探索準備
朝が来る、晴れのち煙
街には大規模な火災が発生している。
それを横目にMRE(戦闘糧食)を食べる
「このクッキーパッサパサだな…」
保護した子が起きる
「んむむ…おはよぉ、何食べてんの」
「MREだよ、食べてみる?」
ひとくち食べると…
「ん、美味しい……の?よくこんなん食べてるね」
「味覚が終わってる訳ではないからな」
全て食べ終えて少し経った頃、近くで謎の爆発が発生した。
「何!?」とビクビク震えながら彼女は言う。
「ここも潮時かな…よし、荷物まとめて出よう」
「えぇ?ここを出るの?」
名残惜しそうに教室を見渡す
「思い出に浸ってる余裕は無いぞ、生きるか死ぬか」
「…分かった……」
そうして準備を始める
まだ準備をしている頃、彼女が寄ってきて
「終わったよ、おにーさんはまだ終わんないの?」
「もう終わる、待ってて。」
プレートキャリアとリグを着て、コムタックを装着したとき、彼女が
「私も…欲しい」
と言ったため、余りのプレートキャリアを着せてみた。
「重!?何これ!?」
「だろうね…」
SIG P226を彼女に手渡す
「これ、護身用に」
「あ、ありがとう?でも…使い方が…」
「あー…」
操作方法を教えている時、彼女はメモをとっていた。
「分かった?これは自分を守るために持っておいてね。」
「分かった…ありがとう。」
全ての準備が終わった、階段を降りて下駄箱まで。
これから「また」探索が始まる。
国がおなじなこと以外見ず知らずのこの街を。
「ありがとう、助けてくれて…。
さっきさ、落ちてるの見つけたから…あげる」
カランビットナイフを手渡される
「おお、これは良い… 」
「気に入ってくれた?嬉しい…」
ベルトにくくりつけて
「様になってるな、それじゃ行こうか。」
P226の操作法を教えてる時の時間、まさかの30分!笑
でも彼女はもう覚えたらしい。