表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Hell or Heaven's country club  作者: Ken Ohnaka
4/6

序章4. ヒッコリードライバー&フェザーボール

インパクトの…パッコォーンは弱々しく⤵まるで正月風景の羽子板で羽根を弾くような音だった⤵


打ち出したフェザーボールは⤵空中を彷徨うヒヨドリのようにフワリと浮き上がり⤵前方約123yard地点に着弾したのである…!


小崎洋司

「なんぞい…!?」


中部金志郎

「どえりぁ〜もんだがや…」


大羽奈健

「仕方ないですな⤵これもゴルフの醍醐味や思わないと…」


大羽奈健は…ティーアップするとバレリーナのように左回転をし始めるのであった⤴


岡森亜矢子

「変わった…ルーティンですこと⤴」


大羽奈健

「これでドライバーショットしよと思ってます!」


一同

「えええええええぇぇぇぇぇぇ…!?」


大羽奈健は⤴右足のトゥでクルクル回り出すこと18回転目にアンダーな軌道から、パーフェクトなインパクトを迎えたのであった⤴


そして…再び衝撃的なインパクト音が⤵


ペッコォ〜ン………⤵


低く飛び出したフェザーボールは⤵左右に揺れながらも⤴100yard地点から…垂直に舞い上がり⤴アゲンスト風速28mの風に乗って…ティーグランドに戻ってきた⤵着弾寸前に風向きが変わり…フォロー風速28mに乗ってフェザーボールは⤴白頭鷲のように⤴まっしぐらにグリーンに向かい369yardの花道に着弾したのである!


小崎洋司

「なんぞい…!?」


岡森亜矢子

「神風のみぞ知るってことね⤴」


中部金志郎

「びっくりゃ⤴こいただぎゃ〜!」


岡森亜矢子

「では…私打ちますわ⤴」


真っ白なスイス綿のロングワンピースを翻して⤴ティーアップすると岡森亜矢子は…!?ティーグランド後方の約50m地点から鬼の形相で走り出したのであった⤴その勢いでヒッコリードライバーをぶん回したのであった!?


そして…再び衝撃的なインパクト音が⤵


ペチィ~ン……⤵


激しく⤵右に飛び出したスライスは…!?上空を飛んでいたトンビが咥えて行ったのである⤴


岡森亜矢子

「あら…!?トンビさん⤴何処へ?」


トンビは⤴これまたグリーン方向に向かい⤴289yard地点に降り立ったのである⤴そして…自らの卵と勘違いして温め始めたのである!?


小崎洋司

「なんぞい…!?」


大羽奈健

「ゴルフは地球と共存共栄するもんですな⤴」


中部金志郎

「あてもご利益がありますように!」


中部金志郎が隠し持っていた高さ69cmのティーに⤴フェザーボールを乗せる。


小崎洋司

「なんぞい…!?」


中部金志郎

「超ロングティーもあるでょ!⤴」


中部金志郎は左利きである⤴往年の王貞治のように一本足打法で⤴ほぼ…ど真ん中にあるフェザーボールに向かってインパクトしたのであった⤴


そして…またもや衝撃的なインパクト音が⤵


ぺチョ〜ン……⤵


中部金志郎は…インパクトの瞬間に手からヒッコリードライバーが⤵すっぽ抜けていたのであった!?


中部金志郎

「すっぽ抜けもあるでょ…⤵」


ヒッコリードライバーは…弧を描き回転しながら69yard地点にグリップから突き刺さるのであった!?


小崎洋司

「なんぞい…!?」


大羽奈健

「おや…!?ヒッコリードライバーのヘッドに⤴なにやらフェザーボールがめり込んでませんか⤵!?」


岡森亜矢子

「中部のみぞ知るってことね⤴」


中部金志郎

「秘打⤴めり込みボールだぎぁ〜⤴」


こうして⤵どうにかスタートホールのティーショットを打った4人ではあるが…⤵


いったい⤵

どうなってしまうのか!?


To be continue

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