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サマー・エンドレス season1  作者: 横ヤシ
「K」討伐編
5/10

トウカ・モモノキ(中編)

8月54日 PM 1:27

俺らは、

目的地に着いた。


K「お、来たキタァw」

「そいつらを解放しろ」

K「うーん、なら条件を出そうか。」

「・・・何だ。」

K「こいつら渡すけど、お前、死んで?」

「?!」

皐月「死なせる訳ないだろ!」

K「ふ〜ん、じゃあこいつら死んでいいの?」

美蕾「くッ、」


なんて卑怯なやつなんだ。

でも、俺1人の死で

2人救えるのなら、


「・・・いいさ、死んでやるよ」

皐月「お前、!?」

狼七「主?!」

「じゃあまずそいつら渡してもらおうか。」

K「は〜い」

花蓮&美蕾「あッ、」


Kは、

2人を乱暴に

こちらへ投げた。


皐月「お前、」

K「あ、後ひとついい?」

「何だ、」

K「多神 狼七、いや、実験体1129、お前がそいつを殺せ」

狼七「?!」

狼七「嫌だ、」

K「ん〜聞こえないなぁ?」

狼七「嫌だ!主を殺すなんでできない!」

K「なら仕方ないか。」

K「んじゃ君死んでもらうね」

「・・ああ、」


Kは、

俺にエネルギー弾を放った。


「うっ、」


バタンッ

俺は、

倒れてしまった。


皐月「お前、!」

K「お〜ヤダ怖い怖いでも?あいつが自分で死ぬ選択選んだんだしw」

狼七「・・・お前、死んじまえよ、」

K「あ?」

狼七「私をこの世に産んでくれたことはありがたい、

でも、私の大切な人を殺したことは変わりない、」

狼七「だから、死ねよ」

K「へへッ、ならこいや!実験体1129!」

狼七「その名で呼ぶなぁあぁぁぁぁあ!!!」


「皐月」

皐月「ん?って、わっ?!」

「シー」

皐月「お前生きてたのかよ。」

「実はなあいつが話して浮かれている時に

偽物と入れ替わったんだ。」

皐月「なるほどな、」

皐月「Kってやつどうする、」

「一旦様子見だ。狼七が負けかけたら行くか。」

皐月「わかった。」


狼七「ヴァぁぁぁあ!!!」

K「弱いよ、弱いよw全然弱いw」

狼七「ヴルゥぅぅぅう!」

K「お前はただ怒りに任せて攻撃しているだけ、

だから今のお前は弱いw」


狼七視点

小さい時の私は弱かった。

私の親父(K)から逃げた時に、

1人泣きながら、体育座りしている、

花蓮に出会った。


狼七「おいお前、」

花蓮「ん?」

狼七「お前、名前は?」

花蓮「私は花蓮だよ!君は?」

狼七「私は、狼七だ。」

花蓮「じゃあ、狼七ちゃん!」

狼七「?!」

花蓮「嫌だった?」


私は初めて「友達」というのが出来た。

唯一かけがえのない、

花蓮という、友達が、


緊急:脱走者2人


K「今すぐ追いかけろ」

配下「ははッ!」


配下「あのちびっ子を捕まえろ〜!」

狼七「逃げるぞ!」

花蓮「・・・ねぇ、狼七ちゃん、」

狼七「何だ?」

花蓮「私たちこのまま捕まったら殺される?、」

狼七「たぶん、」

花蓮「なら、生き残ろう、ここの建物から、逃げよう。」


私たちが逃げようと動き出した時、

目の前に女が現れた。


狼七「お、お前、だ、誰だ、」

???「お前ら、大丈夫か、?」


女が近づいてこようとしてくる。


狼七「ち、近づくな!」


女は刀を出し、

こっちへ向けた。


???「おりゃ!」

配下「グハッ、」

狼七「え?」

???「ここから逃げよう。」


そういうと女は私たちを担ぎこの建物から出た。


私の憧れの女だった。

その憧れの女に似ている男がいた。

それが主だった。

最初は違うやつだと思ったが、

戦い方が、憧れの女の戦い方と一緒だった。

私は確信した。

こいつは、あの憧れの女の、、、

でも、私は、主を殺されて、

怒りしか感情に出なかった。


狼七「ヴルゥぅぅ、」

K「もう邪魔だから気絶してもらうね。」


ダッ、


狼七「あッ、」


私はKの攻撃を受け、

気絶してしまった。


???「狼七、起きな、」

狼七「し、師匠、なぜ?いるの?」

???「何言ってんだい。お前がこっち来たんだろ。」 


そうだ、私、気絶させられたんだ。


???「お前、怒りに任せすぎだよ。冷静を保ちな、」

狼七「でも、」

???「でもじゃない」

狼七「わかった。」

???「そろそろ私、行かなくちゃね、」

狼七「最後一つだけ聞かせて、」

???「何だい?」

狼七「名前、名前を教えてよ、師匠。」

???「樟木クスノキ 真苗マナエだよ。」

???「後、孫によろしくな!」

狼七「!」

狼七「うん!真苗さん!」


私は、気絶していたが夢から覚めた。


狼七「待てよ。K」

K「!」

狼七「やっと冷静になれた。」

狼七「今度こそやってやる。」

K「やってみな」


私は、ずっと使っていなかった。能力解放を、

なぜなら、肉体に影響を与えるから、

私は怖かった、

でも、今は違う。

主のため、マナエさんのため!


狼七「能力解放!」

K「何?!」

狼七「キラー・ドーピング」


キラー・ドーピング

一時的に、

自身の能力を2倍にする。

だが、

使う時間が長いと、

人体に悪影響を与える。


狼七「・・・死ね」


私は瞬時にKの後ろに立った。


K「なに?!」

ぐへっ、


私は、

Kをぶん殴った。


K「なかなかやるねw」

K「でも!」


私の目の前に突然Kが立った。

Kは私に殴りかかろうとしたが、

私はKの拳を受け止めた。


K「僕も少しだけ、本気でやるよ!」

狼七「くッ、」

K「おらぁおらぁ!」


Kは私を追い詰め、

自分の手を剣に変えて首元に置いた。


K「面白くないから、殺す!」


Kが私の首に剣を振りかけようとした時、


「させるかよ」

「させないよ」


Kの後ろから男と女の声がした。







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