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高校生編
「お母さん、ごめんなさい。100点取っちゃった」
「ウソ。ホントに? ホントに100点? 見せてみなさい」
「はい、これ……」
「……ホントだわ。これは、凄いわね。予想通りだったけど、予想外というか……」
「僕、どうすればいい? なんか0点取った時より凹むんだけど……」
「そうね、気持ちはわかるわ。まさか『あなたが正しいと思った方とは違う方を選びなさい』と言ったら、100点取っちゃうなんて。驚きすぎて言葉もないわ」
「うん、しかも100問のマルバツ問題で、逆を選んだら全部正解……。僕どうすればいい? 確かにいつもやっちゃいけないことをやって、やってほしいことをやらない奴だって言われてるけど、いくらなんでもこれは……」
「何を言ってるの。これはチャンスよ」
「え?」
「あなたは天才って意味よ」




