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第八章 探索

初投稿です。

仕様等まだ慣れていない為、設定・操作ミスありましたらご容赦ください。


登場人物の残忍さを表現するため、残酷な描写があるためR15としていますが、それ以外は復讐ものと言いつつ笑いネタ満載のアクションコメディー

 劉操は、だいたい月に1度不定期に皇宮、出羽島そして前線基地でそれぞれ数日間過ごし、後は出羽島と前線基地のちょうど中間地点にある、彼が皇帝になる前からずっと住んでいた海の側の御用邸で過ごしていた。


 劉操が西乃国皇宮で過ごしたくないのは、そこにいると全く気が休まらないからだった。


 それが、この度の訪問では、気が休まらないなどという可愛いレベルではなく、とことん気が狂ってしまった。


 天乃宮では、夜ベッドで寝ていると、必ず殺したはずの兄の劉献が夢に現れてくる。

 だから毎回ベッドで寝ると翌朝は破壊されたベッドの片づけが宦官達の仕事だった。

 ベッドを変えても変えても劉献は現れた。


 それが特に今回の訪問は、皇宮に入った瞬間から、まるで劉献にずっと見つめられているような不快極まりない感覚を覚えた。こんな状態のまま戦場に向かえば、将軍以下将校たち全員の首を、文字通り自分の脇差で切りかねないと思った彼は、着いた早々、今月は前線基地に向かわず、心の落ち着く海の側の御用邸に帰ろうと思ったのだった。


 劉操は人払いをすると、自室に閉じこもって膝を抱えて座った。

 ゆりかごに揺られるように身体を揺らし、ボーっとしていると、小さい頃兄:劉献と一緒に暮らしていた時の記憶が蘇ってきた。

「皇弟よ、どうしたのだ?」

 縁の下で隠れて泣いている劉操を見つけた劉献がそう聞いた。

「父上って言ったら叱られた。陛下って言えって。」

「そうかそうか。」

 劉献は劉操の頭を彼が泣き止むまでずっと撫でていた。

 劉操は安心してひとしきり泣くと、劉献に抱きついて言った。

「兄上、いつでも一緒にいて。」

「いいよ。」

「約束だよ。」

「うん、約束。」


 ”だけど、海の御用邸で暮らしたいと言ったら、兄上は皇太子だから皇宮に残るって言ったんだ。”

 ”一緒にいるって約束したのに!”


 それでも兄弟仲は良かった。

 劉献は、いつでも劉操の心配をしてくれていた、、、劉煌が生まれてくるまでは。。。


 それまでは、あまりに子宝に恵まれない劉献は、このまま子供ができなければ劉操に皇帝の座を継ぐことになるかもしれないから、事あるごとに皇宮に帰ってくるように連絡していた。


 ”それが、劉煌が生まれてから、まるで朕のことなど忘れてしまったかのようだった。”


 劉操は、忌々しい劉煌と、劉献が自分に殺された時の彼の達観した顔を思い出し、吐き気を催すと、自室を飛び出して海に向かって走って行った。そしてそのまま海に飛び込むと、泣きながらバカ野郎~!と叫んで海面を拳で何度も叩いた。

 バシャッバシャッという拳による不自然な激しい音と、自然の優しい波のザーっという音が入り混じる海で、劉操はここに居ても心が休まらないことに気づいてしまった。


 ”別宅を作ろう。兄との思い出の無いところに。”


