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コーディン・ホテルからの刺客

第7話

~コーディン・ホテルからの刺客~




ようこそコーディン・ホテルへ。

お客様のリッチなニーズにマッチした最高級のおもてなし。

バルコニーはあくせく働く下々の人間を一望する事が可能。

更に食事は有機栽培の野菜に、丹精込めて育てられた高級ブランドの肉。

お風呂は露天から地下浴場まで。

ルームサービスにはここでは言えないサービスもあるとかないとか。

さあさ、皆さん。ごゆるりとお寛ぎ下さい。





さて、それはこんな話だ。





「コーディン・ホテル~コーディン・ホテル~。」



揃いも揃ってどこか間延びした声を出す御者の男に幾ばくかの金を払い、レオとユッタは眠気の残る目を擦りながら、懐かしの我が家ならぬいつものねぐらに戻って来た。

道中、商人ギルドに寄って小切手を換金したため、重々しい鞄がレオの右手から垂れている。

既に陽は燦燦と照り付け、闇の衣を取り払った後だ。

太陽に気を良くした鳥の声に導かれるように立派な建物に別れの言葉を告げてからクルリと踵を返して振り返ってみれば、やはり安っぽい材質に慎ましい字で書かれたメリー・メリー・メギストスの文字が二人を暖かく迎えた。

