オワラナイ・ナツ(後半)
「K」=king(王)
アサシン=Assassin(A)
A&K=Assassin King
8月39日 AM 8:00
「起きてください。」
俺は、
後輩だからという理由で、
美蕾から、
雑用、世話係に任命された。
美蕾「後5分、、」
「・・・」
「さっさと起きろぉ!」
美蕾「ぎゃぁあぁ!マブしぃぃい!」
美蕾「もう後輩、突然起こすのはやめろってあれほど、、」
「☺️」
美蕾「す、すみません。」
「それでよし」
美蕾「今日の朝飯は?」
「いつも通り、りんごとオートミールだ。」
美蕾「はぁ、嫌だなほんと、」
「なら食うな。」
美蕾「はいはい。すみません。喰います喰います。」
美蕾「そう言えば、皐月はどこだ?」
「皐月ならもう飯食って一人で任務に行ったさ」
美蕾「へ〜」
皐月「ただいま」
「おかえり」
皐月「ちょっといいか?」
「なんだ?」
皐月「これを見てくれないか?」
皐月が手に持っていたのは、
まるで、某グロアニメのラ◯エルみたいな形で、
オレンジ色だった。
ステータス表示 (鑑定)
アサシン・ストーン(オレンジ)
アサシン・ストーンの10個中1個である。
「どうやらそれ、アサシンストーンっていうらしい」
皐月「何に使うか載っているか?」
「載ってない」
皐月「そうか、」
話していると、
緊急:至急第1支部へ応援に向かえ。
「何かあったのか」
皐月「実はな、もともと私達以外に後5人いたんだ。」
皐月「第一支部だから二人いる。」
「いくか」
皐月「ああ、」
美蕾「ああ」
10分後
8月39日 AM 8:30
第1支部へ到着した。
「なんだあのデカい奴、」
そこには、
他のアサシンとは違い。
ガタイのデカいアサシンが居た。
美蕾「あれは、ミュータントだ。」
「ミュータント?」
美蕾「ああ、普通のアサシンより厄介だ。」
「そう言えば二人いると言っていたが、居ないな、」
美蕾「あそこにいるぞ」
美蕾が指を刺した方向には、
狼の様なケモ耳が生えた女の子と、
眼鏡をかけた女の子がいた。
ステータス表示
多神 狼七
職業:キラー
体力:950
耐久性:680
移動速度:1000(max)
キラー、初めて聴いた職業だ。
もう一人も見て見よう
ステータス表示
神 花蓮
職業:ヒーラー
体力:450
耐久性:320
回復量:999
こっちもまた別で職業ヒーラー、
と考えているうちに狼野郎がこっちに来た。
狼七「お前、誰だ。」
「名乗るかよ。」
狼七「まあいい、私は、多神 狼七だ。」
狼七「お前新入りだよな、」
「それがどうした」
狼七「下っ端が出しゃ張るなよ。」
なんだあいつ
出会って間もないのに、
何が出しゃ張るなだ。
と思っていると、
花蓮「す、すみません」
花蓮「あの子昔からあんな感じで、」
「そうなのか、」
花蓮「あ、やばい!狼七ちゃ〜ん!」
まあいい、
「美蕾、」
美蕾「なんだ。」
「少し出しゃばっていいか?」
美蕾「好きにしろ」
俺は呼吸を整えた。
「紫刀・四斬り」
俺は、
目の前にいた複数体のミュータントを、
4当分に切り裂いた。
狼七「お前、中々強いんだな、」
「なんだ」
狼七「お前私と勝負しろ」
「お前が勝ったら?」
狼七「私の下に付け、」
「じゃあ俺が勝ったら、、
二度と偉そうな態度を取るな」
狼七「ほぅ、やってやろうではないか」
「美蕾、」
美蕾「審判をすればいいんだろ」
「ああ、」
美蕾「・・・スタート」
美蕾のスタートの合図と同時に狼七は消えた。
いや、消えたじゃない。
俺の周りをぐるぐると回っている。
3・・・2・・・1・・・0
予想通り、
俺は突撃してくる狼七を避け、
首元に少しだけ傷がつき血が垂れたが、
狼七の首に刀を突き立てた。
狼七「ツッ、」
美蕾「そこまで、勝者、新人お前だ。」
「はぁ、」
狼七「クソがッ」
狼七は負けた事に悔しがったのか、
泣きながら膝から崩れ落ちた。
俺は狼七の目の前に立ちいった。
「お前は確かに強い」
「だが、攻撃パターンが絞られやすい。」
「ほら立て」
俺は狼七に手を差し伸べた。
狼七「私はもうお前に偉そうな態度は取らない。」
「別にいいさ」
狼七「え?」
「あれはただ適当に言っただけだ。」
狼七「だが約束は約束だ。お前に偉そうな態度は取らない。主人。」
「主人はやめろ。」
狼七「なら主、」
「もういい、それでいい」
俺は少し違和感を感じた。
悪寒がする。
嫌な感じが、
?!
俺は気づいた。
あの建物はただの家なんかじゃない。
謎の基地、、
すると中から誰か出てきた。
???「やあやあ、よくやったねまさかあの数のミュータントを倒すとは、」
「お前は誰だ」
???「僕かい?僕は、うーん。「K」とでも名乗っておこうかな?」
?!
K、
確か、
某掲示板にいて、
写真を戻した奴だったな、
「お前は何をしている。」
K「僕かい?僕はこの世界を創って、アサシンを作っているのさ」
?!
アサシンを、作っている、、?!
まさかこいつが黒幕か?
俺の頭は混乱した。
するとKは俺に指を向けこう言った。
K「死ね」
すると突然、
他の所にいたアサシン達が俺に向かって、
一斉に襲いかかってきた。
狼七「主!危ない!」
「すぅ、、、」
皐月「私の刀を使え!」
俺は皐月の刀を手に取り、
俺は呼吸を瞬時に整えた。
「紫刀・霧雲」
俺も周りには霧ができ、
俺は、誰にも見えない速度で、
アサシンを斬って行った。
「ふぅ、」
狼七「主、、」
「なんだ」
狼七「お前!やっぱ強いな!」
狼七は、俺に
思いっきり、
抱きついてきた。
「抱きつくな、、」
狼七「いいだろ!」
花蓮「狼七ちゃ〜ん!」
狼七「どうした?花蓮」
花蓮「実はこれを見つけて、」
?!
花蓮が手に持っていたのは、
アサシン・ストーンだった。
しかも緑色。
「そう言えばKは、」
狼七「確かに消えたな、」
皐月&美蕾「おーい!」
「お前ら」
美蕾「花蓮、そのアサシン・ストーンどこで見つけた。」
花蓮「えっと、実はあの後狼七ちゃんを探しに建物に入ったの、
そしたら謎に発光する石?みたいなのがあったから
興味本位で持ってきたの、」
美蕾「花蓮、」
花蓮「は、はい!」
美蕾「ナイスだ」
花蓮「ありがとうございます?」
皐月「お前ら、任務完了の知らせが来た。
基地に帰るぞ。」
8月39日 AM 10:30
俺は何故Kという人物が、
アサシンを作っているのか、
そして、
Kが黒幕なのかを考えながら、
基地へ帰った。