大きな果実と爆発系果実
句読点
これで ええんや
句読点
by.舞羽
沈みかけの太陽に、照らされて、いくつもの高層ビルの影ができている、下から見ると、摩天楼を思わせる街中で、それは、起きた。
ドォォーン
雷鳴のような轟音が街に鳴り響き、その音に続く様にして、パラパラやドーンドーンという音が、連続してに響き渡る。
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道路には人の死体や血痕で汚れ、乗り捨てられた車、そして壁や道路にはいくつもの、弾痕が刻まれている。
見る人が見たら、こう思い、例える事だろう、
地獄と、だが、ここの住人はこう思うことだろう。
今日は賑やかだな、
そんな、賑やかな街の中心部の入口に、二人はいた。
一人は、白と黒の迷彩服と防弾チョッキ、同色のヘルメットを着用している。
手にはMK48軽機関銃持っている、
そして胸には大きな果実型グレネード(意味深)をつけている
二人目は、黒いヘルメットに、黒いサングラス、黒いネックウォーマー黒と少し白みがかった黒い迷彩服を着込み、上からマガジンポケット付きの防弾チョッキを着ている。
手には、M4カービンと言われる小柄な、アサルトライフルを持ち、太もものホルスターには、サプレッサー付きの45口径ハンドガンが収められている。
そして二人は仲良く、絶賛弾幕の豪雨に晒されていた…
「いくらなんでも、オープンでガン待ちは少しどうかと思はないか?」
隣にいる心強いパートナーこと、お誘いメールの送り主ことミソスープに聞いた
「私に、そんなこと聞かれましても~、ふぃゃ!?、カリヒトさん!弾丸が抜けてますよ、ほんとに大丈夫なんですか!?」
「安心しろ、大分まえにもこ、ここ使ったけど相手のガンナーが50口径持って来ない限り抜けないから」
・・・なんか、死亡フラグ立たった稀ガス
「ヒャッハーァァァア!!」
「そらそらそらぁぁぁあ!!」
「顔出してみろよぉ一発で眉間ぶち抜いてやるぜぇぇ!!」
「汚物は消毒だぁぁあ!!」
世紀末だぁぁぁあ!!
なんて、世紀末な奴らだ!
てめぇら、そんな世紀末なセリフ吐く、くらいなら軽機関銃なんて捨てて、かかってこいよ!
「オォイ!M2持ってこいィ!!」
フラグ回収乙!そんな言葉が脳裏を過ぎるが、そんなことよりも大事なことがある。
「カリヒトさん!なんかヤバめなこと、言ってる方がいましたよ!」
「…さてと、ではここで問題です。ここに1個のフラググレネードがあります、さてこれを敵まで飛ばすには、どうするでしょうか」
「、、、そんな、出来もしないことよりも「いま、考え込んでもし出来たらって、思ったよね?」なんで、わかったんですか!?」
「ふっふっ、舐めてもらっては困るよ、ミソスゥゥプくん、では答えを聞こう!」
「え、ええっと、、、そうだ!銃をバット替わりにして打つべし!」
「おお、その答えは思いつかなかった、お前やるな」
「え、そうでかね、えへへ~、あれ?じゃあ、答えはなんなんですかこの距離だと、そうでもしないと届きませんよ?」
そうなのだ、彼らが陣としている場所はとあるコンビニなのだが、近くに遮蔽物はなく今、背にしているコンクリート壁からはかなりの距離がある、ミソスープが言った様になにかで飛ばさないと、半分も届かないだろう。そう、何かで飛ばさないと限り、
「そんな、当たるかどうか分からんバットより」
伽耶がグレネードをコンビニに向けて、大きな弧を描く様にして、投げる。そしてそれが頂点に達する時に、何かが、グレネードをはじいた。はじかれたグレネードは直線を描きつつ、コンビニの中へと、吸い込まれる様にして入っていった。
「弾丸ではじいた方が、安全だ!」
それは、ちょっと、どうかと思う、ミソスープであった。
「50口径の準備が出来たぜぇ!」
世紀末共は歓喜した
「イイぞぉ!」
「おい、ジッキーてめえ銃座に座れ!」
「応よ、兄弟任された!」
そしてジッキーは銃座に座り、レバーを引き、弾丸を薬室へ送り込む、
「よっしゃぁ!準備出来たぁ、ミンチにしてやんよぉ!」
あまりにも、興奮していたためか足元にグレネードがコロコロと、転がっているのに気付かなかった。そして、
「ぶっ飛ばすぜぇ!!」
その言葉と共に、世紀末も、ぶっ飛んだ。
まずは銃座にいた、ジッキーが吹き飛び、次に床に積んであった弾薬に発火して鉛が辺へと飛び散り、飛び散った弾丸に残りの数人は体を貫かれ、負傷判定を受けてタイル張りの床に倒れる
「何が起きた!」
「ジッキーが、吹き飛んだ!」
「そんなことよりも俺を早く治療しろ!」
「あぁ!拉致が空かねぇ、誰かRPG撃て!」
「任せろ、俺が撃つ!」
先ほどの攻撃で、ダメージを受けなかった一人が、立ち上がりRPGを構える。
「あばよぉ!」
そう言い、引き金を、引いた
「あばよぉーとっ◯ぁん」
そう言い伽耶は、M4カービンな引き金を引いき、釣られる様にしてミソスープもMK48の引き金を引いた。
RPGを持っていた男は蜂の巣になり、引き金を引いたが、まだ弾頭が発射されていない状態で下へ向けた為に下に発射され、男の足元で大爆発が起きてコンビニに、負傷した者や、それを治療していたものも含め、仲良く吹き飛んだ
「、、、汚ねぇ花火だ、、、」
「なにが、「、、、汚ねぇ花火だ、、、」ですか!何時もこんな戦い方してるんですか、私し死にかけましたよ!?」
「呆気なく倒してしまってはつまらん、そうだろう?だから会えて、遠回りして、倒すことにより、プレイヤースキルも磨かれ、様々な事に対応出来る発想力まで身につく、正しく一石二鳥!」
「バカなんですか、いえ変態さんなんですね、だからそんな発想な浮かぶんです、この変態!」
「ふっ、照れるじゃないか、余り褒めるなよ、あと俺は変態じゃなくて変態紳士だからな?」
「うるさいです、変態さん、そして紳士さんはそんなこと、言いませんよ」
「よし、そんな事より次の敵探そうぜ!」
「ちゃんと、私の話を聞いて下さい!」
前を歩くカリヒト、黒木は、ふと思った、こんな風に話が出来たのは、こんなに楽いのも、果たしていつ以来かと
「偶には誰かとのゲームも、悪くないかな」
その呟きは、辺りの銃声によりかき消された。
もうそろそろ、回想、終わらせないと