 ~


 その頃、西乃国の皇宮の後宮では、4人の側室が筆頭宦官:石欣から宣言された皇帝の命に地団太を踏んで怒り狂っていた。


 それでも実家に戻るよりはよい生活を送ることができることを考えると、4人はしぶしぶその条件を飲み、女官と宮女を半分に減らすことにも同意した。


 石欣が居なくなると、4人はいつもの不仲さどこに行ったのやらという勢いで一致団結した。

「でも掃除はしないわよ。宮女にやらせればいいんだから。」

「そうよそうよ。女官だって、偉そうにしてないで掃除すればいいのよ。」

「ね、誰辞めさせる?」

「女官は、まず薛松ね、生意気だから。」

「薛松に1票!」

「宮女は?」

「宮女なんて、いったい誰がいるのかもわからないわよ。」

「そうね、宮女は適当でいいんじゃない。それよりも女官よ。居なくなると支障が出る子とか考えて人選しないと、その後の生活に影響しちゃうわよ。」

「そうね、宮女は誰でもいいわ。それより女官を誰を首にするか検討しましょう。」


 そう側室の一人である何晴が言うと、他の3人は何も言わずにいつものようにテーブルにつき、麻雀牌をジャラジャラと洗牌し始めた。


 一方、劉煌達宮女は、女官から後宮内の徹底掃除を命ぜられていた。

 宮女たちは誰がどこを分担するかで揉めたが、誰もやりたがらなかった蔵の掃除を、劉煌とお陸は、心の中ではシメシメ、顔の表面では渋々引き受けた。


 早速蔵の鍵のことを宦官に聞くと、普段掃除は禁衛兵がやっているという摩訶不思議な回答が戻ってきた。


「どなたの所に行けば鍵を貰えるのかしら。」

「梁衛兵だね。今の時間は訓練中だ。午後には毎日ここの掃除をすることになっているから、午後まで待って一緒にやれば。他にも仕事はあるでしょ。」


 そう言われた劉煌とお陸は、お辞儀をして宦官から離れると、2人とも何も言わずに蔵の方に歩き出した。


 そして2人は蔵の前に来ると、まるで鍵で開けているかのような素振りで南京錠を破り、さっさと蔵に入って扉を閉めた。


「とにかく梁途が来る前に、あの秘密の扉を開けないと。」

 そう言う劉煌に、お陸は、聞く。

「本当にあのお兄ちゃんたち裏切ったのかね?」

「裏切るもくそもない。実際僕に付いていたら命は無いのだから。」

「そう見せかけているんじゃないのかえ?」


 劉煌は、それには答えず、奥の棚まで行くとすぐに棚を動かし始めた。

 そして床の扉を開けると、お陸に1回頷いて見せてから火種を付けて階段を降りていった。


 劉煌は階段の下に数本の聖旨を見つけた。

 内容を読んで、それらはいずれも当時、劉煌の父:劉献が出す予定だった聖旨だということがわかった。

 お陸は待ちきれずに劉煌に声をかけた。

「お嬢ちゃん、見つかったかい?」

 劉煌はそれには答えず、その辺りを探っていると、その聖旨の保管場所の奥の壁に小さな凹みがあることに気づいた。劉煌はその凹みに火種を近づけてよくよくその形を見ると、突然ハッと閃いた。劉煌はすぐに懐から聖旨の中に入っていた蒼石観音を取り出すと、それを壁の小さな凹みに合わせた。


 するとゴゴゴゴと鈍い音を立てて、およそ10cm四方の岩が手前に動いてきた。

 劉煌は慌てずにそれにさらに火種を近づけ四方八方からその10cm四方の岩を見てみると、岩の左側面は平だったが、右側面は彫ってあり、その彫った隙間に、劉煌が探していた蒼石観音が入れられていた。


 劉煌はその蒼石観音を取り出そうと手を伸ばした時、背後から、「あ、あーん。」と言う声が響いた。

 そこにはいつの間にかお陸が立っていて、劉煌の伸ばした手をパシっと叩いた。


「大抵、こういうお宝は、取り出したら蔵が崩れ落ちるとか、矢が飛んでくるとか、そういう仕掛けがあるもんだよ。だから、周囲に仕掛けが無いかまずチェックだ。」

 お陸はそう言うと、階段の裏面や、周囲の壁、そこから見ると天井である蔵の床に火種の炎をかざして詳細にチェックし始めた。


 そして、飛び出した岩の向こう側の奥を火種で照らしたお陸は、「やっぱり仕掛けがある。ここにちょうど入る、これと同じ重さの物が必要だ。」と、岩の中に納めてある蒼石観音を指さしながら冷静に言った。


 劉煌は、懐から蒼石観音像を取り出した。

 ただ岩の中にある2つ目の蒼石観音像とは大きさが異なっていた。


 劉煌はどうしてよいやら途方にくれてしまった。


「ちょうどいい。ここは蔵だ。同じような物を探そう。」お陸はそう言うと、劉煌の手を取って階段を登って行った。


 彼らは表向きの蔵の中に戻ると、二手に別れ代替品を探した。


 それぞれ2,3個ずつ手に持った物を比較し、大きさは殆ど変わらない水晶の観音像で試すことにした。


 そしていざ階下に行く段階になって、お陸は水晶の観音像を劉煌の手からあっという間に奪うと、「これは百戦錬磨のあたしがやろう。」と言った。

 劉煌は劉煌で、お陸が背を向けた瞬間にお陸の手からさっと観音像を奪い返すと、「これは僕の問題だ。僕がやる。」と言った。


「お嬢ちゃん、これは遊びじゃないんだ。下手するとマジで命を落とすよ。」

「そんなの百も承知さ。でもそれで死ぬんだったら、僕が民を治めるに相応しい人物ではないということだ。父の遺志を継ぐ者として、これは絶対に自らが自らの手で完遂しなければならない。」

