表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この世界でどう生きる。  作者: さくちゃ
探索と探求
4/5

逃走と枯渇

あれから何分経っただろう。

道があった道路を歩き続ける、信号機が黄色で点灯している。


「結構離れたな…そろそろ休憩しようか。」

「はぁ…はぁ…そうだね…」

実際俺は全く疲れていない。

だが、彼女にとっては重い荷物を持って軽く5kmは歩き続けてるのだ、普通は耐えられない。

「…お、あれは…ランドクルーザー?」

「…???らんどくるーざー?」

「車だよ、トヨタ・ランドクルーザー。」

そこまで傷が付いていないようだ、もしかして…。

ストックを使いサイドガラスを割り乗り込む。

エンジン音がした。

たしかに、この車のエンジンだ。

「…っしゃ、乗り込めっ!」

「なんかウキウキ…分かった。」



それから車での生活が始まった。

ランクルの後ろで彼女は寝ている、これなら俺も動けるし、彼女も休めるのだ。

俺って天才っ!




と思ったのもつかの間、すぐにガス欠に陥った。

「おにーさん、私でもわかるよ。」

「…ですよね、ハイ、降りましょ…」

車から降りる。

この間いた場所よりもかなり離れているようだ。

そんな中、コンビニを見つけた。

真っ先に思い浮かんだのは…

「駐車場ひっっろ!?」

「田舎だからね…ん?あそこに人居なかった?」

「え?まじ?」

ライトを最高光力で炊き中へ侵入する。

「両手にタクティカル…なんてね」


コンビニの中はかなり廃れていた。

商品の多くは陳列棚から落ちている。

そして…有刺鉄線のトラップが敷かれていた。

「誰かいるん?出てきてくんないかなぁ?」

裏口の扉を開ける


その瞬間、カチャンという音が足元から聞こえた。

「離れろ!!!!」

「えっ??」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