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Hell or Heaven's country club  作者: Ken Ohnaka
6/6

序章.6 進化したアイアンとゴルフボール

ルーレットが止まったのは…???

2052年Calling me社の7Ironだった⤴


小崎洋司

「なんぞい…!?」


岡森亜矢子

「少し待って⤴私のインプラントブレインで、ゴルフ見聞録を調べて見るわ!」


中部金志郎

「どこぞで聞いたことあるだぎゃ〜!」


岡森亜矢子  

「Golf Ironの常識を覆したClubのようね⤴え〜と…超短尺の超デカヘッドですって!?」


大羽奈健

「ややこしいClubがお出ましですね…⤵」


小崎洋司

「そうでもありまへんで⤴なんせ2052年でっしゃろ⤴ティーショットのヒッコリードライバーとフェザーボールに比べると天国とちゃいます!?」


あ〜だ⤴こ〜だ⤴言っていると…地面から収納庫が現れて自動扉がオープンする。


大羽奈健・小崎洋司・中部金志郎・岡森亜矢子

「うそぉ〜ん〜!?」


その⤴2052年Calling me社の7Ironは…!

なんと20inch(50cm)の極太プラチナカーボンシャフトが眩しく輝き⤴ヘッドに至っては…なんと直径18cmの透明強化ガラス球体だったのである!?そして!その横に同じく透明強化ガラスゴルフボールが……!?


小崎洋司

「なんぞい…!?」


大羽奈健

「んんんんん???グリップにプッシュボタンが、2つありますけど!?ちょっと押してみます!」


すると……………!?


直径18cmの透明強化ガラス球体ヘッドに文字が浮かび上がるのであった。


小崎洋司

「なんぞい…!?」


その文字とは…!?


Calling meは⤴あなたの顔を認識しました。


大羽奈健

「凄⤴僕の顔がヘッドに映りましたよ!?ちょっと試打してみましょうか?」


大羽奈健が⤴もう一つのデモンストレーションボタンをプッシュする。


Calling me社の7Iron

「大羽奈健様ですね!それでは⤴デモンストレーションプレイをお楽しみにください。では⤴最も嫌いな人を思い出してくださいますか?」


大羽奈健は⤴小学生時代に恋のライバルだった、神奈月尊を思い出して見た⤴すると…??透明強化ガラスゴルフボールに神奈月尊が浮かび上がってきたのである。


大羽奈健

「神奈月や!僕と芝子ちゃんの恋を邪魔しよった奴や!思い出しただけで腹立つ!!!」


Calling me社の7Iron

「大羽奈健様!その腹立つ思いを⤴思い切り愛のラブボールにぶつけてくださいね!」


小崎洋司

「そう言えば⤴俺の曾々祖父のゴルフメモに書いてあったで!確か…ゴルフボールを一番嫌いな奴やと思って打て!と⤴」


大羽奈健

「そゆことですか⤴!!!!」


中部金志郎

「どうなんのだぎゃ〜!?」


大羽奈健は…恐る恐る!?

2052年Calling me社7Iron20inch(50cm)の極太プラチナカーボンシャフトを手にしてアドレスすると⤴神奈月尊の顔になった透明強化ガラスゴルフボールに向かって打ち込んだのであった!


大羽奈健

「神奈月!!お前なんか大嫌いやぁ〜!!」


スイートスポットでジャストヒットを確信した大羽奈健であった!


神奈月尊ボールは低い弾道で飛び出すと⤴空中にスモーク文字が現れたのであった。


俺も!お前が!大嫌いや!!!

でも!ほんまは!大好きやってん!!


大羽奈健

「神奈月………!」


神奈月ボールは⤴ピンに向かって真っ直ぐ飛んで行き⤴そのままカップインしたのであった!

すると…カップインした神奈月ボールから⤴シルエットが現れたのであった!その姿は!?


神奈月尊だったのである。


神奈月尊

「大羽奈君!僕はもうすでに…この世から消えてしまいました…⤵ゴルフしていたときに…右隣ホールから飛んできたOBボールが股間に直撃して左隣ホールから飛んできたOBボールが…こめかみに直撃して即死でした…!消え行く意識の中で浮かんだのが大羽奈君だったよ!本当にありがとうm(_ _)m僕の永遠のライバル…!!」


その光景を見ていた大羽奈健は…フェアウェイに泣き崩れたのであった。そして他の3人も…流れ落ちる涙で…大羽奈健を見つめていたのであった!


To be continue.

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