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理解不能の、弱い蒼  作者: 倉木 碧
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41 《黎明に(光と闇よ 共に在れ)》 ー ☆ ー

 大好きなあのタロットカード『XⅣ TEMPERANCE 節制』の絵とそっくりな、この光景を、ぜひ母に見せてあげたいと思った。

 タロットカードオタクの母は、絶対に喜ぶだろう。この光景を見るためには、真実の門を通過して、私みたいにどこかで選択肢を間違えたりして、地獄に落ちないと見られないのかもしれないけど。


 天使さまは、右足を湖の浅瀬の中に差し入れて濡らしていて、左足は湖の淵の土を踏みしめていた。ああ、さっきの〔光の乙女〕さまのと同じだ。先ほどの〔光の乙女〕さまのお仕事の時と同じように立っていらっしゃる…まるでお揃いの足のスタンス。

 それはきっと、お二人の間に何かお約束事があるのね。


 まだ空は明るくなっていないのに、天使さまは、とても真面目な顔をして2つの水差しの水を揺すぶり始めていた。おじいちゃんおばあちゃん達が言うように、

『朝っていうものは午前4時からだよ!地獄の朝は早い!』

 とか思っておられるんだろうか(朝は苦手だから、今後馴染めるように私は頑張らねば)。



「おはようございます!」

 私は張り切って挨拶をしてみた。

「……」

 …無言の微笑み。

 こちらに気づいたみたいで、少し表情を優しい感じにしてくださったが、お返事はしてくれなかった。

 母の童話の中だと(あれはフィクションだからだと思うけど)、めっちゃお話ししてくださるのに、こちらの天使さまは、かなり無口なお方なのかもしれない。


「あのう、湖の中に宝物があるかもしれないと聞いたのですが」

「……」

 …無言の微笑み。

 真剣な眼差しで、水差しの水を見つめているままだ。でも、やはり私の視線には気づいているみたいだ。きっと、声も聞こえているんだと思う。


「もしかして、ここでの宝物って、まずは…この水のこと、ですよね?」

 天使さまに行儀よくお尋ねしながらも、私は少し気がとがめている。

「すみません。申し訳ないのですが、さっきは、生命の泉の水を勝手に撒いていました(〔光の乙女〕さまのお仕事らしかったのですが)。

 それから…。今さっきからは、私の鼻の中にも水が入ってしまったりして、勝手にかなり飲んじゃっているし、好き勝手していてすみません。でも、それでなんだか私は更に(無駄に)元気になってきているような気がします」


「……」

 …無言の微笑み。

「実は、私の友達は、水の中に宝物を探しているらしいんですけど、持って帰れないんです。私も水蛇なので、手も足も無くしてしまって器も持てないし、そもそも器なんて無いですし、やっぱり持って帰れないみたいですね」

「……」

 …無言の微笑み。

 …。どうしよう…。


 《宝を探すために来たのか》


 ! わ、今、お話ししてくれた〜!

 あ、あととても良いお声だと思います!私の脳の中に響く素敵なお声。

「はい、そうですし、それと他にも用事があるのです」

「……」

 …無言で照れ笑い…?

「あの、宝は、友達のためなんですけど。だから、私はまだ何が宝なのかわかっていないんですけど。だから、上手く見つけられないのですけど。ええと…。なんだか私は馬鹿みたいなことを言っていますね。

 本当は、私、お聞きしたかったことがあるのですが、教えてくださいませんか?」

「……」

 …無言の微笑み。

「……」

 私も、じーって、無言で見つめてみる。

「……」

 …無言でほんのり困った感じの照れ笑い…?

 あ、やっぱりこの天使さまは、とても良い人だ、じゃなかった、良い天使さまだ!

「……」

 …無言で少し赤くなってらっしゃる。

「すみません、図々しいもので。あの、一つだけでいいので、お願いします!」

「……?」

 あ、答えようと思ってくださってるんだ。良かった!

「えーと、善と悪とか、光と闇を混ぜてらっしゃるのでお聞きしたかったんです。蛇とか竜とか良いとか悪いとか、あるんですけど、どっちだと思いますか?…じゃなくて、」

「……?」

 …無言で困ってらっしゃる。本当にすみませんっっ…。


「すみません、本当に私は頭の中がごちゃごちゃで。…ええと、つまりですね。

 善と悪と相対的なものが2つあるという話が基本的にあって。あの、ありますよね?

 私みたいな生き物が一匹いて、それを見てですね、善か悪かどうやって判断されるのでしょうか?

