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この世界でどう生きる。  作者: さくちゃ
探索と探求
5/6

新たな仲間

「離れろ!!!」

足元からの音が聞こえてすぐの時、視界が光で溢れる。

酷い耳鳴りも追加でくる、いきなりの感覚に床へ転んでしまう。


「ーーーーーーーー」

「ーーーーーーーー」

「ーーーーーーーー、ーーーーー」

「ーー…て!ーーー……」

「ーーて待て!!申し訳ない!」

「動かないで!!」

耳鳴りが治まってきて声が聞こえる。

まゆだ、まゆが戦っている。

「本当に申し訳ない!1回ナイフを下ろすんだ!」

相手に戦意はないようだ…。


目が見えるようになる。

「まゆ…待て……」

「でも…!」

「あいつは戦意がない、和解しようじゃないか…」

相手は力が抜けたような表情で

「良かった…本当に申し訳ない…こんな状況じゃブービートラップは必要なんだよ…」

「分かるよ、俺らもそんな感じだった。」

「ぶーぶーとらっぷ……???」


俺の姿を見て口を開ける

「な、なぁ、そのナリ…お前もミリタリーとか分かるのか?」

「まあね、この子は違うけど」

「あぁ…ぶーぶーとらっぷ…笑笑笑笑笑」

「なんだよそれ笑笑笑笑」

「こんなのについて行かなきゃ良かった( '-' )」

名刺を渡される。

「俺は(やなぎ)って言うんだ、分かるんなら、すこし手伝ってくれないか?」

「手伝い…と言うと?」

「ここから抜け出せるその日まで、生き残れるように一緒に行動しようじゃないか。」

「対価は?まさかタダ働きって訳じゃないよな?」

「もちろん、衣食住は提供する。それに俺以外にも手伝ってくれる人はいるんだ。」


どうやら、彼の労働者には衣食住とこの場専用の通貨が支給されるらしい。

この通貨を使うことで労働者と労働者の間で取引が出来る。

ここでは新たな経済が誕生してるということだ。


「ほう…気になるな。」

「早速来るか?ガソリンもここにあるから。」

「ありがたい…」

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