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理解不能の、弱い蒼  作者: 倉木 碧
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61 《水の魂を共に抱き》(5)

「あのさ、じゃ、練習前はどうかな?と思って。どう?練習前なら、僕とのデートのチャンスある?」

 ライさんの声を電話越しに聞くなんて…初めてだ。なんか不思議な感覚。ちょっとぼーっと聞いてしまった。

「夏美??、僕の声、聞こえてる?」

「あ…ごめんなさい。ぼーっとしていました。えーと、えーと、練習に行く前は、予定は入れたくなくて…家にいたいんです。最近は忙しくて…やりっぱなしのことが多かったので。その日、出かける前には…色々とのんびり片付けものをしたくて」

「夏美、もしかして、僕を避けてたりする?」

「いえ、避けてませんって。ごめんなさい、本当ですよ。私だってホイホイ遊びに出かけたいんですよ?

 でもね、今ちょっと反省中だし。最近、夢見が悪かったりして、体調不良ぎりぎりなんです」

 ほんとにヨレヨレで帰宅して、ベッドに直行する日が多かった。片付けをサボって部屋の中が散乱している、なんて生々し過ぎて言えない(笑)。

 シフトの関係で早帰りできた日は嬉しくなって、パスタを作ったばかりか、その合間に出来ると思い、片付けをし始めた。まずいことに、片付けものを始めて、途中で懐かしい本や漫画を見つけて読み出すと止まらなかった。だから、結局のところ時間切れになって、ごちゃごちゃしたものと半分くらい整理したものと足し合わせて押入れに突っ込んでしまったりした挙句、次の日に持っていくはずのファイルが見つからなくなって、突っ込んでしまったものをまた引きずり出してしまったりしたのだ。そういう自分にいらいらしていた。

 それに…!今、頭の中がごちゃごちゃで真面目に考えを整理しようとしてたのに!


 ライさんにはわからないかもしれない、私のご先祖さまのミッションがあって…。そこまでライさんに説明していいのかどうなのかも今、判断つかないんですけど…。余計な心配とか迷惑とか、かけたくないな…。


 ぼーっとしたまま聞いていたら、ライさんの声が続いていた。

「そうかー。体調を崩しかけてるのかー。心配だなぁ。なんか今日の出勤の時に、真凛が夏美を見かけて車越しに手を振ったけど、気が付かないし、機嫌が悪そうにしてたって言ってたけど、本当に大丈夫?どこかで夏美をヘルプしてあげたいけど、なんかない?」

「え?真凛さんが?あれー、気づかなかった。よく会うみたいなんですけど」

「うん、真凛は夏美を良くみかけるっていうからいつも話を聞かせてもらうし。真凛に『なにかあったら、夏美をよろしく』って言ってあるんだ」

 少し、カチンときた。

「はい?何で?」

「え?あ~夏美のことが心配だから。…夏美は運転が下手だと自分でも言っていたからさ、事故を起こしたり、巻き込まれたりしたら、とかボーイフレンドとしては心配でしょう、だから」

「ていうか、真凛さんにそんなの頼むなんて、申し訳なくないですか?その分、真凛さんにお手当てを会社から特別に上げるんですか?」

 つい、声が尖っていきそうになる。こんな言い方をしたくないのに、お金のことまで…。

「…うん、そうだね。僕のお給料を削ってそうするよ。『真凛に申し訳ない』と言うのなら、他の人を差し向けるし」

「どうして…?」

「君が大事だから。僕は君を守りたいだけなんだよ。宝珠のことだけじゃないんだよ。

 真凛は…僕が夏美の心配をしてることを知っているから…。

 本当は僕が毎日夏美を迎えにいって、毎日きちんと送ってあげたいんだけど。だけど僕には、そこまでの自由がないんだ」

「わかります。お気持ちだけで十分です。ライさんは、本当はとても忙しいんでしょう?」

「まぁ、そうだけど。でもさ、本当は、一度そういうのをしてみたいな。誰かに仕事を押し付けて、今度やってみるかな」

「もう、ライさんが正式に動くと高級車が玄関のドアの前に来てしまいそうで。家族もびっくりするから、来ちゃダメですからね」

 なるべく柔らかな感じで柔らかな表現をしたつもり…。

「ちぇっ。そういう時は、ちゃんと普通の車で行くよ」


 来なくていいですって言いそうになり、さすがに言葉を飲み込んだ。なんで私は、こうなんだろう。どうしてたまに、ライさんにカチンときてしまうんだろう?

 たぶん徹底的にエスコートするのが、ライさんの国の文化なのかもしれないのだ、オブラートに包めばいいよね?