 宮女の出で立ちながらも、劉煌は、西乃国皇太子のペルソナでそう宣言した。


 そう宣言した今の彼には、怖い物無しで劉煌をいつもからかっている、あのお陸でさえ圧倒される、ほんものだけが持つオーラが彼の身体の周りを幾重にも取り巻いているような、そんなすさまじい気迫があった。


 お陸が、珍しく何にも言えないでいると、劉煌は迷わず階下に飛び降りた。


 もう10年劉煌をくノ一に仕込み続けたお陸は、彼の性格を嫌というほど熟知していたので、ここで師匠であるお陸の言う事を聞くような女・・・もとい男ではないことはわかっていた。


 さすがにこの道云十年の忍者の中の忍者であるくノ一のお陸は、すぐに切り替えて劉煌のサポートに入った。


「いいかい。物のすげ替え方は5年前に教えたろう?あの要領を忘れないで。岩が中身を盗られたと気づく前に代わりの物を入れるんだよ。」


 お陸の助言を聞いているのか聞いていないのか、劉煌は慎重に壁から手前に出ている岩に近づいた。劉煌は頭の中で何回も観音像のすげ替えをシュミレーションし、袂から水晶の観音像を取り出すと、それを右手に持って、頭の中と手の動きを連動させていった。


 それを階上から見ていたお陸は、ニヤリと笑うと、”本当にこのお嬢ちゃんは優秀だよ。あれが本番でできれば完璧だ。”と心の中で呟くと、「そうだよ。その感じだ。」と階下の劉煌に声をかけて、彼をリラックスさせた。


 ”あとは、、、願わくは、あの観音像で、大きさも重さもバッチリであってほしい。”

 いくらすげ替えがプロの技であっても、代替品が不適当であれば元も子もない。


「いいかい、すげ替えたらとにかく何が何でもすぐにその場から離れるんだよ。ここならすぐ飛び上がって…」お陸が心配のあまりに余計な口出しをすると、劉煌はお陸が言い終わらないうちに「わかってる!」と叫んだ。


 緊張のあまり、お陸の頭から汗が吹き出ると、彼女のシミ・皺一つ無い顔に汗がツーっと流れ、それが顎から滴り落ち、床に這いつくばっている彼女の手の上にポタっと落ちた。


 ”今だ!” 


 2人が同時にそう思った瞬間、お陸は両手の拳を握りしめ、劉煌は見事に像をすげ替えて、取った観音像を左手に握りしめて勢いよくその場から飛び上がった。しかしその拍子に、すげ替えた観音像の入った岩に着物の端がちょっと当たってしまった。すると、その岩は元の場所に向かってゴトゴトと音を立てて戻り始めた。ところが、すげ替えた観音像はほんの僅か左右に大きかったため、元の位置に岩が戻った際、観音像の右腕が割れて落ちてしまった。すると、僅かに数gの違いを感知したシステムにスイッチが入り、突然ゴーという大きな音と共に階段が崩れ、階下にどんどん土砂が流れ始めた。

 お陸は素早く階下への扉を閉めると、すぐに扉の上に棚を置いて塞いだ。

 お陸の後ろに着地していた劉煌は、蒼石観音像2体を手に持ちながら「生き埋めにするトラップだったのか。」と呟いた。


「そんなことどうだっていい、とにかくここからずらかるよ。」

 お陸はそう言うと、劉煌の手を引いて蔵の入口の扉の所まで来て耳を澄ませ、少し扉を開けて外の様子を覗って誰もいないことを確認してから外に出ると、今度は劉煌が見張りになっている間に南京錠で施錠した。


「さあ、とりあえず宿舎に戻ろう。あとは1日も早くここから抜け出そう。もう側室たちのヒステリーに付き合わされるのはごめんだよ。」

 お陸はそう言うと、真剣な顔をしている劉煌のほっぺたをつねった。

「お嬢ちゃん、女の子がそんな眉毛を逆八の字に上げない。せっかくの美人が台無しだよ。」

 お陸はそう言って劉煌をからかうと、劉煌は自分の頬につけた巨大な黒いほくろを指さして、「これでも?」と聞くと、「そんなほくろに気がとられて本質が見えないのは愚の骨頂ってもんだ。そんな奴はほっとくに限る。」とお陸が言うので、「何よ。ぷらすちっくさーじゃりーで顔を絶世の美女にした人がそんなこと言うなんて、聞いて呆れるわ。」と返した。


 しかし、それもほんの束の間、劉煌はすぐに顔を曇らせ、「でも、もう一体あるはずなんだ。」と言うと、大きなため息をついた。


 それでも2人はじゃれあいながら宿舎に戻ると、宿舎はいつになく騒然としていた。

 劉煌は近くにいた宮女に何事か聞くと、皇帝の命令で宮女の半分が解雇になるということで揉めているということだった。


 ”アイヤー、これはついているね。向こうから辞めてほしいなんて!”

