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初めまして!!
れーあです。コミュ症で、人と話すのが苦手ですが頑張って書いてみました。
語彙力は壊滅的にないです、、、
ぜひ読んでみてください。
【プロフィール】
名前:成瀬瑠衣
年齢:17
誕生日:1月6日
身長:154cm
所属校:桜架東高等学校(2年B組)
見た目は頭も良さそうでなんでもできそうな優等生美人だが、中身はかなり男勝りで負けず嫌いな性格。
幼稚園のときからずっと剣道をやっており、小学校では女子個人全国1位。今は世界3位という実績を持つ。
【プロフィール】
名前:ルイーズ
年齢:17
誕生日:6月1日
身長:154cm
所属国:アヴァロニア王国
アヴァロニア王国の王女様。ゆるふわウェーブの髪に紫水晶色の瞳。
体が弱くて病気になりやすい。瑠衣の転生した姿。
【プロフィール】
名前:西園寺泰斗
年齢:17
誕生日:4月18日
身長:178cm
所属校:桜架東高等学校(2年B組)
何事でも自分が納得するまで取り組むタイプ。
生徒会に入っており、2年生にして会長。
剣道ではジュニア男子個人大会2位。今は日本2位。
【プロフィール】
名前:リヒト
年齢:17
誕生日:8月14日
身長:178cm
所属国:アルセリア王国
アルセリア王国の王子。西園寺泰斗と瓜二つ。剣の扱いがすごい。
兄が一人いる。兄は病弱で寝たきり。兄が好き。時期王様。
[本編]
「―――るい……ルイーズ! おい!」
名前を呼ばれながら肩を揺すられ、私はハッとして顔を上げた。目の前には心配そうに私を見つめている知らない人の顔がある。
「大丈夫か? 気を失っていたぞ?」
「うん、だいじょうぶ…ってだれぇーー!!」
その人は私の大声に驚いたのか、目を丸くして固まってしまった。よく見ると茶色の髪でかなり整った顔をしている。そして、泰斗に似ている。
「えっと……あなた誰ですか?」
するとその人は悲しそうな顔して眉を下げ、口を開いた。
「ルイーズ、本当に忘れたのか?……」
私は知らない人からとてつもなく悲しい顔をされたので過去のことを想い出してみた。そしてその途中で気を失った。
***
「瑠衣!学校遅れるよ」
お母さんの声にハッとした私はベッドから飛び起きた。
慌てて部屋を出て階段を駆け下りると、もうお父さんも仕事に行った後だった。
「おはよう、昨日も夜遅くまで剣道の練習したのでしょ? 勉強は大丈夫なの?」
「大丈夫!大丈夫!」
席について急いで朝食を食べ始める。お母さんは呆れているような顔をしながらコーヒーを口に運んだ。
「そういえば今日瑠衣が2年間待ってた漫画が発売されるよ」
「んぐっ!?ゴホッゲホ……」
「だ、大丈夫?!」
思わずむせ返った私を見て、お母さんが慌てふためく。そんなことより、なぜそれを早く言わないのだ。私は、半ば起こりながらお母さんに頼んだ。
「今日大事な剣道の試合があるからお母さん買っといて。」
そう言って、私は勢いよく家を出た。
外は眩しいほどに晴れていて気持ちが良い。雲一つない青空の下、私は高校へと急いだ。
高校へ着くと、まだ授業が始まっていないにも関わらず廊下に人が溢れていた。私は人混みの中をかき分けながら自分の教室へと向かう。
「あっ!瑠衣来た」
そう言いながら、仲の良い3人が出迎えてくれた。この3人とは中学からの友達でいつも一緒に行動している。
「ねぇ聞いて!今日発売の漫画読んだ?」
3人のうちの1人の望美が興奮気味に話しかけてきた。彼女は漫画が大好きで、毎日のように読んでいる。そして今日発売される漫画を教えてくれたのも彼女だ。そして彼女はハムスターみたいに可愛い。
「まだ読んでないの。でもお母さんかってもらう予定」
私が答えると
「瑠衣読み終わったら、貸して」
そう言ってきたのは、生まれた時から一緒の泰斗。泰斗は顔面国宝にもなれると噂されているほどのイケメン。でもいつも私のものを奪ってきたりとうざい。
「いいけど、ちゃんと返してよね」
「分かってるって〜」
「おい泰斗、また瑠衣のもの奪ったりするなよ!」
こう言ってくれるのは望美の幼馴染の悠介。こいつもとにかく顔がいい。だからか泰斗と二人で学校のアイドルと言われている。
「はいはい」
泰斗はニヤッと笑って答えた。これは絶対何か企んでる。私が泰斗を睨んでいると廊下から
「ねぇみて、あの4人が集まってる。マジで神の領域だわ。」
「わかる〜。」
「あぁ〜4人とも顔良すぎ。」
「てかさ、4人で集まって何話してんだろ?」
そう言いながら通り過ぎる人たちの声が聞こえてきた。私たちは呆れながらもいつもの隠れ家兼屋上に行くことにした。4階にある階段を登りきるとそこには私たちだけの空間がある。
「うっひょーー!やっぱここ最高ーー!!」
悠介が変な声を上げながら両手を広げている。
「ほんと、ここは落ち着くね」
私はそう言いながら屋上いっぱいを駆け回った。
「瑠衣!そっちはいろんなものが置いてあって危ないよ」
そんな望美の注意を聞きながら笑っていると横から何かが倒れてくる音がした。
そしてみんなの声と倒れてくる何かが私に当たるのが同時だった。
「瑠衣!!」
「え……?!」
そこで私の意識は途切れた。
読んでくださりありがとうございました。
ぜひ、感想や治した方がいいところを教えてもらえると嬉しいです。