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17話 能力調査報告

 実験結果。

 どうやらステータスには『成長限界』があるらしかった。


 ナギの場合だと、最終的に素早さが他のステータスより高くなるが――

 丈夫さは他ステータスと比べてかなり低い位置で止まった。


 あきらかに素早さ特化の成長限界。

 これは『個人差』があると見ていいだろう。

 もっと色々な人のステータスを伸ばしたり縮めたりしてたしかめたいところだが、ギルドカードをある程度自由に使わせてくれる相手でないとできないので、なかなかサンプル集めが難しい。


 ちなみに。

 ナギのステータスはもとに戻しておいた。


 別にナギが強くても俺は困らない。

 だけれど、俺がいじって彼女を強くしたら、彼女は俺になんらかの異能があると察する可能性があった。


 普通、気付かない。

 だが過剰に強くなっていれば『なにかあったのかな?』と疑問に思うぐらいはするだろう。

 基本的に隠してて問題ない生活を送ってきたので、わざわざばれるようなことをして今の平穏を壊したくもない。


 そのへんの秘密性保持のために、『強くして好感度も上げておく』という方法も却下だ。

 なぜならば、好感度の上がったナギはちょっと危なかったからだ。

 なんていうか、ヤンデレ。


 そこから思った――『好感度を上げる』イコール『従順になる』ではない。

 考えてみれば、好きな相手に対しどういう態度で接するかというのは個人差がある。


 好きだから、尽くす。

 好きだから、いじめる。

 中には『好きだから殺す』という人だっている可能性がないでもないのだ。


 結論。

 あまり人のステータスを過度にいじるのはよくない。

 でも、段階的に強くしていくぐらいならいいかな、とは思う。


 まあ、もとから好感度いじりは軽々にやってはいないのだ。

 これからも今までと一緒、ということでいいだろう。

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