5:天才は、弱点ないんじゃね?
高倉優李の登場により、クラスはざわつく。
彼女は、1年の中では有名人で時期生徒会候補、美人でカリスマ性を持ってるからである。
周りの反応は、
「付き合いてぇ〜」
「結婚したら、いい嫁さんになりそうだよなぁ」
「ってか、逆に彼氏がいないと思うのがありえないだろ」
「身分というものはないのに違いを感じるよ」
と、クラスの一部の男達は口走る。
そんな中、友矢達は気にすることなく昼食をともにしていた。
だが、春は やっと見つけた学年1位 高倉優李の話題がでないわけがない。
春「ねぇ、葵、私 あの人に勝てるかなぁ…」
葵「同じ人間だから、いけるよ! ね、友矢くん」
言葉が詰まると葵はいつも、言葉に変な間が空く癖があり、春も当然見抜いてる。
(葵、ごめん)
そして、おどおどと
友矢「お、おれ? 春ちゃんは強いから大丈夫だよ 守ってくれるし!」
春「なんか、質問と違うけど、まあありがとう。
でも、あんたは強くなりなさいよ!」
その後ろほうから、優李が近づいてきた。
友矢をそれを察知して、トイレとその場から逃げたのであった。
優李「こんにちは、なんか私の名前が出た気がして つい」
葵「あ、こんにちは、すいません高倉さんが学年1位という話題 を3人で話てて…」
春「影口とか、思ったら、ごめんなさい。」
優李「そんな、影口なんて思ってないわ!春さんも2位じゃないですか!こちらこそ、失礼 あと、優李でいいわよ」
葵「私は、佐川葵です」
春「優李さん、私が2位って知ってたの!?」
優李「よろしくね、葵ちゃん! 当然よ!ライバルだと思ってたのだから」
その最後の優李の言葉により春はまた救われ、
友矢が座ってた席に優李が座り、会話が続き3人は友達になった。
優李が急にわざとらしく口を開いた。
「そういえば、この席に座ってた男の子は?」
春と葵に質問したはずなのに、後ろから返ってきた。山田という男で、よく友矢をいじめてるやつの一人でチャラいし喧嘩とかもそこそこできるみたいだ
「ゆ〜りちゃん、そんなのさ〜 気にしてないにきまってるじゃん 彼女達、あいつがかわいそうだと思って一緒にいるんだよ〜」
優李「なぜ、かわいそうなのですか?」
山田「そんなの、いじめられてるし友達いないしさ〜」
優李「確かにかわいそうですね、それであなたは、彼女達といる彼に嫉妬しているのですね
まあ、ならあなたもかわいそうになってみれば?」
山田「優李ちゃん、結構 気が強いんだねぇ
ますます、魅力的だよ 彼女にしたいくらいだよ」
危険を察知した春が横から
「もしかして、女に手を出すき?」
葵も横から
「友矢くんいじめてるのは、あなたですしかわいそうだからとか勝手に理由をつけないでくれますか?」
山田「なに、あいつの味方すんの? おまえら、
おれの彼女になるならいまなら、許すけど?」
なんという、最低な男で やられそうな発言
当然3人は、お断りにきまっている。
その瞬間、男は、葵の顔を叩こうした
「ぎゃあーー」
だが、男は、叩こうとしたが 急に悲鳴をあげ、倒れて気絶した。
倒した人間は、当然優李である
何をしたかというと、叩こうとした山田の右手の脈に拳をいれ 血の流れを乱すことにより気絶させたのだ。
「「・・・」」
優李「ちょっと、護身術程度の武術をしててね、死んでませんよ」
葵と春は、横で思った
この人、戦隊もの女レンジャーじゃないかと
クラスのみんかも最初は、驚いたが 後に拍手がされた。みんなも山田のことが嫌っていたためである。よって、このクラスでも優李は人気者になった。(春も葵も十分に人気者である)
葵が話題をもどそうと
友矢が昨日、自分達を助けたことを話題にする。
優李「そんなことあったんだ、すごい勇気のある子なんだね!もしかして、二人とも惚れちゃった?」
優李は、ニヤニヤしながら質問する
春の心の中は 優李さんのキャラが読めない と埋まってた
葵も 春と同じことを思っていた
結果、2人は心の中で優李は不思議ちゃんと決めてしまった。
そして、質問に答える
春「あんな、中の下みたいな顔に惚れるなんてありえないですよ」
葵「もう、友達の関係ですよ」
と、優李は2人の目線や動揺があるか確認して
(おもしろくな〜い)と思うのだった
つまり本音だった。
春「それにしても、友矢のやつ遅いね!」
葵「確かに大丈夫かな?」
春「【大】か!?」
葵「春、食事中!!」
春「ごめんなさい」
そんな、会話を横で見てた優李はふふっと笑い
友矢くんをまた教えて とそろそろ時間がと2つ言い残し、自分のクラスへ帰っていった。
それと同時に、友矢がもどってきた。
「おまたせ」
春がなんで長いの?って質問しようとしたとき
「ぬ、うぐ…」
葵は、春の足を踏み黙らせる
葵「そ、そういえば 、うちのお父さんが友矢くんに会いたいって言ってたよ!」
春「葵の家、道場やってるもんね、武術を教えたい見たいだったね」
友矢「おれ、弱いよ?」
葵「だからだよ! 私も、いじめられてる友矢くんに強くなってもらうために!」
春「そーだよ、まあ1回だけでもいってみようよ 私も一緒にやるからさ!」
葵「じゃあ、学校帰りにうちに行こう!」
こうして学校帰りに葵の道場に寄り道をすることになった。
相変わらずの変な構成っす
ついに葵の 上の氏名を決定しました!
佐川 (さがわ)です