「心配かけてごめんなさい。最近、車の運転が好きなんです」

 嘘だけど…。

 ライさん、ごめんなさい。ケンカを避けるためには、嘘をつくしかないみたいになってきた。

「うん、そうだね。気をつけてね。…ねぇ、それよりもどんな夢を見てたの?教えてよ。

 それを聞かせてくれたら、大人しく引き下がって寝るから」

「もう夜も遅いから、短いバージョンでいいですか?」

「夏美は、ほんとに冷たいな、でも仕方ない、夏美が寝不足だともっと心配だから。さ、夢のお話をどうぞ。おとなしく聞いて、終わりと言われたら、僕はちゃんと電話を切るから。…夏美がすごい迷惑そうにしてるし」

「今、誰も見ていないので、本日の恋人の演技はお休みです。またのご利用をお待ちしております」

「…うん」

 ライさんは、ようやく少し笑った。せっかく『共闘』するという約束をしたと言うのに、どうして私は、なんだか偉そうな言い方をしてしまうのだろう?ついつい逆らいたくなるというか…。

 そして、なんだか顔が赤くなっていた。エアコン、ちゃんとついてるのに。

 でも、たぶんそうね、私は疲れていて余裕がないのかも。ごめんなさい、ライさん。

 それに…。どうしてこうも考えをまとめたい日に、急に電話してきてくれるのかなぁ…。

 と思いながら、焦って切口上気味に話を始める。


「ええとね、とにかくあいづちはいらないから、黙って聞いてくださいね。

 以前に言ったと思うけど、私は夢の中で勇者みたいって言ってたでしょう?それで。お姫様を助けにいく夢を久しぶりに見て、…。

 《おおっ!私はやっぱり勇者だったんだ》と思ったんですけど。

 結局は私、その勇者を外から眺めていたんです。それでようやく気がついたの。

 私は、勇者じゃなかったんだって。

 今までそうやって誤解してたのかもしれない。すごく悲しかったな、ずっと思い込んでいたのに、ってがっかりしたんですけど。

 どうやら勇者にも、気づいてもらえてなくて。なんか…蠅みたいな存在で」

「蠅?あの、飛んでる虫の蠅?」

「そう」

「そうか。夏美だったら、蝶が似合うのに。ねぇ、蝶だったのかもよ?それだといいな」

 と、ライさんがのんびりとした口調で言う。それでまた、カチンときてしまう。

 私だって、蝿よりは蝶が良いと思うわよ、綺麗だし。

 でもね、勝手に蝶が良いとか言っても、変わるわけではないし、私が勝手に話を作ってるわけじゃないんです。見た通りを話してるんですけど。

 そこを突っ込んで聞いてこなくても、私だって蝿になりたかったわけではないんだから。

 ちょうちょみたいにきれいになりたいと思っても、なれない人がいるんですってば。


「残念でした〜。正直に見た通りをお伝えしているの。その方が噓をつくより良いでしょう?

 ひらひらと飛んでいたわけじゃないし。絶対にちょうちょじゃないんです。

 夢の中で、自分でしっかり蠅なんだろうなって思ったの。

 では、とにかく、そういう感じで、すごくがっかりして終わりました、とさ。では、おやすみなさ~い」

 電話を切ろうとしたのに、ライさんの慌てた声が聞こえてくる。

「ちょっと、ちょっと待って。いっこだけ聞かせて。 他に登場人物は?君は…勇者になって、お姫様を助けに行ってたんだよね?それで、お姫様にはちゃんと会えたの?」

「他には誰もいなくて、お姫様には会えたんだけど、まったく会話にならなかったんです。言葉が届かないし、通じないんですもん。おとぎ話だったら、語学力はチート補正されるはずなのにね」

「そうかー。それは残念だよね。夢に突入して会話を成立させたかったら、まず現地の語学学校に通わなくてはいけないのかもね」

 受けを狙って言ってるんだろうか?、かすかに笑ったけど、無慈悲にスルーしてしまった(笑)。

「そんな元気も根性もないけどなー。語学は苦手だもん。では!おやすみなさい」

「うん、…あ、ごめん、もう一つだけ。君の中の宝珠さんのせいで怖い夢を見ているわけではないんだよね?」

「はい、大丈夫です。たぶん宝珠さんのせいとかじゃないと思うんです」

「そうか〜。それなら良かった。お休み、今夜こそいい夢を見てね」


 電話を切る間際の声は、深みのある、とても優しい声だった。つんけんした声の私に怒ることもしないで、私が宝珠さんの悪い影響を受けていないか確認してほっとしたようだった。外国の紳士の人ってどこまでもエスコート癖があるのだろうか?

