ビヤク・ダメゼッタイ (茶番)
8月48日 AM 9:00
狼七「ぜぇ、ぜぇ、」
「大丈夫か?」
狼七が風邪を引いてしまった。
狼七「主、薬を持ってきてくれないか?」
「薬?」
狼七「ああ、そこのタンスの中にある、、」
ガラガラ、
タンスを開くとそこには
たくさんの薬があった。
何でこんなに、
「これ、か?」
俺は大量の薬の中から、
一つ取った。
「ほら、薬だ。」
狼七「ありがとう」
ゴクリッ
狼七が薬を飲んだと同時に、
花蓮がやって来た。
「お、どうした?」
花蓮「実は、!」
「え、?!あの中に媚薬が?!」
花蓮「はい、」
「ちなみに、どれだ?」
花蓮「えっと、」
花蓮は別の方を指さした。
花蓮が指を刺した先には、
俺が狼七に飲ませた薬があった。
「ま、まじかよ、」
花蓮「し、仕方ないですよ。私がここに間違って入れた訳でもありますし、」
すると、
狼七が起きて、
突然、俺の背中に移動し、
抱きついて来た。
狼七「主、頭撫でてくれ、」
「ヨシヨシ、」
狼七は嬉しくなり、
顔を赤くした。
そしてまた疲れたのか、
寝てしまった。
「そうだ花蓮聞きたいことがあるんだ。」
花蓮「何ですか?」
「何故あんなにたくさんの薬がある。」
花蓮「ああ、実はですね、元々狼七ちゃんは、戦闘狂だったんです。だからよく怪我したりしてて、それで回復薬を入れてたんです。」
「なるほどな、」
「そういやなんで媚薬が?」
花蓮「それは、言えないです、、」
「そうか」
花蓮「一つ言えることといえば、美蕾先輩に飲ませたかったですね。」
「お前、ヤバいな」
花蓮「(´ω`)」
花蓮と話していると、
狼七がまた起き上がった。
すると、狼七は俺にお願い事を言った。
狼七「主、お腹すいた。ご飯作って、」
「わかった。今から作る。」
俺は、
昼飯を作りに行った。
10分後、、
グゥゥゥ、
狼七「お腹すいたなぁ、」
「できたぞ」
狼七「わぁぁ!」
花蓮「美味しそうですね!」
俺はいつも食べてるオートミールは出さず、
台所にあった食材で、サラダ、スープを作った。
すると、
狼七がまたお願い事をした。
狼七「あ、主、あ、あーんしてくれ、」
そうだこいつは今媚薬状態だったんだ。
「し、仕方ない。」
俺はつい甘やかしてしまった。
ちなみに花蓮は横で笑っていたが、
目が笑っていなかった。
怖き、
8月48日 PM 6:00
狼七「主、膝枕してほしい、」
「?!」
「流石にダメだ。」
狼七「(´ω`)」
「・・・今回だけだ。」
俺は狼七に膝枕をした。
この後、狼七が起きた時に、メチャクチャ頭撫でた。