4:演技は、日頃からですよ?
友矢が家に帰宅
友矢「ただいま〜」
???「おかえり〜!って、 その顔で帰るなんて珍しいね!マスクは?」
「まあ、いろいろと事情が…」
「はぁ、服装がボロボロの割には身体が綺麗ってのが相変わらずだよ。ほんと変な義弟だよ」
「優李 ! 学校では言うなよ それ!」
「ごめんごめん、ともくん♪笑」
彼女は、高倉優李
友矢と同じ学校に通い 同じ学年別クラスである。
また、その学校の学年1位で唯一 友矢の正体を知る数少ない人間。
親は、仕事でほぼいないため
実質 友矢と2人暮らし
小学校時代に、ある事柄がきっかけで友矢が義弟になった。
友矢が事情説明をおわり
優李「っで、どっちの女の子が本命なの?」
友矢「え?質問そこ?」
優李「逆に怪我の心配とかしてほしかったの?
ともくんにおいて、ありえないでしょ?」
友矢「・・・」
優李「それに、いつもいじめられている振りを
しているし〜」
友矢「言い返す言葉もないけど、葵ちゃんや
春ちゃんには何もおもってないよ」
優李「まあ、明日 様子を見に行ってあげる」
友矢「くるのは、いいけど、おれのこと知らない
振りしてね」
優李「ふふっ、相変わらずね 見るだけだから」
友矢「目立ちたくないからね」
優李「今朝、鏡の前ですごい髪型作ってた人が
よく言うね」
友矢「春ちゃんがそうしろって・・・」
優李「ほほう、春ちゃんが本命か〜?」
友矢「めんどくせ!!!!! もう、寝る
おやすみ!」
優李「冗談よ、おやすみ」
次の日の朝、
あるニュースで昨日のことが報道された。
(昨日の夜中に、頭蓋骨、両腕が骨折の重傷者2名が発見されました。命に別状はなしです。二人とも事故の証言しているようです)
優李「ともくん、やりすぎでしょ・・・」
友矢「事故っていってるよ」
優李「骨折の仕方が 私と ともくんしか無理だよ」
友矢「まあまあ、それは置いといて 仮面
しらない?」
優李「いつも、ここにあるでしょ!ほら!」
友矢「ありがと! じゃあ、いつも通り学校いきま
しょうか」
彼らのいつも通りの仕方
この義姉弟は、周りに高校生二人で生活してると思われるのが嫌なため
マンションからでるときも、時間を10分程いつもずらしている
通学路も、一緒にならないようにし他人を演じているのだ。
学校の昼のお弁当の時間
昨日のこともあり、春、葵、友矢の3人でご飯を食べていた。
葵「友矢くん、昨日ありがとね!でも、無理しな
いでね!」
春「あんたも、やる時はやるんだね弱いけど
だから、今度は私達があなたをいじめから
守ってあげるわ!!」
友矢「あ、ありがとう。」
(優李の奴がこれをみたらどう思う事やら)
トントン
その瞬間、クラスの扉にノックが
「すいませーん、隣のクラスの高倉優李です!
担任から、プリントを持ってきてと言われ
持ってきました〜」
(あいつーーー!!!)
変な構成ですが
ちょっとずつ更新していきます。