 ライさん、優し過ぎだよ…。優しい声をついつい何度も頭の中でリフレインさせたくなる。

 もう少し話したそうなライさんを邪険にして切口上気味に早口で電話を切りあげたのは、気が咎めるけど。

 でもね、私も忙しいんです。考えなくてはならないことが山積みのようになってきたから余裕がないんです!それに…。

 だって、なんか理由は良く分からないが、なんだかカチンと来た。

 そうよ、えーと、なんかライさんってお節介っぽいよ。うちの親よりも干渉してくる感じだよ?

 最近では、私だって、だいぶ運転に慣れてきたんだから!かろうじて事故も起こさずに生きてるし。

 まぁ、真凛さんも以前言ってたんだけどね。どうやら本当に良く真凛さんと、出勤時や退勤時に遭遇するらしい。

 最近は、ダンスの練習のある日は結局のところついでと言いながら、朝から迎えに来てくれたりするし、

「いっそ毎日一緒に通う?この間、とても危なっかしいところに遭遇したよ?」

 とまで言われていたけれど。真凛さんに言われるくらいなら全然腹が立たないのに、ライさんだと、なんかカチンときてしまうのは何故なんだろう…。


 大事だとか、守りたいとか言われて、嬉しくないわけではないけれど。

 先回りをして後ろから大きなマントで包もうとしてくるみたいな感じが、少し鬱陶しい気持ちがするのだ、正直。暑い夏に、そんなことをしに来たら、ホンモノのお姫様だって蹴り飛ばしそうになるよね?


 優しいし、面白いことも言ってくれる紳士のライさんに、本当にそのまま包まれて何も考えずに寄りかかりたくなってしまったら…たぶんそれは楽チンだと思うんだけど。でも、それではいつもの、もともとの私ではなくなってしまいそうな気がする。

 エスコートしたくて、まるで私を大切なお姫様みたいに接してくれているのかなと思おうとしても、逆に、私はお姫様みたいになりたくないって言っているのになぁと…思ってしまう。


 私は頑固に言い募りそうなキャラで、ライさんは私から何回『お姫様扱いはイヤ』て聞いても、ついエスコートだと言って自分を貫いてそう振る舞いそうだし、やっぱり相性悪いのかなぁ。頑固な2人で、今に大げんかしそうな予感。


 ライさんは、最初から私を見てくれていて、感謝はしてる。でも、どうしてそこまで心配するの…?何か本当はやはり、龍になりそうな確率がアップしているのを隠して黙っているんだろうか?


 ま、いいや。とりあえず、せっかくさっさと電話を切ったので、…。あ、やっぱりちょっとつんけんし過ぎたかも〜…。

 可愛げのない子だなぁと思われたくもない、みたいな気持ちも少しはある、矛盾した私。アホだ。


 ううん、もういいや、ダンスの練習の時に、目一杯愛想良くしよう!ラブラブな彼女を演じて、皆さまを安心させてあげよう!

 …はぁ~、疲れた。いったん頭を真っ白にして考えよう。ベッドの上でメモ帳を広げた。


 とりあえず、ライさんからもらえる情報は後回しにしておこう。今度会った時に2人で話し合って、別ページに書いて検証すればいいのだ。

 今は、私側の情報だけを整理することにしよう。わかりやすいところから。


 [松本夏美は、巫女をやっていた多津子さんの孫]、これは確定。


 [松本夏美は、今良くわからない状態だけど、子供の頃から、身体の中に宝珠を持っているようだ]、これは、たぶんそうかな程度。

 ライさんの持っている美津姫さまの宝珠と反応していること、自分でも反応がわかってきたし、ライさんの説明していた(普通の人なら良くわからないはずの)青龍王のお札を実際に感じることができたんだから、かなりの確率で合っているはず。


 [美津姫さまは、宝珠を安全に取り出す前に死んで、その宝珠は現在のところ、そのまま美津姫さまに託されたと言っていて、かつ青龍王のお札を持っているライさんが所持している]、これは、前半は良くわからないけど、後半は事実。


 [松本夏美は、奈良のお婆さまから、一族の伝説を手短かに聞いた]、これは事実。

 たぶん、ここからきちんと整理しなくてはならないと思う。

 [宝は元々は3つあり、支え合っていた]、聞いただけの話。

 [まず(つるぎ)(劔と書くそうだ)は、返してしまって、既に無い]、聞いただけの話。

 [全ての宝をお返してしまって、赦された場所に逃げて滅びを迎える一族]、聞いただけの話。


 ここから考えると、やらなければならないことは、【剣以外の2つの宝を返す】ことで、そのやり方としては、分をわきまえて無用のことをしない、ということだから、なるべく穏当な方法でやらなければいけないということだ。

 あとの2つの宝は…あれ?どうしよう、ちゃんと聞いてない話だ。不確実な話。


 候補としては、まず、水晶玉かな?

