始まり
※思い付きで書きます。幼い文章にご注意下さい
昔の、というより最近のも含まれるのだろうか、タイトル通りの文字を文章に折り込むことは。私の頭の中には川端○成の○国が出てきているが、他の人はどう思うのだろう。私にとって、タイトルとはそこまで重要視するものでもないし、逆に囚われて、もしくはタイトルに縛られて、強いられているような気がして、そこにタイトル通りの物語はあるのだろうが、あくまでタイトル通りの物語でしかないような気もする。反論するならば、タイトル通りの物語だからこそ、それを突出できて読み手にインパクトだったり、感動を与えるのだろう。
だから、私はタイトルに意味なんてありませんというタイトルをつけたんだがね。
そうでもしなきゃ、私は源○物語ていうタイトルで、ある一人の農業高校生の物語を書こうとしていたからね。恐ろしいことだ。
銀○匙に影響されたと言えばされた。しかし、私も農業高校に通っていたという経験がある。それを伝えなくてはならない気がしてね。…………それを書くとは限らないよ?
さて、ここまで読み進めてくれている方はいらっしゃるのか、いないのか。タイトルについての自問自答から始まり、私の今後予定しているであろう物語について予告したところで、私が本来、書く意味があるのかと疑問に思うほどの前置きを書いている途中での思い付きの物語をここに書き連ねていこう。
周りの状況を説明するのが苦手な少年がいました。年は16歳なのかな?そのくらいの高校生。一般的な高校に通う、平々凡々ではない、あがり症の緊張しいの背はそんなに低くもなく、かといって、「え!?高くね?」と周りから言われるほどのノッポさんではない、それなりな筋肉をつけている運動部所属のヘタレ君がいらっしゃいましたとさ。いじめられることはなく、それなりな友達もおり、恋というものも経験したが、あえなく一方通行のアクセラレータさんで終わったこの子ですが、ヘタレだから仕方ないと諦めて下さい。この子が好きでこうなったわけではないのですが、しかし、この子のしてきたことはこの子の責任。煮られようと焼かれようと、この子がそうされるようなことをしたなら、それがこの子の責任として、みな受け取るでしょう。中には理不尽なものもあるでしょうね。世間というのは限りなく狭く、理不尽で出来ているわけですから、この子がそれに立ち向かえるほどの勇気、挑戦、あるのか疑問が湧きますが、世間の荒波に、もまれてきやがれってんだ。
そして、この子がどうやってヘタレを克服し、あがり症を治すのか、一つ、賭けでもしませんか?ええ、まだ始まりません。なにせ、一つ足りませんからね。何が?とは言わず賭けをしましょう。ヘタレを克服するのか、はたまた克服することなく、灰色とよく言われる充実感のない高校生活を送るのか、楽しみですね。
頑張りなさい、矢矧杏介。私はがんばらないよ。
後半へ続く(某カタブラつるりんこのナレーション風)