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理解不能の、弱い蒼  作者: 倉木 碧
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99 《万物を愛し》 (3)


 その後、家族ぐるみで中山町の屋敷に招待された。

 大きな屋敷にさすがに家族全員が驚いたようだったけど、もともとみんなマイペースで生きていてあまり上下関係などは気にしない人間ばかりなのと、貧富の格差が凄すぎて逆に何も言えないのか、意外とリラックスして楽しんでいた。

 これもうちの家族の良さということかなと、夏美は安心した。

 執事という文化に接したこともないので、姫野のもてなしぶりと、日本人離れしたイケメンぶりに一番感動しているところが、いかにもうちの家族だった。タロットカードにちなんだ造形物を見て、母もまるで少女のように駆け寄って喜んでいた。


 その翌日、母が奈良のご本家に電話したが、親戚の伯母達からすぐにおめでとうと言われて涙ぐんでいた。どうやら、律儀な善蔵氏とは交流がずっとあったそうで、そちらからも丁寧な説明が来ていたようである。夏美も代わって出てご挨拶をした。母や祖母の多津子が袖を通した加賀友禅の振袖を送るから、結納の時にぜひ着て欲しいと伝えられた。

 着物のことやら伝統のことなど母も良く分からないままだが、これで準備は整ったらしく夏美も肩の荷が下りた気持ちになった。



「ここからは、ひとまず日本でのパーティを成功させることを考えようか」

と、ラインハルトは打ち合わせ時に言った。

「父母は国を離れられないが、祖父と何人かの長老たち、そして僕の弟ハインリヒが来てくれるんだ。

 夏美に会えるのをとても楽しみにしてくれていてね、」

と、ふだんはあまり家族の話をしなかったラインハルトが、満面の笑みでうきうきしていた。

 パーティの余興用にとお願いしておいたらしい、ハインリヒの絵はすでに届いていて、梱包を解いて北側の空き部屋に風通しを兼ねて飾ってあった。繊細なタッチでこのまま画廊に置いておけばすぐに買い手がつきそうなくらい、素晴らしいものだった。

 それを素直に伝えると、マルセルや姫野に対しても限りなく弟自慢をしているラインハルトは、いつもの浮世離れした感じではなく、普通のお兄ちゃんぶりで好ましいと夏美は思った。


 良かった。たまに、家族と切り離されているかわいそうな少年だったみたいに表現するから心配していたけど、ふだん離れていてもちゃんと繋がっているんだわ、と少し安心した。


 

 ……それでも。

 幸せなはずなのに、滞りなく進んでいく毎日のはずなのに、やはりたまに夏美は沈んだ気持ちになってしまう。


 これが、マリッジブルーってやつなのかなぁ……。


 ラインハルトは、日本で行いたかった一番の懸念事項(『(つるぎ)』を手に入れること)のめどがついたので、安心しきったようである。

 たくさんの人に囲まれていかにも明るい笑顔を見るのは嬉しいのだが、落ち着いて考えてみたら未だに夏美には納得できてないことが幾つか残っていた。


 思えば、あの日以来ラインハルトと深い話をしていないのだ。

 水晶玉もazuriteルームのカップボードに厳重にしまってきたままだった。

 ファンタジー成分のかけらすらなく、現代社会の普通の話ばかりしていると、あれは夢だったのか、とすら思えてくる。

 《宝珠の謎解き委員会》はどうなったのよ?

と、夏美はラインハルトに言いたいくらいである。


 確かに忙しいし、色々と決めることがたくさんあり過ぎて2人きりになれないから、というのはわかっている。そして普通なら、普通の話ばかりしていればいいのだけど、その方が自分も楽なんだけど、引っかかるのだ。

 だって以前そうやっていて、夢を忘れ果てていたのだから。

 お姫様を助けてあげられていない夢を。ずっと放置して、いつしか忘れていたのだ。

 それをあんなに反省したからこそ、今ここにライさんと出会い、頑張ろうって思ったはずなのに。


 それから、あの日感じた割り切れない思いも消えてはいなかった。

 ラインハルトが(失敗を避けるためにと、彼は言ったけど)、夏美の知らない間にお膳立てを完了していたと知った瞬間の違和感。


 ラインハルトは、水晶玉を含めて夏美の一族の全ての宝を用意していた。用意していなかった唯一の宝、『蛇の目(カカの目)』も、ラインハルトが自分の魔法の力で封印してあるから、と正直に説明していた。


 全てがラインハルトのお膳立て通りに進んでいる気がする。


 結局、そうなんだよね。

 彼の思い通りに全てが進んでいるのだ。


 私、最初はライさんに『演技でもいいから、婚約者になって』って頼まれるところがスタートだったわけで、結局、今はそうなっている。

 もちろん、私の意思でOKしたのだし。

 ライさんは、その都度一生懸命に説明はしてくれたわ。

 私も、ライさんに協力したい、冒険についていって協力してあげたいという気持ちで、婚約することにしたんだから。

 

 そうだとしても、ライさん側から見れば、計画を立ててその全てが成功の瞬間に向かって着々と進んでいるんだわ...。



 ラインハルトの館の化粧室で、夏美はふと鏡を見ながらそんなことを考えていた。

「夏美、手が止まってる、そろそろ疲れた?

