表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
子猫ちゃんの異世界珍道中  作者: 石の森は近所です
第1章 はじまり編
2/229

第2話、お食事

帰り道が、分らなくなった子を迷子と言うらしいです。

それじゃ僕は、迷い子猫ちゃんです。


花畑の周りには食べ物が沢山植えられていました。


でも、これは食べてはいけません。


人間が作っていると、お婆さんが教えてくれたからです。


途方に暮れていると、花畑の向こうに小川が見えました。


喉も渇いていたので、


僕はそっちに行きます。


小川には小魚が沢山、泳いでいました。


僕は泳ぎは得意ではありませんが、


お腹が空いてるので無理をしました。


水の中では魚の動きは素早くて、中々捕まえられません。


そうしている内に、どんどん川下に流されて行きます。


僕は急いで小川から上がろうとするのですが、段差がきつくて上がれません。


どんどん、流されて行くと浅瀬に成っている場所を見つけます。


浅瀬には、丸くてぷよぷよして動いている生物が居ました。


この際、これを食べてお腹を膨らませましょう。


僕が飛び掛ると手を伸ばしてきました。


僕の運動神経は優れているので簡単に避けます。


手が過ぎ去った所に子猫パンチをしますが、なかなか倒れてくれません。


こうなったら、奥の手です。


爪をこの日の為に研いできたのです。


丸い頭の部分までジャンプして爪で何度も引っ掻きます。


それでもこの生物は死にません。


更に奥の手です。


僕は牙を丸い頭に突き立てました。


すると、しばらくぷるぷる震えた後、動きを止めました。


僕の勝利です!


でもあたり前です。


僕は強くて可愛い子猫ちゃんなのですから。


この丸い生物は食べられるのでしょうか?


齧ってみます。


味がしません……。


でも好き嫌いはいけないと、お婆さんが教えてくれました。


無理にでも食べましょう。


半分まで食べると中に硬くて丸い骨?がありました。


一応、それも齧ってみます。


味はしませんが何故か、お腹が膨れた気がします。


それに……力も漲って来ました。


お腹も膨れたので何処かでお昼寝しましょう。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