奢られ上手になる
前回の投稿で、私は割り勘男に蛙化するということを書いた後に矛盾が発生する内容だが聞いてほしい。
30後半にもなると、職場で年下も増えてくる。
ランチやご飯食べて帰ろうかなんてシーンでもほんの少し前までわ奢って貰っていた、多めに払ってもらぅていた立場だったのが少しずつ変わってくるのを実感する。
そこでさらに実感するのが先輩の懐事情だ。
年がいくつか違っても桁が違うほどの年収の差があるわけでもないため、後輩の分も払うというのはしっかり懐に響いてくる。
これが人数が増えるとたまったものではなくなり、正直なところ後輩を食事に誘うのも躊躇うほどだ。
そんな中でもまーまーそういうシチュエーションになることはある。
ここで大きな声で言いたい。
多めに払うのは覚悟の上だ。
気分が良ければ奢ってやる。
ただ、それは自分の分は自分で払おうと思っている意思がある奴に対してだけだ!
初めから奢ってもらえる、奢ってもらおうと財布も出さないのはかなりこちらの気がなくなる。
そして大概、対して仕事もしない、言うことも聞かない生意気な奴に限ってこちらが奢るとも言ってないのに『ごちそうさまでーす』とか言いやがる。
こんな奴に誰が金を払いたいのか。
偉そうに言っているが、後輩に奢りなれていない、仕切り慣れていない私は、1万払うから残りは2人で払っておいて!とか上手いことが言えず、財布を出さない後輩2人に絶句し、『まぁいいよ、ここは奢るよ』とお金を出してしまった。
だって払わないとお店が困るじゃん。
男女の奢る奢られる論争の男側の気持ちがいやと言うほどわかるアラフォー独身女である。
こいつらとは2度と飯いかねー。と心に誓い、対してお礼も言わない後輩にモヤモヤしながら、自分が後輩だった時のことを思い出す。
もうちょっとマシだったようにも思うが、奢ってもらえる、多く出してもらうのは当たり前と思っていた過去の自分にも気付く。
ただ一つ違うのは、私にはもう少し愛想があったように思う。
ありがとうございましたー!美味しかったです!
ごちそうさまでした!楽しかったです!
こんな素敵なお店初めて行きました!
いつもありがとうございます!次、何かお礼させてください!
そんな言葉で足りていたかは分からないし、相手を不快にさせてことが無いとは言えない。
だけど、私もまだ奢られる機会が無いわけではないと思うので、今回感じたこの気持ちはその時に活かそうと思う。