 一緒にリハーサルルームに戻ろうよ、」

と、化粧直しをしていた瑞季が声をかけてくる。それで夏美も我に返った。


 今日は、有志で1日ダンス合宿をしている。マルセルは当初、ちょっと難色を示していたようだったが、夏美のアイディアが面白いとラインハルトと姫野が乗り気になったので、ダンス練習合宿ということで皆でお世話になっている。


「あ、え?……ううん、ごめん。大丈夫。

 最後の決勝に勝たないと、ね♪」

「うん、この後花梨ちゃん一家は帰らなければいけないらしいから、優奈ちゃんと翔太くんのためにもひと踏ん張りだね」



 ラインハルトが{まくら投げ}を知らないと言ったことがきっかけで、庭でのバーベキューの後はリハーサルルームに布団やマットレスを敷き詰めて、花梨親子や、真凛、瑞季、遥をも含めた参加者全員の、枕・クッション投げ大会となってしまっていた。

 負けず嫌いの人間が多くて、何度もチームを組み替えて楽しんでいる。優奈と翔太は、すっかり常勝チームの大将となってしまった夏美を気に入ってしまい、ずっとそばにいて同じチームに入れてもらい、すっかりご満悦だった。近所の社宅に帰宅する約束を遅らせているので、花梨は困り顔をしていた。

 結局、最後に決勝戦を行って帰宅組は帰ることになった。最後の一戦は最前線で子供たちは活躍し、最後は翔太が敵軍のラインハルトのアタック時には、身を挺して大判マクラから夏美をかばい、優奈が姫野に立て続けに小さな枕を2つもぶつけ、姫野も上手に転げまわって倒れ、勝敗が決した。

 遥や瑞季と真凛と夏美は同じ部屋に泊めてもらい、恋バナをしているうちにあっという間に眠ってしまった。 

 朝には、ホテル並みのバイキング形式の朝食を楽しみ、最後にもう一度ダンス練習をして、解散ということになり、夏美も真凛が出してくれた車に乗って、遥や瑞季と共に帰宅した。


 あ、私またライさんと話をちゃんとしていない、と思ったが、〇インメッセージでやり取りできるような話ではない気はする。

 夏美がくよくよ迷って文章入力しているうちにラインハルトからは、

「出張と言うか、僕のメンテナンスというか(笑)、4日ほどは連絡が取れないけど、ごめんね。スマホはマルセルが預かってくれているから、遠慮しないで連絡してね」

というメッセージが来てしまい、余計に先延ばしにする羽目になった。


 だけど、憂鬱なことばかりではないのだ。

 楽しい宿題をどっさり渡されてもいる。


 合宿前からすでに執事の姫野に頼まれていたことだった。

 いよいよ、どっさり渡されたインテリアのカタログを本気で見ておかないといけない。

 夏美が過ごすことになるだろう部屋の内装のプランを決めていかねばならなくて、嬉しいことながら、そういう細々としたことにもけっこう時間をとられてしまう。


 壁紙は、先日の打ち合わせ中にほぼ決まりかけていた。

 夏美はそのままでいいかもと思っていたが、ラインハルトのアイディアで腰板までは赤茶系の樫が張ったままにして、壁の上半分は壁紙を張り替えることになった。5000種類以上のサンプルを掲載した大判のカタログがテーブル上に広げられた。

 淡いクリーム地に小花がさりげなくぽつりぽつりと飛んでいる素敵な壁紙の見本がいくつか付箋を挟まれて提示されて、目を見張った。


 「これって、、、」

 夏美にはわかる。ラインハルトは、夏美の好みそうな絵柄を先に選んでくれていたのだ。

「夏美の好きなカップの模様に少し似ているだろう?、どう?」

「ええ、ありがとう、ライさん」

「うん。出しゃばるつもりはないけれど、この方が落ち着くだろうと思って。こちらは少し色違いでね。

 どうだろう?

