身近に隠れる恋愛フラグ
(^ω^三^ω^)
あのゲーム以来、色々なゲームをミソスープから誘われて、共にプレイした。
時には、ほのぼのした、ゲームで他プレイヤーも、巻き込んで落とし穴、祭りにし犯人探しに来たプレイヤーをまた、穴に落としたり。
また、ある時は縛りプレイで、どちらが多くのプレイヤーを狩れるかを、競争したり。
『偶には、バトろうぜ!』とか、言い出したので適当に、あしらったら『マジメに、相手して下さいよ!』と言われたので、本気でやったら、泣かれたりもした。
そして何故か、三日間かけてゲーム内のレアアイテムをコンプしようぜ、という話になり、それをつい先ほどの終わらせた、2人は伽耶のホームにある、ベランダで紅茶を飲みながら、冬イベントの雪景色を眺めていた。
そして、ミソスープが唐突に言った。
「カリヒトさんリアルで会いませんか?」
「どうして?」
「聞いてくれますか?」
聞いてほしそうな、目でこちらを見ている、アバターの無機質な筈の目は、学校のスイーツ()が男を顎で使う時のように、てめえ断ったら、タダじゃ済まさねぇ。みたいな目をしている。
そんなの分かるのかって?わかるさ、なんせ学校に通ってた時、俺をパシリに使ってた奴と、同じ目だ
「まあ、聞くだけなら」
こういう時は、取り敢えず、聞くにかぎる
「貴方のにどうしても、渡す物があるんです」
「なんだよ、渡すものって」
「カリヒトさんにとって今、最も必要なものです」
最も必要なものか、、、金ですね分かります。
「まあ、会うだけなら」
「本当ですか!絶対会いましょうね!約束ですよ、遅かったら迎えにいきますからね!」
「おいおい、俺の家、知らないだろ、どうやってくる気だ」
「それは、何か、ご都合主義な力が働いてくれますよ、きっと」
そんな、ご都合主義な力があるなら俺が欲しいくらいだ、そう思ったのであった。
なんとか、本編に帰る道を見つけました。ヽ(・∀・)ノ