勿論、扉を開ければドアの鈴がカランコロンと聞きなれた音を携え、待ち人の到来を告げる。



「あ、おかえんなさい。」



肘を付いて本を読むメリーさんが目だけで二人を見て、それからまた視線を本に戻した。

フィオナとベルの姿はダイニングには見られず、メリーさんも朝食を済ませた後なのか若干気だるげだ。

ユッタはそれを横目にしながら挨拶代わりに片手をあげると、眠そうな顔のまま自分の部屋に向かって階段を昇っていった。



「メリーさん。溜まってた宿賃、一括で払うぜ。」



レオが右手の鞄を持ち上げてメリーさんの注意を惹きつけるように軽く揺らした。

メリーさんはほんの少しだけ読み途中の本に注視し、しおりを挟んで本を閉じる。

レオを見るその目には喜びと困惑と疑いの三つの色があった。



「レオさん、それホント?」

「ああ。ええと、確か溜まってたのが100万ぐらいだったか。ついでに、これからの分、1年分ぐらい先払いしておきまさぁ。」

「それは構わないけど……四人で一年なら、そうね、300万ぐらい貰うわよ?足りる?大丈夫?」

「足りるんだなぁ、これが。よっと。」



鞄を店番用の台に乗せ、鞄に架せられた錠を解いていくレオ。

その中身が開封されるや否や、メリーさんが身を乗り出して食いついた。



「あらら!すごいじゃない!ひーふー……大金よ、これ!」

「ふふーん。とりあえず合計400。前払いしておくわ。一応額は確かめておいてくれ。」



中に詰まった札束を四つ程取り出し、メリーさんの前に積んでやる。

メリーさんは素早い動作でパラパラと札の数を数え始め、レオが鞄の錠をかけ直す頃には既に数え終えていた。



「ピッタリよ。ウフフ。レオさん、今夜のおゆはんは期待しておいてね。」

「ガッツリ頼むぜメリーさん。」

「あんまりガッツリしたのだとお嬢ちゃんが嫌がるのよねぇ。」

「あぁ……まぁ、メニューはお嬢の口に合わせておいてくれ。それじゃ、よろしく。」

「はいはーい。これだけあれば気になってたあの化粧水もちょっとくらい……。」



遠ざかるメリーさん(若い)特有の大きな独り言を背に、レオはフィオナ嬢の待つ二階角部屋の207号室のドアを三回ノックした。

中からの返事は無かったが、部屋の鍵が閉まってなかったので、レオはそのままドアノブを引く。



「レオ。戻りましたか。」



部屋に備え付けられたソファに沈む少女が頬杖でレオの入室に応えた。

見ると、ベッドの上ではベルがうつ伏せに寝転んでいて、退屈なのか足のかかとをトントンと打ち鳴らしながら伸びていた。



「お嬢、700で交渉して来た。」

「……は?700?おかしいですねぇ。アレを使ったハズですよね?」

「うっ、やっぱわかるものなんですね。」

「そりゃあねぇ。で、何か言い残す事はありますか?」

「……メリーさんに一年分の前払いで400渡しました。残りは300です。」

「はいはい。じゃあ、そこに座って下さいな。」

「……はい。」



鎧のまま正座をさせられて相当窮屈そうだが、レオは逆らわずにフィオナ嬢の前に膝を畳んだ。

レオの視線の先にはそんなに怒っている様子がなく、むしろどこか上機嫌のお嬢様がいた。

だが、レオはそれが逆に怖かった。

こんなに穏やかな表情の彼女は珍しかったからだ。

一体何をされるのだろうと、レオが戦々恐々、ベルが興味津々でフィオナの動向を見守る。



「今回は、これで許してあげます。」



フィオナがそう言ったかと思うと、レオの額に電流が走った。



「おぐぉっ!?っつぅーーだぁあ!?」

「わかりましたか?このように魔力を収束させれば、指先から出せる量の魔力でも殺人級の威力を出すことが可能なんです。」

「なるほど。」

「さ、やってみて。」

「えっと、こんないめぇじ?」



フィオナの動きに習ったベルの指先がレオの鎧に触れる。

すると、バチン!と音がして鎧の背中に大きな穴が空き、黒い煙がモクモクと。

更に金属が燃えた時の様な異臭が周囲に漂った。

それと同時に跳ね上がったレオの身体が木造の床にドスンと投げ出された。



「その通りです。やはり、飲み込みが早いですね。教え甲斐があります。」

「あぐぐ……うぶぅ……。」

「あ、大丈、夫……?殺す時の強さでやっちゃった……。」

「うぐぅ~~……。」



しばらくビタンビタンとのたうち回っていたレオだったが、フィオナの右拳に頭を一叩きされた途端に元気になって二人に詰め寄った。



「殺す気か!?」

「殺す気でしたよ。」

「殺す気、だった。」

「だよなぁ殺す気だったよなぁ!?」

「まぁ、どうせ殺せないですし。」

「痛みはあるの!!こっちの事情も考慮してよ!!」

「ゴメン、ね?痛いの痛いの遺体の一体に――」

「いや、もういいから……えっと、もう、とにかくいいから。いいって。いいってホント。なんでそんなに執拗に撫で回しに来るわけ?いいってマジで。マジで。ちょっ、オイ!やめろって!何だこいつ!?」