 ええと、そういう自分以外の存在からの判定も気になるのですが。

 つまりあのう、自分でもきちんと判断するには、どうすればいいのでしょうか?

 私は立派な善人になりたいし、光と闇だったら、光とか正義とかそういう良いものになりたいんです」

 と、最後は一気にまくし立ててしまった。

 そして、すぐに私はしょんぼりする。上手く伝えることが出来ただろうか。


 《ふむ…》

 あのー、なんとなく伝わっているでしょうか?

 どうしても『節制』を司る天使さまにお聞きしたいと、ずっと思っていたんです。

 その思いが強いっていうのは、私の中の勝手なことなのに、その熱量をたまにいきなり他人様に押し付けてしまいそうに突進したりする癖が私にはあるんです。…だから、最近、打ち解けて会話なんてしない方がいい、自分を抑えておこうと反省して思ってはいたんですが。それなのに。

 そして、質問も全然まとまっていなくて。…私は本当にすごく馬鹿なんです。


「……」

 最大限に優しい微笑みを浮かべる天使さま。

 《善し悪しの判断、か…それをご覧》

 私の前に、何とピカピカ光るミニドーナツが!

 やった〜!

「あ、ありがとうございます!

 ちょうどお腹が空いてきていたんです」

 と、すぐにガブリといこうとしたのに、そのミニドーナツもイメージ、だったらしくて私は空振りする。

 《ミニドーナツではない、それは…(みみがね)だよ》

 うわぁ〜〜ん…。

「…みみがねって、うーん。これは金属の…丸いイヤリングみたいな輪っかですね」

 《その輪っかの端っこが、どこかわかるかな》

「…わかりません」

「……」無言の微笑み。

 お腹が空いてきて、余計に思考力が落ちて…。

 《わからないねぇ》

「ええと、もしかして、『わからない』が正解で、真理なのですか?」

「……」

 《お前は、とても良い水蛇でもある。そして、悪い水蛇でもある。昔、ここにいてくれた時もそうだったよ。さっきいてくれた時と変わりない。

 いろいろと、そうだな、自分を許しておやり、そのままでいいんだ…》


「ええ〜?そのままって、…」

 ここまで来たのに…。

 真実の門〜!白と黒〜!わざわざ塗り分けて作ったんですよね〜?

 決着をつけよう、みたいにならないんだろうか?…うわぁ〜〜ん!

 あ、すみません。

 お腹が空いている時の私は、機嫌が悪くなるけど、天使さまのせいじゃないんです。

 でも、何それ?なんです。がっかりです。ヒントをくれたのでしょうか?


 《お前の仕事は、この湖にはもう無いのかもしれないな。

 たぶん、お前が友達のために探している宝も…。

 しかし、ここから出たら、お前はほとんど忘れてしまうと思うが。

 …いずれまた》


 …と、いうことはつまり、私は、この湖の水蛇としてはクビですか…?

 もしかしたら、私は地獄でも行き場のないお馬鹿さんで。

 そして、私はここから出たら、そんな記憶も無くして、振り出しに戻って、同じ疑問を持って堂々巡りをしたり、無駄なことをやってしまいそうな気がしてならないのですが…。


 泣いてやる、グレてやる、そんなんだったら、この小さな湖に居座ってやる…。エサ、餌になる小魚を片っ端から食ってやる〜〜!私、一食で根絶やしにしたら、どうしよう〜。


「……」

 困ったような微笑み。

「すみません、天使さまのせいではないです。

 私は、宝物を探しに行くかもしれませんが…。ありがとうございました。また、戻ってくるかもしれないけど、お仕事、頑張ってください」

 と言いながら、私はきっとまずは絶対に食料を探し始めるのだろうと、自分で思った。


 《うむ…》

 優しい微笑み。

 なんか、ジーンとする微笑みだ。

 私は全く天使さまを覚えていないけど、昔馴染みみたいな、友達みたいな笑顔を向けてくださったのだ。

 お言葉には出してくださってはいないけど、天使さまが心から私を愛して応援していてくださる気持ちがあるのだと、私は信じることができた。

 この天使さまのもとで、うん、私はもっとここにいたいと思うのだけど。

 あれ?昔、私はここにいたっていう話だった?よね?今。

 湖から、一度出て行ったんだ、ということは…出戻りの水蛇?、それが私?

