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ブラック企業が倒産して今日から勇者  作者: 汐留ライス
3rd Account 終電は間に合わない
60/191

《60》

 いや待て、夢の中だとどうなんだ。


 この場合俺は死ぬのか。死んだら驚くのか。焦って思考が乱れたせいで逃げるのが遅れた。


「どーん」


 アニーのふざけた声に合わせて、トラックのヘッドライトが俺を照らす。


 まぶしさのあまり固まってるうちにはね飛ばされて、その結果として目が覚めた。


            †  †  †


「勇者様、そろそろ出発しますよ!」


 まぶしいのはヘッドライトじゃなくて、太陽の光だった。


 その光をさえぎるように、パティが顔を覗かせる。垂れ落ちた髪の先が顔にかかってくすぐったい。


 つまり、状況をプレゼン資料みたいに簡潔にまとめるとこうなる。


 草地に腰を下ろしての昼食が済んだ後、ついウトウトしてたところをパティに前方から押し倒された。


「どうしました勇者様、デザートのチューをご所望ですか? もう、しょうがないですねえ」


 そう言いながら口を近づけてくるから、鼻骨を狙って頭突きを喰らわせる。


 パティが「ギャオ」と悲鳴をあげてのたうち回ってる間に、起き上がって尋ねた。


「それはそうと、食器の件は解決したのか」

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