1/57
01 それ絶対やってみよう!──爪に火をともす(表紙付)
「爪に火をともす」
という表現がございます。
早い話がド貧乏、あるいはドケチだという意味で、多くは時代劇や昭和なドラマなどで使われております。
「では、爪とは燃えるモノなのか?」と考えたのは中学生の頃の私。
困ったことに、いちど疑問に思ったり興味を持ったりしてしまうと、調べるなり検証せずにはおれない性分でございます。
それで何度も何度も文字通り痛い目にあっているのに、いまだに治る気配すらありません。
ええ、実験しましたとも。
こともあろうに生爪で。
どうなったか、知りたいですか?
しかし残念、私の実験で得たモノは私だけのモノ。
知りたければ……
そう。
貴方もレッツトライ!
「もんどりうつ」とか「のたうちまわる」という表現がぴったりな体験ができますよ。