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羽のない天使と天使の微睡み
ええと…、私、ほんとにスローペースな更新なのですが、宜しくお願いします。
グラース王国の王都にあるカフェ、「羽のない天使」。身分に関わらず多くの客が訪れるこの店には裏の顔があった。
それは店主のみで営業する何でも屋というものである。店の名前も何でも屋のときは変わる。「天使の微睡み」裏の世界、とやらでは一、ニを争う有名ぶりである。
…いろいろな意味で、という但し書きは入るが。
ここの店主、金にうるさい。ついでに気分屋。
天使の微睡み三原則
1.料金は基本前払い(仕事後、内容に応じて増額、返金あり)
2.店主に異を唱えない
3.契約違反者には制裁を