 またここに来るかもしれないけど、何度も来て、何度も質問してしまうかもしれないけど、私は、ここ以外で自分の考えたことの答えと、友達の宝を探すヒントを探して…。

 それから、それを伝えるために友達と会うんだ。私は、あの友達に会いに行くんだ。


 先ほどより、辺りはもっと明るくなってきている。


 勢いをつけて浅瀬に乗り上げようとしたけど、上手くいかない。

 さっき、あの女の姿の大天使さまに、水の中に落とされなければ良かったなぁ…。

 とりあえず、あの時は陸にはいたのに。

 そこからのスタートの方が、絶対に楽だったのに。

 …ま、まぁさっきはオールヌードだったけど。今もオールヌードの蛇にしか見えない身体、だけど。


 ああ、夜が明けていく。こうやって夜は明けていくのか。

 さっきまで闇夜だったと思っていたのに…小さな星がたくさんあったんだ。その星が消えていこうとしている。

 あれ?、三日月も見えた。

 あー、なんだ、いろいろ空にあったんだ。私は全然、気がつかなかった。

 だんだん空が明るくなるにつれて、三日月の光も見えなくなりそう。

 あの三日月って、ソフィーに似てる。

 イルカのマスコットのソフィーの形だ。(つまり、それは。ほんわか柔らかなクロワッサンの形だ〜!)

 ソフィーをくれたのは、ライさんだった。私の気持ちを鎮めて怖い夢を見ないように祈ってくれてたライさんは、無事なのかなぁ。

 ああ、星も消える、三日月も消える。

 また夜が来たら見えるかもしれないけど、季節が巡って、見える星、見えない星が入れ替わる。


 …あ!そうか…!

 わかった、私は今、閃いてしまったかもしれない!


 すごいことに気づいちゃいましたよ、天使さま。

 私は、ぐるんぐるんと勢いをつけて、湖の中を周り始めた。

 水をぶっかけちゃったら、えーと、ごめんなさいです、天使さま。

 私は、今イルカのソフィーの真似をして、ジャンプするつもりなんですけど、いいですか?

 天使さまはお仕事に没頭してる風だけど。

 でも、にこにこと笑ってくれている気がする。

 あの、星のところまで。あの、三日月のところまで。

 私は、全力でジャンプするつもりなんで。


 そう、私はようやく気がついたのだった。

 星も月も(太陽もだけど)、消えたりはしないんだ。

 見える星とか見えない星が入れ替わったりするけど、消えたり無くなったりはしないんだ。寿命の尽きた星は燃え尽きて、消えてしまうだろうけど。

 闇に紛れたり、晴れた空に紛れたりして見えなくなるけど、たくさんの星があるべきところにあってくれる。

 そして、それって。そう、それは星に限ったことだけじゃない。

 私も、なんだ。たくさんの関わるものとか人も、そうなんだ。

 知り合いだったり、友達だったり、通りすがりの人だったり。

 誰かが私を心配してくれたり。覚えててくれたり。喧嘩したり。ふざけあったり。

 そばにいなくても。いっとき見えなくても。

 みんなの思いがある。みんながいるべきところにいてくれる。

 頑張って近づけば小さな星も大きくなって、うん、私、またたくさんのいろんな人たちに迷惑をかけて迷惑をかけられて、揉まれて揉んじゃったりしながら生きていくんだ。

 寿命が尽きたり、燃え尽きたりするまでは。

 私は私で。善い私で。悪い私で。ミニドーナツの私で。クロワッサンの私で。


 ええ、ジャンプしちゃいますよー!

 お腹すいてきたところだし、私は、実は一番得意なのは、パン食い競争だったんだからね!

 そのイメージで、大きくジャンプするんだから!

 目の中に光が飛び込んでくる!

 チカチカっと残像みたいな闇も飛び込んでくる!