 僕の選んだのも一つの候補に入れてくれる?」

「ええ、もちろん。ありがとう、ライさん。

 …ライさんこそは忙しいのに。

 こちらのは、とても気に入ったわ。もうこれで決まり、でいいくらい」

「ダメダメ、夏美がちゃんと気に入ってくれるのが一番なんだから。

 でも、それが僕のイチオシなんだ。それを気に入ってくれて嬉しいな。一緒にあれやこれやと見る時間も割いてあげたいのだけれど。とりあえず、まずは僕の不在の時に見ておいて欲しいな」


 他のカタログ冊子もどっさりあり、部屋に入り切れないからという理由で、一部だけ持ち帰ってきた。

 本棚や、小さな机、衣装だんすまでちゃんと使えそうなことを内覧した時に確認したのに、だったら以前のままでいいのにと思うのだが、ラインハルトはあくまでも夏美の好みを反映して欲しいという。


「居心地の良い部屋にしてもらいたいんだよ。

 いざ、ストレスがたまったり、僕とケンカした時も、

『ああ、ここは私のテリトリーよ!』

ってところになるといいなと思うんだ」

「ストレスが溜まっても、そこで籠城して耐えろとでもいうの?」

と、夏美は笑ってしまった。

「うん。一番はそういうことなんだ。

 ごめん、先日誓ったように、僕は夏美を幸せにしたいよ。嘘じゃない。

 でも、今後も色々な思いをさせると思うんだ。

 ケンカしたり、がっかりしあったり、それでも仲直りしたりしながら、ずっとそばにいて欲しいんだよ。

 嫌なことも、これからたくさんあると思う。

 出来れば、耐えてもらいたいって思うんだよ。

 いつも、いつでも僕が守れるわけじゃないし、僕のことを敵みたいに思う日もあるかもしれない。

 でもね、夏美はお姫様じゃなくて、僕の対等なパートナーになってくれるんだろう?

 いざとなったら、この僕との部屋の間の小部屋。その鍵だって、閉めてしまっても構わない」

「そうなの?」

と、ちょっとにこにこしてしまった。

 漫画とゲームをいっぱい持ち込めば、喧嘩しない日だって籠城しちゃうかもしれないわ、と密かに思う。そういう時はお姫さま扱いで、かえってありがたいかもね。

 そんな気持ちが伝わってしまったのか、

「あ、でも心配しすぎたら、うるさくノックするか、結局、僕側から鍵を開けて夏美の部屋にお邪魔しに来てしまうかも、だけど」

と、悪びれる様子もなく話すラインハルトに、つい微笑んでしまったのだった。


 ラインハルトが不在でも、夏美の日常は以前よりさらに彼に守られているとも言える。真凛と、真凛の部下の女性が2名ほど交替で、夏美の通勤の送迎をしてくれるようになってしまっていた。あまりに申し訳ないので断ろうと思ったのに、ラインハルトよりも、マルセルに厳然と

「今は、不穏な時代ですから。夏美様に万一のことがございましては」

と言い渡されてしまい、首を縦に振るしかなかった。ラインハルトにも

「あのね、意外と僕たちの立場って、自由がないと今から覚悟しておいてちょっとづつ慣れてくれてもらうのが良いし、こんなことから始めるのがちょうどいいんだよ。

 なまじ断ったりしたら、夏美の周囲にシークレットサービスを団体でつけられてしまうから」

と諭されてしまった。

「真凛が自分から言い出してくれたので、彼女の希望通りに勤務条件も変更した。細かいことはもちろん、夏美と真凛チームで決めてくれればいいと思う」

「はい、堅苦しく考えず、我々にお任せください。もちろん、今後不都合な点が出てきたりしたら、真凛だけでなく、私か姫野に連絡をくださっても大丈夫です」


 それだけではない。やはり慣れていかねばいけないことが増えてきた。

 ラインハルトの館に行くたびに、数名の小間使いさんに色々と対応してもらえるようになった。それも最初は照れくさかったが、プロはプロらしくさすがに心得ているのか、遠くで別のことをさりげなくしてくれていたりして、居心地が悪いということはなかった。

 


 明日こそは仕事休みだし、またライさんに会える。真凛の送迎でライさんの館に行く予定だ。

 2人で踊るところを練習するだけだから、明日はきっと、2人きりの時間も取れそうな気がする。

 きちんと話をしてみよう。勝手に不安や不満を抱えていても、伝えなければ何も始まらない。話しあえば、意外と簡単に解決するかもしれない。

 夏美はそう考えて、早く休みことにした。


 カンの良いライさんが、自分のこの気分に気がついていない、とも思えない気持ちがする。気がついているのに、今までスルーされてきているのだろうか。

 めんどくさいな、とか。釣った魚にエサはやらない、とか思っているとかはないよね(笑)。


 もちろん、不満ばかりではないってちゃんと伝えないと。

 むしろ、楽しいことが多すぎる位で、幸せすぎるのかもしれない。たくさんの人の祝福、カップルとして取り囲まれる日々。

 花、贈り物、美味しい食事とお菓子。そして、優しいエスコートと微笑み。

 だから困るのだ。

 つい、楽しいことで満たされてしまい、問題や悩みを考えるのを先延ばししてきたのは、自分の意思でもあるのだから。

 それはちゃんとわかっている。


 でも、私、まだ聞きたいことを全部、聞いてない...。

 あなたと深い話がしたいのに...。



 私は、自分自身を知ったと言える気がしない。そこが問題の一つでもあるのよね。


 そうよ、私の中に存在していた(みたいな)、ライさんの探していたあの子はいったい誰なの?

