〈New Age〉資料集
○職
初期職と特異職が存在しており、初期職は、接近職と後衛職へ大まかに二分される。
近接職の一覧は━━。
拳闘士
斬刀士
大剣士
刀剣士
斧闘士
戦鎚士
槍闘士
隠密士
一方の後衛職は━━。
詩術師
魔術師
付術師
妖術師
使役師
召喚師
弓闘士
鼓舞士
それぞれ8種類の計16種類が実装されている。
また特異職には、一定の条件を達成する。或いは該当するアイテムを使用する事でLvや初期職に関係なく転職できる。
初期職に比べて大概が凡庸性に欠け役割に偏りを見せる為、それなりの鍛錬が必要となる。
特異職の代表たる例は━━。
旋棍士
双剣士
聖騎士
狂戦士
星術師
死霊師
司祭師
双銃士
など、他にも特異職は数多く存在している。
○紋様石
紋様宮と名称される恩恵を寄附できる、装備枠とは別に設けられた項目。
一国で一種類「紋様石」を獲得する事が可能で、それぞれの首都にある紋様屋で「紋様宮」を刻印、再刻する事により様々な恩恵が得られる。
恩恵の種類は職、Lv、スキルによりある程度縛られるが、基本的なステータス値の乗算や他主系統の職スキルの習得など、選択肢は充分に広く設けられていた。
○宝星具。
「New Age」の世界にそれぞれ一つずつしか存在しない稀少具の総称。
そのまま宝星具と称される場合が多く、武器を媒介とする宝星具を「星武器」と呼ぶ者もいる。
入手難易度は実力よりも確立に偏っており、また要求されるLv、ステータス値、職など一切存在しない為、入手さえしてしまえば誰でも装備可能。
ゲームバランスを崩壊させる一因としてユーザーから最も挙げられる不満点。
○共宝瓶
「New Age」の各地に配置されている水瓶。その中身は各地で同調しており、同アカウント内で共有することも可能。
○課金衣装
現金を支払う事により入手できる容姿変更要素。
直接的なステータス恩恵はなく、あくまで装備の見た目を上書き、もしくは補追する類のアイテム。
全包枠と細部枠に分別されており、性別や人種、職業によっては限定されるものもある。
New Ageを遊ぶ上での必須項目ではなく、自身のキャラにより愛着を……個性化を図りたいユーザー志向に合わせて実装された要素である。
○不可侵領域
使役士が懐柔せし魔物以外、一切の魔物が立ち入れない領域。
またプレイヤーのスキル使用も封じられており、戦闘行為自体を厳しく禁じている。
主に街中やダンジョン付近の休息所などに見られる広範囲のものを不可侵領域と呼び、星道の脇や、ダンジョン内の一部分など、限定された空間を不可侵点と別称している。
○宝瓶の祝福
スキルや魔術の代価として消耗したエントを瞬間的に補充する為の薬瓶。
ただ、その効用に頼り過ぎていると、存在過剰摂取二次発症者へ陥り、一時的に操作不能となってしまう。
○帰還術
ギルドに在籍すると与えられる権限の一つ。
ダンジョンと未開領域を除き、瞬時にギルドの拠点へ帰還できる転送術。
ただし、再使用までの休息期間は24時間と頻発できない仕様になっている。
○PT
New AgeでのPTシステムは戦闘面というよりも取得分配などに主が置かれていた。
単体戦から大規模戦まで幅広い戦闘を可能にしているNew AgeにおいてPTを組むメリットは、PTチャットの存在。メンバーの名前、Lv、HPなど簡易的な情報を表示する一覧ウィンドウ。マップ上における位置把握。取得経験値、アイテムの分配などだ。
PTは8人まで組めるようになっており、PT内の誰かが倒したアイテムは同じPT内のメンバーしか拾えない仕様になっている。
戦闘自体はPTなど関係なく展開されてしまうが、結果得られる取得物は魔物にとどめを刺したメンバーが属するPT内に限定されるのだ。
そのルールは意識混濁性消失障害間でも適用されており、PT外の誰かがモンスターを倒して出現させたアイテムに触れようとしても、立体映像の如くすり抜けてしまう。
経験値分配については、PT内の誰かが魔物を討伐した場合、討伐者とのレベル差に応じて再分配された値が各PTメンバーにも取得される。
PTを組むことによるメンバー同士の距離制限は同国領土内であれば無制限、国境が事実上の境目とされている。
未開領域の場合やや特殊で一定距離以上離れてしまうと、PTを組んでいてもお互いの正確な居場所がマップ上に表示されなくなる。