異界の女神に会いまして
処女作を上げさせて頂こうと思います、見てくださるかだががいる事を切に願います。orz
問題、
絶対不変の正義とはなんでしょうか。
暗く物が散乱したマンションの自室に彼はいた。
モニターのうっすらとした光が照らし出す部屋で一人の顔が浮かび上がる。黒い髪は短く切りそろえられている。顔はすこし幼さが残る。彼の視線はモニター、オンラインゲームを捉えて動かない。
数時間後。
「ふぁ~~ぁ」
眠気から来る長い欠伸を背伸びと一緒に行う。
高校生という身分にも関わらず彼は月曜日から水曜日の夜まで楽しく徹夜で連続プレイしていたのだ。
「…風呂入ってないや…」
☆★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆★
どことも言えないただ薄暗い場所だった。
彼女は無意識に呟いた。
『見つけた』
求めていた物がそこにあった。
長年探した求めてついに見つけることが叶わなかった物が異世界にまで出向いてようやく見つけた。
後は手に入れるだけだ、そうして彼女は美しい鈴の音のような声で唱える。
『送れ』
すると黒い風が吹き彼女を包み込だ。
空間を支配する薄暗い闇も静寂も彼女の移動と共に消滅した。
「ふんふんふん♪」
風呂から上がりの締めの1杯とばかりに紫にパッケージされたよく冷えている炭酸飲料を飲む、ひんやりとした液体が喉に流れ込んでくる。うまい、こんなに美味しいものが存在するのにどうして人は争うのだろう。美味しい食事の元には何者も無力だというのに、くだらい人々にこれをぶっかければ少しは頭を冷やすのではないだろうか?
いや、やめておこう普通に喧嘩売っているかただの危ない人に見られかねない。
それを飲み終わりさて寝るかと部屋のドアを開け電気を付けるとそこには、美しい金髪碧眼の淑女がいた。綺麗なさらさらとした金髪は腰ほどまでに伸ばし部屋の光できらきらと煌めいて本物の金などより遥かに綺麗で、そして気品に満ち溢れている。
優秀な芸術家を何人集めても作ることは叶はないだろうと思わせるかのような美しさ柔らかくまるで、保母や聖女のような笑顔を浮かべている美顔。晴れた空を思わせる澄んだ碧眼その中で最も目を引くのは巨大な果実である。おかしな例え方かも知れないだがそんなことは承知の上で言わせてもらおう二つ!二つである!巨大な果実(爆弾)が二つである。確かに、もともと二つある物だ!だがな、一つでさえ凶悪なものが二つだ!そんなことあっていいのか!?いや、いいのだろう。だがそれしかし…それが、男の夢足るのもまた事実なのだ悲しいかなそれが、漢なのだ。
「どちらさまでしょうか?俺の部屋に無断で入ってきてなんのようですか?」
「これは失礼しました。私の名前はリーンと申します。」
「自分は黒木 伽耶です。よろしくお願いします」
「はい、よろしくお願いたしますカヤ様、それではまずお部屋に勝手に上がってしまって誠に申し訳ありません。お部屋の外で待ちますと他の方に見られてしまう可能性がありましたので、勝手ながらに入らせて貰いました」
「てへっ」そんな擬音がつきそうなまたは「私、ついやっちゃった★」みたいな顔で言われても全然許されませんからね。
「まあ、よくはありませんが、それはそうとして、どうされたんですか?」
「実はですね。私異世界の女神をしているのですが、どうにもうまくいきそうになくて出来れば私と共に異世界を見届けて頂ける方を探していたのです。」
「へ?」
「ですから、一緒に異世界にいってくださいませんか?」
…痛い子なのだろうか花が咲いた様な笑顔を浮かべそんなことを宣う
リーンさん(痛い人)
「どうでしょうか?」
常人ならついつい悩んでしまう超難問、
答えなんか決まっている。きゃー常人なら悩んでしまう問題に相当できる俺かってけー!
そんなものより俺には大切なものがあるじゃないか
「あのぉ」
「ハァー」
ため息をつき俺は彼女に向き直り営業スマイル()を浮かべこう言ってやった。
「やなこった、俺にはまだやることがある」
しばしの沈黙そして彼女はゆっくりとしゃべりだした。
「やはり、そう言われますか、先ほどの遊びをしている貴方の目を見ていてなんとくですがそう思ってました、ですが私もそのことを承知の上で来たのですですので異世界いく際に特典とは別に様々なサービスを提供させて頂きます」
「・・・ちなみに、そのサービスって、なんですか?」
「それはですね、私が婚約者として様々なお願いを聞いてあげますよということです」
バッ!と擬音がつきそうな程の勢いで右拳を頭上に突き上げ左を握りしめた拳を腰まで引き体に力をためジャンプした、そう、それは正しく白い道着をきたかれが呼びだず龍が飛翔しているかのようなそんな様子を幻視してしまうほどの感情を宿した翔龍拳そしてその拳に宿した思いとは
つまりこう言うことだ
(美人のお姉さんが、おれのもの!!)
そして天井に届く寸前で推力を失い落下を開始し音もなくかれは着地した
「して、ナニをイタしてくれるのかな?」
にっこりと微笑み彼女はこう言った
「なんでもですよ」
心が揺らぐ、いや魂が震える。
だがしかし果たして今の彼女の言葉に何の真意があるのかを考えるのが先決ではないだろうか?
ノコノコついて行ったら最後闇市やらなんやらで、臓器やらを捌かれるなんてこともありうるのだ、
そう、俺は彼女に対する情報を一切持っていない、
対して彼女はどうだろうコミュ障でヒッキーの情報なんて少し探るだけですぐわかるはずだ俺は死にたくないし、得体のしれんものついて行くなんぞもってのほか!
フハハハ!そんなことではコミュヒッキーを舐めるなそんな説得力では俺の親以下だ!さては、鍛え抜かれたヒッキーに月曜日を与えんとする社会、または高校の刺客だな、
よしならばやることは簡単だ追い出せばいいだが彼女は当分動きそうにない、なら彼女自らが外に出たくなる様にすればいいのだ
「準備するから外に出でていてくれ」
彼女は以外そうな、顔をして
「はい、ではしばし外で待たせていただきます」
彼女はそういい外に出た、そしてそれは口元に笑みを浮かべ、ニヒリリズムを浮かべ、言った
「計画道理」
邪魔は排除したので寝るかと玄関の鍵をしめ今日は寒いからと大きめのファスナーとフードがついたパーカーを羽織ベットにて眠りに就いた
伽耶が眠りにつきそれから数分後、そこには、先ほど、追い出した筈のリーンの姿があった。
「転移」
そうして、彼と彼女の姿が世界から消えた。
答えは
可愛いだ(。・ω・。)