 お陸はそれを聞いて有頂天になり、劉煌の手を引いて揉めている宮女達の中心に躍り出ると、「とりあえず私達2人は辞めるからさ、他の人達で…」と言いだしたお陸に、「何言ってんの。ここに居る人は皆辞めたいのよ。誰が残るかってことで揉めてんじゃないっ!」と言う罵声が返ってきた。


 これには、お陸も劉煌も絶句してすごすごと中心から円外までバックすると、お互い首を左に曲げて宮女達のののしり合いを鑑賞し始めた。


 しばらくして劉煌は、左に傾けていた首を右にかえて、お陸に話しかけた。

「ね、師匠、どうやったら解雇組に入れるかしら。」

「うーん。じゃんけんに持って行こう。」

「はあ?じゃんけんじゃ確率は1/2よ。残らされるかもしれないじゃない。」

「仕方ない。師匠として恐らくこれが最後の技の伝授だ。」

 お陸はそういうと、劉煌の耳元まで口を持っていき、ひそひそとじゃんけん必勝法について話し始めた。

 すると、みるみるうちに劉煌の目は大きく開き、口はへの字に鼻の穴は膨らんでいった。


「師匠!呂磨でのじゃんけんはインチキだったのね!」


 劉煌は、呂磨で手裏剣の的の台にされたことを思い出し、歯ぎしりしながら小声でも語気を強めて唾を飛ばさんばかりにそう言った。

「アイヤー、もう過ぎたことを話してもしょうがないじゃないか。それより練習だよ。」


 目の訓練を欠かしていない劉煌は、すぐにコツを掴んだ。

 ”たしかにこれならバレずに全戦全勝できる。”

 真面目にバカがつくほどだった劉煌も、お陸と過ごすこと10年ですっかり角が取れ、もう今となっては、ズルも失敬にも抵抗感のハードルが思いっきり引き下げられ、このこともすぐに受け入れると、あとはどうやってこの話をじゃんけんで決めることに持ち込むかということに意識がシフトしていた。


 しかし、お陸と劉煌は特に画策することなく、女官の鶴の一声でじゃんけん勝負に決まってホッとしていたのも束の間、このじゃんけんは1:1ではなく、1組10人ずつのじゃんけんで、それぞれの組で負けた5名が残ることになった。1:1であれば相手の手1本に集中すれば言い訳だが、1:9となると9人の手を見て自分の手を出さなければならない。今迄そんなことの経験もない劉煌に、いきなり9人の相手はハードルが高すぎた。


 想定外のことに慌てた劉煌は、緊張のあまり目をあちこちに移動させることに気が行ってしまい、その他9人がパーを出すなか何故かチョキにするつもりがなんとグーを出してしまったのだ。そして、早々に居残り組に決まってしまった。


 お陸は、隣の組で何回もあいこになるなか、チラッと横を見ると、劉煌の組は劉煌以外が皆手を叩いて喜んでいる。


 ”他全員が同じ手でどうして負ける?”

 お陸は劉煌の思考が全く理解不能だった。


 それでもお陸は冷静に、何回あいこになろうが隣の手を見て手を出していた。

 そして早々に皇宮離脱が決定した。


 お陸は、完全に気分は落ち込み、思考はオーバーヒートしている劉煌の横に座ると、心配そうに囁いた。

「お嬢ちゃん、じゃんけんの原理は知っているよね?グーはチョキに勝つ、チョキはパーに勝つ、パーはグーに勝つ。」

「そんなの知っているわよ。」

「じゃあ、何で負けたの?」

「だって沢山手があるからパニックになった。」

「アイヤー、忘れていたよ。このお嬢ちゃんはお頭が弱かったんだった。もー、そんなの隣の手だけ見ればいいのさ。あいこになっても負けることは無いから。じゃあ、あたしは荷物まとめるから。」そう言うと、お陸はどん底に落ちている劉煌をそこに残して、サッサと宿舎に鼻歌を歌いながら戻っていった。


お読みいただきありがとうございました!

またのお越しを心よりお待ちしております!

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