 考えてみたり、タロット本を見たり、母にそれとなく昔の神社のことに詳しい人に聞いてもらってみても

 ”龍神さまのお名前?

  …それを聞きたいの?”

 ”白蛇竜さま??

  正式名称、何だったかしらね”

みたいな反応しか集まっていなかった。


 いいえ、私もあの時、聞いたのよ。

 確かにライさんはあの時、あの子の名前を呼んでいたような気がするのに。当たり前のように聞いてしまっていた。メモにも書き残していない。

 それから私は、忘れてしまったんだわ、うっかり…。

 自分は、美津姫さまや、あの子(勇者みたいな、龍神さまの化身みたいなあの子)と複合体、とかしばらく興奮していたというのに。


 つらつらと考えて、夏美は目を閉じた。

 そういえば、最近は疲れすぎてあっという間に眠っていた。呼びかけることもしないで。

 宝珠さま、お札さま、どっちの呼び名がいいだろう? 微笑んでイメージをしてみるのも久しぶりだ。


 ?、あまりイメージが湧かない?

 宝珠さま…? お札さま…?

 沈黙しているのだろうか?

 先日の水晶玉のことが無事に終わって安心しているのだろうか?


 あの時、確かだと思っていた存在感が、今おぼろげに、まるで幻だったかのように全く感じられない。


 え?

 もしかしたら、何も確かなものはない……?


 前回も、一度宝珠さんの存在が感じられないって時があったけど。


 もしかしたら、全部夢だった、なんて言わないよね……?


 眠いのと悲しいのと半々で、それでも頭の中に浮かんでくる、名前。


「ライさん……、どうしよう…、」


 ああ、良かった。

 私はライさんの名前を覚えている。

 傍らにいただいたazuriteのペンダントもある。イルカのソフィーもいて、たぶんその中にはライさんの入れておいてくれたムーンストーンもある。

 でも、もしもライさんを私が忘れてしまったら、どうなるのだろうか。

 ライさんは、自分を忘れ果ててしまった私を探しに来てくれるだろうか。


 私がお札を無くしたら、ライさんはまた水晶玉の中に『(つるぎ)』を見られなくなってしまうのだろうか。


「そんなことには、もうならないよ」

と、ドヤ顔で言いそうな気がした。


「どれだけ真剣に準備したと思っている?

 失敗しないように準備をするんだ」

と、それも言いそうな気がする。


 ……全てがライさんのお膳立て通りに進んでいる気がする。


 

 もしかしたら、ライさんの気持ち一つ、魔法一つで、終わらせることも出来るなんてことはないよね?


 私のお札さんとライさんのお札がシンクロしたことで、そしてライさんが自分の魔法であの水晶玉を最後に封印したのだ。

 私のお札さんも、そして私もライさんの決めたように……。


 悪い魔法使いは、とても優しい人のようでもあるし。

 いざとなればライさんは、美津姫さまを守るために何でもするつもりだった。

 そうよ、守るためだったとしても美津姫さまの意思を無視して、お城のどこかに閉じ込めていたのよ。

 いざとなれば、私を守るために、同じことをしようとするのかしら?

 龍神さまの魂を、生身の人間の私と分離することが出来たとしたら?

 美津姫さまと宝珠も分離させようとしていたライさん達。


 私とお札さんの関係性が切れて、ライさんが全てを手中に収めたら?

 そうよ、あの時私がライさんの申し出と折り合わなかったりしたとしても、

 分離さえ出来れば、目的を達成出来たのかも?

 私の記憶も全部無くしてしまったりすることだって。

 私を操ることだって、いとも簡単に出来るのだから。

 ……。


 これは、ただの私の妄想だよね?

 不安がどんどん膨れ上がっているだけだよね?

「僕のこと、怖くなってきた……?」

と、明るい声でまた冗談を言ってくれるわよね?


 夏美は、目を閉じた。開き直って寝てしまおう。それがいい。

 だって、私は。

 私は、ライさんを信じると決めたのよ。

 ……。

 気持ちがしょっちゅうぐらついてはいるけれど。


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