表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Hell or Heaven's country club  作者: Ken Ohnaka
5/6

序章.5 マイドライバーの秘密

どうにかティーショットを打ち終えた4人は、

フェアウェイを歩きながら⤴本来使っているエースドライバーの話をするのであった。


小崎洋司

「皆さんのドライバーなんぞい?」


大羽奈健

「僕はですねぇ〜!ツィスト&シァウト社のスーパーチタン9度で580ccあります!シャフトはトンビ社のトルネードカーボンのXXで手元調子です!」


中部金志郎

「どえらゃ〜ブツですな!?」


大羽奈健

「何をおっしゃいますか?中部さんのも⤴最新だったでしょう!」


中部金志郎

「そうでおま!あのウェポン社に別注してまんにゃわ!ビッグウェポンのフューチャーチタンドライバー600ccの9.5度⤴シャフトはミラクルフュージョンカーボンのXで中調子だぎゃ〜!」


岡森亜矢子

「飛距離をお金で買ったのですね…⤵」


小崎洋司

「お嬢のドライバーも⤴そうちゃうの!?」


岡森亜矢子

「まぁ〜似たような!グレートポテンシャル社のローリングサンダーチタン560cc⤴10.5度で、クレイジーラブ社のホットキスカーボン先調子ですわよ!」


小崎洋司

「なんぞい…そりゃ!?」


大羽奈健

「小崎さんのドライバーどんなんですか?」


小崎洋司

「よう聞いてな⤴1回しか言わへんから…!新潟県燕市の地クラブで⤴鍛造ドライバーですねん!」


大羽奈健・岡森亜矢子・中部金志郎

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…!?」


小崎洋司

「スーパーハイテンチタン素材を叩いて⤴熱して⤴熱して⤴叩いて⤴3ヶ月繰り返しますねん!昔ながらの刀職人が⤴熱して⤴叩いて⤴ますねん!」


大羽奈健・岡森亜矢子・中部金志郎

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…!?」


小崎洋司

「そっからが⤴またどえらい手間かかりますわ…!今度は成型せなあかんねん!トントン⤴コツコツ!トントン⤴コツコツ!3ヶ月繰り返しますねん!こっからが⤴またまた手間と暇かかりますねん…!年季の入った磨き職人がシコシコ⤴ピカピカ!シコシコ⤴ピカピカ!3ヶ月繰り返しますねん!」


大羽奈健・岡森亜矢子・中部金志郎

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…!?」


小崎洋司

「9ヶ月かかって⤴やっとこさドライバーのヘッド完成しまんねん!次はシャフトですわ!鉱山いって⤴発破さしますねん!ドカーンって!炭坑夫雇って⤴掘りたてホヤホヤの鉄調達しまんねん!知り合いの製鉄所行って溶かして貰いますやろ!ほんで不純物取り除いて純度100%の鉄ちゃんこさえて貰います⤴」


大羽奈健・岡森亜矢子・中部金志郎

「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…!?」


小崎洋司

「ほんで⤴純度100%の鉄ちゃん持って!また新潟県燕市行きますねん!またまた熱して⤴叩いて!熱して⤴叩いて!3ヶ月繰り返しますねん!ほな⤴純度100%の鉄ちゃんがやで⤴驚きのシャフトになりますねん!」


大羽奈健・岡森亜矢子・中部金志郎

「どうなるんですか…?????」


小崎洋司

「へへへ…⤴教えましょか!そら⤴しなやかで!しなやかで!カーボンなんて!あっち向いてホイですわ!その⤴純度100%鉄ちゃんシャフトをこう呼んでますわ!」


大羽奈健・岡森亜矢子・中部金志郎

「なんて呼んでいるのですか????」


小崎洋司

「内緒にしといてな!誰にも言わんとってな!」


大羽奈健・岡森亜矢子・中部金志郎

「もちろんですとも⤴」


小崎洋司

「鉄の棒!こてっちゃん⤴ですぅ〜!」


大羽奈健

「グフ…⤴」


中部金志郎

「ブフ…⤴」


岡森亜矢子

「ヒヒ…⤴」


小崎洋司

「なんぞい…!?」


大羽奈健

「いやぁ〜!素晴らしい⤴実に!素晴らしい!拝見したいです!」


小崎洋司

「そうでっか!ほな今度のラウンド⤴ドライバーだけでも⤴マイクラブ持参しましょか!」


中部金志郎

「いいだぎゃ〜⤴持ってくるだぎゃ〜!」


岡森亜矢子

「よろしいですことよ⤴」


こうして4人は⤴

それぞれのセカンド地点に着いたのである!


そして…再びタイムスリップルーレットで⤵アイアンクラブチョイスが始まった!


タイムスリップルーレットが回転する!


小崎洋司

「Stop!!!!」


食い入るように画面を見つめる4人組!表示されたアイアンセッティングは!?


一体どうなってしまうのか????


To be continue.


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