 [水晶玉は、奈良のご本家にかつてあったが、現在は無い]、とりあえず、事実らしい。

 貴重なもので、たぶん多津子さんの形見の品ではないかと言われている。でも、箱ごと自然消滅みたいになっていて、一番年上の大伯父さまがとぼけていたということは。

 [水晶玉が2つ目の宝と仮定すれば、その2つ目の宝も返し終わっている]、そう仮定してもいいのじゃないかな?


 もしそうならば、【あと一つの宝を返せば良い】ことになる(ただし、途中に仮定があるから不確か)。

 では、最後に当たるはずの、3つ目の宝は?

 もしかして、宝珠?それで合ってる?

 ライさんの持っている宝珠は、白蛇竜の宝珠という名前のついたものらしいし、確かに不思議な力を持っているのは、経験済みだ。少し前に書いた通り、現実に存在していて、ライさんが持っている。

 この推論が確かならば、簡単だ。


『君が正当な権利者ならば、返すよ』とライさんが以前、言ってくれていたはず。

 ライさんに頼んで、龍神さまに返せば良いんじゃない?


 なーんだ、簡単じゃない。

 ほらね、こうやって、事態を整理してみたら、物事はクリアに見えてくるのだ。

 少し嬉しくなって、メモ帳をベッドサイドのテーブルに置く。安心して寝てしまおう。


 うとうとしながら、ちょっと反省し始める。

 こんなに簡単な解決策が見えてくるのなら、

『また一緒にデートして、ご相談にのってくださいね』

 と言えばよかったのだ。

 そう、今度はちゃんと、可愛く演技して、言ってみよう。

 こんな可愛げのない私をあんなにまで心配してくれていた人。

 宝珠も大切だけど、君も大事なんだよ、君を守りたいって言ってくれた人。

 私たちの一族の問題を解決しに、何度も日本に来てくれていた人。

 感謝、感謝なのだ。


 私たちの一族の問題を解決したら、青龍王のお札まで持っているライさんは、今度こそきっと『正当な白蛇竜の宝珠』の持ち主として認められるに違いない。

 なんだか一族の悲願の、世界平和への活動?魔法生物の生存確認?のお仕事を進めることができるのだろう。

 ライさんは、きっと何か魔法が使える人なんだろう。あ、えーと、錬金術師と魔法使いは違うんだったっけ?マルセルさんと姫野さんがお供をして、冒険の旅に出ていくのかもしれない。

 なんか、ファンタジーでいいわね。布団の中で想像するのは、楽しい♪


 えーと、私は。私には、どんな役割があるのかなぁ?とりあえずご恩返しができるように、何かでお役に立てるように頑張らなくてはね。

 ライさん、私にできる何かを教えてほしい。私に『共闘』できる力なんてあるのかなぁ?


 今までは、心配をかけるだけの存在だった気がしていた。それで、ひけめも感じてたんだから。


 ライさんは、ずっと心配して見守ってくれていたんだ。

 宝珠さんが私に怖い夢を見せることで、私がどうにかなることを心配していた。

 自分が不用意に近づいたことで、怖い思いをさせてしまったと、頭まで下げていた。

 そうだ、だから以前、私をお屋敷に招待した時には、万全の体制を整えていたんだ。

 私が、宝珠さんの夢を見る時には、自分がそばにいられるようにしていたんだわ、きっと。

 ライさんは神社の話をしてくれながら、何かが起こるかもしれないと心配していた。それであんなにお守りをくれていたんだ。


 ここに、ムーンストーン付きのソフィーもいるし、Azuriteのペンダントも首にかけて眠るわ。

 大丈夫、ライさん。宝珠さん。

 そんなに心配をしていたら、本当にライさんは、私が眠るときには、隣で私を見ていなければならなくなってしまうじゃない(笑)。ライさんに頼りすぎてはいけない。

 美津姫さまも最後は、ライさんを巻き込まないように、それだけを願っていたのだから。あんなに悲しそうに泣いていたのよ…



 ごめんなさい、私の中に悪があったの…私こそが…

 神さまにお赦しをいただかなければならないの

 穢れを抱いたまま、私が滅びれば…すべて…

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