44.エピローグ-で、旧ギリシャの具合はどうですか?-
これで完結です。読んで頂き本当にありがとうございました!
次作は「レイドライバー 22 -辿り着いたその先にあるものは-」で全34話予定です
https://ncode.syosetu.com/n0824lo/
次巻の第22巻でレイドライバーシリーズは完結します
もしよろしければ、次作も読んで頂けるととても嬉しいです!
レイドライバーシリーズの 1から21をまだお読みになっていない方は、お手数ですがまずそちらをお読みになってから次作をお読みください(今作、次作ともに「シリーズもの」になります)
▼過去作はすべて、下記の作者ページからご覧になれます▼
https://mypage.syosetu.com/mypage/novellist/userid/2478453/
実は、レイドライバーシリーズの前日譚の話として、ヒューマンシリーズを既に寄稿しています(全て完結済みです)
ヒューマンシリーズ全3作を経て、事件が解決して時間が戻ったあとの世界で主人公が成長し、研究に手を染めてのレイドライバーシリーズへと繋がります
※◆もちろん、レイドライバーシリーズから読んで頂いても話は繋がりますのでご安心を◆※
もしよければ、お時間のある時にでもこちらも読んで頂けるととても嬉しいです!
ヒューマン 1 -繰り返される事件と繰り返す時間遡行-
https://ncode.syosetu.com/n2996hx/
ヒューマン 2 -再び繰り返される事件と再び繰り返す時間遡行-
https://ncode.syosetu.com/n8320hy/
【R-18】ヒューマン 3 -時間遡行によってもたらされたものは-(これだけR-18なので作者ページに載っていません。行為等の激しい描写などは極力なくしたつもりですので、読みやすいと思います)
https://novel18.syosetu.com/n2786ia/
曜日に関係なく毎日1話ずつ18:00にアップする予定です(例外あり)
※特に告知していなければ毎日投稿です
1話が大体1500文字前後ですので、読み慣れている方には少々読み足りないかもしれませんが、スキマ時間にでも読んでくださるととても嬉しいです!
もちろん、毎日のご愛読は大歓迎ですし、何より創作の励みになります!
(^^♪)
それから一週間という時間はあっという間だった。ソフィアは予定通り乗ってきたトレーラで船場まで出て旧マダガスカルへと輸送されたのである。
そこにはカズたちも、もちろん来ていた。互いの鹵獲していた機体を相互に返却するためである。
「こうしてみると、四週間などはあっという間だな」
クロイツェルである。
会談場所は前回と同じ、持ってきているものも変わりはない。この島の港湾施設には同盟連合の輸送船が、軍港には帝国の輸送船がそれぞれ待機しているのだ。
クロイツェルのそんな言葉にカズは[そうですね]と返してから、
「ところで、こちらの機体はご希望に添えましたか?」
と問うてみる。そんな言葉に、
「おぉ、それそれ。いやはやよくもあんな逸材を貸し与えてくれたものだ、と改めて感謝したいと思っていたところだよ」
と改めて握手を求められる。
「それは良かったです」
と笑顔で返しつつ、
――でも戦争は、無くならないんだよなぁ。
ふとそんな事を考えてみる。
そんなカズの心の中でも読めたのか、それとも純粋にその場でそう思ったのか、
「戦争など無くなればいいのだがな」
クロイツェルがふとそう漏らす。その目は少し遠くを見ているようにも見える。
「そうですね、本当にここにいる人間だけですべてが決められれば良いのですが」
と少し同調してみるが、
「しかしお互い、そうはいくまいよ。この数十年、いやもっとさかのぼっても、三国になる前もなってからも戦争は、戦闘はずっと続いてきた。それは史実が証明している。この状況があと数年のうちに無くなるとはとてもではないが言えない状況だ。それでも地球は回っている、と言ったのは昔の何処かの学者だったかな、我々も今日という日が終わればまた敵同士、せいぜい被害を出さずに済ませたいものだな」
と返ってくる。カズはそんなクロイツェルの言葉に[確かに]と相槌を入れてから、
「失礼ですが、機体に何か?」
と念のために聞いてみるが、
「まさか。それはそちらも同じだろう。その気があるなら爆薬を満載した機体を寄越して、しかるべき時期に爆破すればよいだけの話だろう。しかしきみたち、いや、きみはそうしないと確実に言える。それはこうして何度か話をしていてよく分かったところだ」
そう言われてカズが頭を少し下げようとしたところで、
「もちろんくえない人物であるという事もな」
と付け加えられるので、
「閣下も、ですよね」
と下げかけた頭から上目遣いで返してみる。そんなカズの言葉に[ははっ、違いない]と笑顔を見せてからクロイツェルは、
「それではこれで機体を相互に返却して終わりという事でよいのだな」
と確認される。それは[もちろんですとも]というカズの言葉で締めくくられる。
その後の話し合いは雑談に終始した。カズをしても、クロイツェルも互いの事を好みの人物と思っての事か、話も良く進んだものだ。
――大丈夫、ボロは出しませんがな。
隣で心配そうに見ているクラウディアと、同じくハラハラしながら二人の会話を見ているこちらの政府高官をしり目に話は弾んで、気が付けば一時間以上そうしていただろうか。
それでも、
「よし、では散会とするか」
というクロイツェルの言葉と共に互いが移動を始める。
「カズ大佐、またな」
とクロイツェルに改めて握手を求められたので、
「ええ、また何処かで」
とその手を握り返してから同盟連合が手配した車に乗り込む。
「で、旧ギリシャの具合はどうですか?」
と早速密室になったのでカズが政府高官に聞けば、
「偵察衛星によると旧ブルガリアに機械化部隊が集結中という情報が入ってきている。どうやらその先にある旧ギリシャに向けての進行だろうと分析も済んでいる。問題はレイドライバーが何処からやって来るか、だが」
「なんとなく、ですがお忍びでやって来るのではないですかね。原子力潜水艦あたりが臭いのではないか、と」
カズの予想はこの時、まだ予想の域を超えていなかったのである。
これで完結です。読んで頂き本当にありがとうございました!
次作は「レイドライバー 22 -辿り着いたその先にあるものは-」で全34話予定です
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ヒューマンシリーズ全3作を経て、事件が解決して時間が戻ったあとの世界で主人公が成長し、研究に手を染めてのレイドライバーシリーズへと繋がります
※◆もちろん、レイドライバーシリーズから読んで頂いても話は繋がりますのでご安心を◆※
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ヒューマン 1 -繰り返される事件と繰り返す時間遡行-
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ヒューマン 2 -再び繰り返される事件と再び繰り返す時間遡行-
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