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陸海月  作者: クロ
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ナイトシティの正義の話

お疲れ様です。(投稿時点では全体公開してませんが)初めましての方も、Twitterから来たでという方も、改めまして。クロと申します。猫派、たけのこ穏健派、休日は寝て過ごす派、チキンラーメンは乾麺のまま食べる派です。

さてさて、思い切って改稿しました。

まるで違う文章になりましたが悔いはありません。

陸海月─ナイトシティの正義の話─ の概要兼軽い導入です。

私は逃げてきた。まだまだきっと逃げ続ける。なにか、強大な何かが、後ろを付け狙ってくるまでは。


水がはねた。


生きる理由も知らぬまま、呼吸もせずに深海へ。海水が手首の傷を抉るよう。そう。俺はきっと、これでいい。


どこへゆくかも知らぬまま、波に揺蕩うクラゲの如く。

目指すところも知らぬまま、人に呑まれる我らの行先。


毒素溢るる街の底。泳ぐ魚を踏み荒らす。満天の星空はそう、いつかきっと落ちてくる。僕の毒などこんなもの。


夜が降った。


電波塔は遥か彼方。彼岸の志願。夜サク向日葵。舞う蝶は人工灯に貫かれ、今日たった今さえ胡蝶の夢。


喘ぐ波に言葉も発さず、ただ触れるものを毒して食らう。

悲鳴も何も聞こえぬぞ、ただ憎い君を毒して食らうのみ。


自我のひとつもありはしない。

流され流して、もがきもせずに食らわれる。

今日を食らうため、毒を振り回す。

死体は水のように蕩けて消える定め。

死体は自らの消化液で消えゆく定め。


そんな、存外脆い、私の正義の物語。

存外脆い、俺らの名前は、陸クラゲ。

お疲れ様です。ありがとうございました。

前書きで書き忘れましたが、サラダには和風だれ派です。

改稿前を読んでくださった方は、「なんじゃこりゃ!?」だったと思います。

そんなあなたも、いや今日知りましたなあなたも、これから陸海月をどうぞよろしくお願い致します。

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