友達になれるかもって、そう思ったんだ!!」


『うん、うん……』


「だから俺が知ってることを全部話したんだ! 人間がどういうものなのかとか、社会情勢はどうだとか、地球への影響とか、世界はどうだとか、俺が知ってることは全部話した、ただそれだけなんだ! 俺以外の奴だってこんな状況なら、俺と同じ話をするはずなんだ!」


『そうね、わかるわ。あなたは普通に良い子だから。自分が知ってることを話しただけなんだよね? 友達と話しただけのつもりで、普通に会話してただけなんだよね?』


「そうなんだ! だから、まさかあいつらに『地球を侵略していいかどうか』という判断テストされてるなんて知らなかったんだ!! あいつら俺に全部聞いた後言いやがったんだ。『コノ豊カナ地球ハ我々ガ管理スベキダ』とか『未熟過ギル社会ハ滅ボシタ方ガ良サソウダ』とか、しかも『人間ハ地球ニ害悪ダ。滅亡サセテモソレホド心ガ痛マナイノガ大変良イ』って。『侵略スルニハ100点ノ星ダナ』って!!」


『ええ、あなたは悪くないわ。だから、もう泣かないで?』


「ごめん、ごめんお母さん。あいつら、地球を滅ぼすつもりだ。なんとか、なんとかして逃げて。お願い、お願いだ。生きて……!!」


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