纏わりつくベルを心底鬱陶しそうに引き剥がしたレオは、何度か呼吸を整えた。

そして、きゃっきゃと心底楽しそうにじゃれついてくるベルを何度もベッドに投げ飛ばしながら、フィオナに尋ねた。



「やっぱ、こいつ、には、見所がっ、あるのか。」

「ええ。中々のものですよ。まぁ、私程の才能は持っていませんでしたが。」

「……そうかい。お嬢が、褒めるなら、相当なもん、だろうよっと。それで、フィオナ先生が魔術のレッスンってか?」

「お勉強飽きたー。」

「いやぁ。一回見たら覚えるので。ついつい調子に乗って色々教え過ぎましたね。ですが、この調子でしごいてやれば、その内あの魔導書も使えるかもしれませんよ。」

「うへぇ……うおっ!?おいこら降りろ。俺は梯子じゃないんだぞ。」



背中をよじ登ってきたベルを振り落とし、レオは立ち上がった。

そして、脇に置いてあった鞄の中身を、一部を残して部屋の金庫の内部へと投げ仕舞ってから、しっかりとロックをかけた。



「ユッタは?」

「寝たんじゃないか。帰ってきた途端、そそくさと部屋に戻っていったよ。」

「遊ぼー。遊んでー。遊べー。」



フィオナ式魔導教導にすっかり飽きたらしいベルが、良い玩具を見つけたとレオの眼前でゆらゆらと両手を振り乱す。

レオはフィオナにどうする?と目だけで聞いてみたが。



「二人でどうぞ。私は少し疲れたので結構です。」



部屋の壁に取りついた机の上の瓶の中から、棒付きの飴を一つ取り出して咥え、ソファに静かに沈みこむフィオナ。

ベルがそれを見て物欲しそうな目をしたが、フィオナは意に介さなかった。

さらに手を裏側にしてしっしと振り、さっさと行けと合図する。

要はベルの相手はレオに任せた、という事らしい。

遊びの許しを得たベルは早速レオの手をぐいぐい引っ張りながら部屋を出て階段を降りる。



「お前、お嬢が寝てる間どうしてたんだ?」

「なんか、眠くなんないし、お嬢起こすのも悪いしで、じっとしてた。」

「そうか。相部屋だったのか。暇だったろ。」

「暇だった。レオは眠くないの?」

「お前と一緒だ。眠くならないんだよ。」

「そっかー。私と一緒かー。」



レオの左腕にぶら下がるベルが楽しそうにはしゃいでいる。

どうやらフィオナとはロクに遊べもしなかったらしい。

厳しい苦行から解放された時のようなただ事ではないテンションで動き回る。

あの年中不愛想なお嬢様の事だ。大方、縋り付くベルをちぎっては投げしてスパルタ教育を叩き込んだのだろう、とレオは彼女に同情した。

こうして構って構ってしてくるのを見れば外見相応の旺盛な少女のように見えないこともない。



「で、だ。遊ぶったって何すんだ。運動するのはここじゃNGだぜ。メリーさんがキレる。」

「うーんとねぇ。まずは……。」



手芸のように魔術を使ったマジックショーじみた遊びが始まった。

レオは彼女の観客にアシスタントに被害者に。

次々にルールを変え、手を変え品を変え、時にはレオの身体のパーツの形を変えながら。

ベルの遊びの提案は途切れる事がなかった。

次第にレオの息が上がり、ベルが満足そうにケタケタと笑う。

そもそものバイタリティの違いをレオが認めざるを得なくなる頃。



「レオさん。お昼にしましょ?ベルちゃんも。」



妙ににこやかなメリーさん(若い)が、手にしたカップをテーブルに置いた。

湯気立ち上るそのカップからは香ばしい匂いがする。

お茶の類であろうその芳醇な香りに、ベルの顔がまた物欲しそうな表情になった。



「お嬢ちゃんとユッタ君も呼んで来て頂戴。」



人差し指を上に立てて軽くウィンクをしながらベルに仕事を課すメリーさん。

ベルの方は「はーい」と間抜けな返事をして、階段を一つ飛ばしで快活に跳び上っていく。



「やっぱりああいう子が一人いると違うわねぇ。陰気でむさ苦しい中の紅一点。いいわねぇ。」

「陰気でむさ苦しくて悪かったな。」

「拗ねない拗ねない。ところで、明日は豪勢に色々買ってこようと思うけど、レオさんは非力なメリーさんを手伝ってくれるのかしら?」

「ええー……俺はちょっとそういうのは……。」

「あら残念。でも、そんなんじゃあ、モテないわよ?」

「あー……俺はお嬢一筋だから。」

「そうは言っても、お嬢ちゃんだってねぇ、あと数年もしたら良い人見つけてお嫁に――」



メリーさんの話がいよいよ長話に突入しようかとした矢先、ベルが階段を一つ飛ばしで駆け降りて来る。

その後ろを面倒臭そうなフィオナと、まだ眠そうなユッタが着いてくる。



「連れて来た。」



トントンとリズムに乗って階段を跳ね飛んでくるベルだったが。

突如、ベルが類を見ない跳躍力でレオの胸元へと飛びかかり、唐突な蛮行を受け止め損ねたレオがぐらりとして、間一髪の所で倒れるのだけは免れた。

ユッタがそれを見て驚いたように目を開けっ広げて中々にすごい顔をしたが、すぐにまた眠そうな顔に戻って欠伸を噛み殺し、目元に涙を溜めた。



「懐かれましたね。レオ。」



フィオナがからかうように言う。



「お子様のこのスタミナはどっから湧いてくるんだろうな。」



レオはベルを引っぺがし、その両腕を持って狩猟で捕らえられた得物のように前に掲げた。

ベルはぶーたれた顔で離せ離せと喚いていたが、レオが二度と同じ事をしないという条件を彼女に突き付け、渋々静かになる。

テーブルを見ると、いつの間にかメリーさんが皿の配膳を終えており、調理場の方からボウルのような物を手に携えて戻って来ていた。



「今日のお昼はサンドイッチよ。挟む物はここから好きに取って下さいな。」



ゴトリとテーブルの上に置かれたボウルの中には適度な大きさの葉の野菜が敷き詰められており、真ん中にはスライスされたチーズやハム、トマトが緑の中に映えていた。

その光景にベルは目を輝かせていたが。



「タマゴが無い。」



フィオナは不機嫌そうにそう呟くのだった。



「あり合わせなのよ。明日買い物に行くまでは材料不足は勘弁して頂戴。」

「パンは?」

「さっきオーブンにかけたから、じきに焼きあがるわ。」

「ホットサンドじゃん。それなら一緒に焼いておいてよ。」

「ちょっと残ってた量に問題があってね……上手い事皆で分けてくれないと……。」

「ああそういう……。」



何はともあれ、久しぶりにメリー・メリー・メギストスの食卓に普通の食事が並んだ。

ベルとユッタは食い溜めるように率先してハムを奪い合い、フィオナはハムを避けてチーズと野菜だけを乗せたトーストを齧っている。一方レオは何も乗せずにトーストだけを黙々と。