 ……。

 目を次に開けたら、ソファにいる私の隣、ライさんがいた。

 私の隣で同じようにうたた寝をしているみたいだった。まつ毛、本当に長い。そして、お行儀良く寝てる。

 …あ、ライさんに見とれている場合じゃない。

 私は、慌ててごそごそ自分のハンドバッグを探り、メモを取り出す。

 忘れちゃう、忘れちゃう…メモ、メモ。書きなぐる。

 ライさんが起き上がる気配がしてる。

「…夏美、…君は、何してるの?」

「あー、ごめんなさい、忘れちゃうから。覚えている間にメモを…」

「…あ、ごめん。…なんか忙しそうだね、君は」

 私は、出来るだけたくさんの言葉を書いたつもり。ええと、今、私は起き上がった時にどうして頭の中で

『ライさん、無事だったんだ〜、良かった』

 なんて思ってしまったんだろう。なんでなんだろう。ずっと遠く離れていて、すごく会いたかった、みたいに。懐かしいみたいに。なんでこんなに嬉しいんだろう。



 夏美の心の中で、静かに心地よい音が響いていく気がする。

 ちゃぷん、と。

 心の中のどこかに小さな湖があるみたいだ。

 湖の上に木が枝葉を伸ばしている。その生き生きとした緑の葉の上から、昇ってきた朝日に照らされながら、朝露が光って滑ってこぼれ落ちるイメージの音。

 ちゃぷん、と。優しくて当たり前みたいに。夜が明けていく最初の音。

 水は巡る。

 溢れたり枯れたりするけど、無くなってしまわない。

 水蒸気になって、雲の粒になって、空の高みへと。

 そして風にのり、炎や熱と戯れて、そして土の上、水の上、生き物の上、無生物の上へと降りて、そして…それからくるくると巡って回って…。

 神さまが最初に作った時の水が流れて巡って…ずっとくるくるしてる。神さまの想いと同じで、永遠に尽きることなく…。

 そういう大きなイメージと小さなちっぽけな私の心の中のイメージと…。



 際限なく妄想を巡らせている夏美のそばで、静かに微笑んでいるラインハルトと話がしたくなって、ようやく夏美はメモから顔を上げた。


「すみません、何かライさんを遮ってしまって…。私、もしかしてさっき、寝ていましたか?」

「うん、完璧に寝落ち…?だったよね。

 でも大丈夫だよ。2人とも疲れていたのかな?

 つられて僕まで寝ちゃっていた。僕たち、お昼寝デートをしてるみたいだねって思いながら、そのまま2人で」


 夏美は、みるみる赤くなった。

「ライさん…お行儀悪くてごめんなさい。

 いえ、そうだわ、ライさんってテオドールさん?だったんですか?」

 と言ってから、少し緊張したが、今度はその名前を呼んでも、何も起きなかった。

「本当は、いったいどっちなの?」

「ごめん。2つ共、ちゃんと僕の名前なんだ。

 日本では珍しいかもしれないけど、良くあることなんだよ。とりあえず、先日の『偽名』疑惑を否定したのは、そういうわけ」

「そうなんですか。そう言えば、外国の作家さんもそういう名前の多い方がいますもんね。じゃ、どっちでお呼びすればいいの?」

「うーん、僕はね、夏美がさ、『ライさん』って言ってくれる感じが結構好きで。

 それが一番嬉しいんだけどな」

「じゃ、『ライさん』のままで」

「なんか夢を見た?」

「そうなんですよ、たくさんの夢を見て、見過ぎて脳みそからこぼれ落ちるところなんで、慌ててメモしてたんです。ええと、クロワッサンと、ミニドーナツと…」

「食べ物ばかりだね?パンケーキは?」

「うー、えーと、…パンケーキは出てこないです。メモに無いです」

「なんだ、…ちょっと残念」

「〔食べられないミニドーナツ〕、なんだっけ。あ、そうだ。善悪の判断をどうするのか質問したら、金属のミニドーナツのイメージをくれた天使さまがいて。…お腹が空いているのに」

「あ、そうだよ、お昼をさ、さっき話に出してあった、その可愛いミニキッチン付きのリビングで食べようよ」

「すみません…。なんか、催促したみたいになって。けっして急ぎというわけではなくて」

 夏美のお腹が、小さくキュウと鳴った。

「あのー」

「大丈夫、しっかり聞こえた。夏美のお腹の方が、夏美より正直だと僕は思う」

 ラインハルトが笑顔で言った。

「下ごしらえとかの準備はしてもらってあるので、すぐに食べられるからね。

 僕は、夏美の夢の中の話を聞くのは楽しみだから、食べながら話をしようよ」

この小説の中で一番大切な『XⅣ TEMPERANCE 節制』のカード(タロットカードの14番目)の登場です。序盤で、夏美の母がこのカードについて適当な童話風の話をしていたという話が出ていました。短編として、別にしてありますが、よろしかったらどうぞ。

13枚目の『死神』と15枚目の『悪魔』に挟まれているカードです。キーワードは、『コントロール』という単語に近いものがメインですが『限界を突破して状況をより良くするための勇気、閃き』という啓示もあります。

文中にある通り、このカードは17枚目の『星』と、湖に対しての立ち方が一緒で呼応しているカードと言われています。勇気と希望が繋がっていき、黎明を経て夜明けを迎えるというモチーフでこの場面を書きました。そして『節制』の天使さまの出したヒント?は、『17』という数字に深く関係しています。


この後書きが、あなたの読書のお邪魔にならなかったらよろしいのですが。(3月6日)


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