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童話・児童書などまとめ

わるいことをした魔女R2

作者: 枯谷落葉



 あるところに、たくさん人を困らせて、悲しませた魔女がいました。


 魔女は反省しません。


 だから、次も同じことをします。


 このまま魔女を放っておくことはできないため、人々は頭をひねって考えました。


 どうしたら魔女が改心してくれるのだろう。


 とりあえず、思いついた事をかたっぱしからやってみます。


 けれど、魔女を叱っても効果はありませんでした。


 けれど、強い魔女がその魔女を負かしても効果はありませんでした。


 けれど、わるい事をがまんしたらごほうびをあげると言っても効果はありませんでした。


 みんな、みんな途方にくれてしまいます。


 でも、一つだけ効果がありました。


 それはわるい魔女を閉じ込める事。


 反省しないと出られない牢屋に閉じ込める事でした。


 魔女は牢屋からでるために、色々な事を考えます。


 あれこれためして、今まで考えなかったことをよく考えるようになりました。


 それで、どうしてこんな事をされるのか考えた末に、反省できるようになったのです。


 たくさんの時間があったため、今まで時間を使ってじっくり考え事をしたことがなかった魔女には、とても効果できだったのです。


 もうその魔女は、わるいことをしないでしょう。


 皆と一緒に過ごす中、魔法をよい事だけに使うようになりました。





 めでたしめでたし。




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