メリーさんがお茶のおかわりを持ってくる時にはもうボウルの中身は片付けられ、食卓を囲む全員が腹八分目、ないしは腹四分目になっていた。



「お皿下げていい?さっさと洗っちゃうわよ。」

「私も手伝う!」

「殊勝な心掛けね。あんた、お嬢ちゃんと違っていいお嫁さんになれるわよ。」

「私もそう思います。」

「自分で認めるのか……。」



往年の沈み切って空気が重々しい淀みの食卓は終わりを告げ、かつての活気を取り戻し、かつそこに一花を添える。

和気藹々とした和やかな時間だった。

なのに。



「コーディン・ホテルですわぁーー!!」



台風のような大声が全てを台無しにした。

バターンと勢いよく開けられた扉の上で暴れる小鈴がリンリンと警鐘を打つ。

大きなリボンの少女が皆の視線の先に仁王立ちしていた。



「出たよ、電話線……。」



一番早く正気に戻ったユッタが辟易しながら呟く。



「なっ……!!きいぃーー!!何度言えば分かるの!?ワタクシはテレジア・フォン・コード!!電話線ではありませんわぁーー!!」



地団駄を踏み、憤懣やるかたなしと。

大声を上げて憤る少女は、テレジア・フォン・コードと言う。

メリー・メリー・メギストスの対面のご立派様である、コーディン・ホテルの跡取り娘である。

彼女はこの辺では父の威光を後ろ盾にして好き放題やっている事で有名なドラ娘で、ちょくちょくメリー・メリー・メギストスに顔を出しては最後に泣かされて帰っていく。

その用件はほぼ100%メリー・メリー・メギストスの土地の譲渡について。

彼女はメリー・メリー・メギストスの土地を買い取り、そこにコーディン・ホテルの別館を作ろうという画策をしていた。

なお、コーディン・ホテルの当主であるヨシュア・フォン・コードはその計画について言葉を濁しつつも遠回しに関与を否定しており、その計画は彼女単独での暴走である事が既に周知されている。



「そうそう。テレフォンコードでしょ。知ってる知ってる。」

「きいぃーー!!話になりませんわ!!不愉快ですわ!!責任者を呼べですわぁーー!!」

「もう。また来たの。今日もいつものかしら?」

「あっ!にっくきメリー!今日こそはここの土地を譲ってもらいますわぁーー!!」

「目上の人にはさんを付けなさい。」

「だっ、誰が誰の目上なんですの!?ワタクシの方がよっぽど目上ですわよ!!」



キーキーとがなり立てる彼女に、段々とフィオナの眉根が吊り上がって来る。

レオもそれを察し、どちらかというとテレジアの方を庇うように、フィオナの一歩前に出た。



「買収ですわぁーー!!M&Aですわぁーー!金に糸目はつけませんわぁーー!!」

「だから、この宿はそういうんじゃないの。半分趣味でやってるから、お金とかそういうんじゃないの。」

「よく言うよ……。」

「言い値でいいですわぁーー!!1000でも2000でも好きな額を提示しやがれですわぁーー!!」

「だから……。」

「すごいね。」

「すごいだろ。あれで序の口なんだぜ。よく見てろよ。あれを反面教師にしとけ。」



素直に頷いたベルの方をちらりと見たテレジアは、一度メリーさん(若い)に視線を戻し、それからまたベルの方に視線を向けた。

その視線は珍しい物を見るような、驚いたような、宝くじでも当たったかのようだった。



「えっ、角付きですわぁーー!?どうしてこんな所に!?」

「あ、そうか。おい、ベル。角隠しとけ。」

「え、どうやって。」

「とりあえず握っておけ。」

「わかった。」

「もう遅いですわぁーー!!お宝発見ですわぁーー!!」



両手で頭上の角を握るベルを指差し、テレジアは高らかに叫ぶ。



「角くーださい、ですわぁーー!!」

「やーだよ。」

「ならば交渉開始ですわぁーー!!言い値でいいですわぁーー!!」

「私を倒せたら譲ってやろう。」

「なっ!?のっ、望む所ですわぁーー!!ワタクシ、喧嘩も強くってよ!!」

「かかってきな。」



謎の構えを取るベル。

同じような構えでそれを受けて立つテレジア。

二人のにらみ合いが続き、緊張の糸が見えるようだ。

フィオナはこの辺で既に呆れて自室に戻っていった。

メリーさんも片付けに戻ったのか、厨房の方からジャブジャブと水の音が聞こえる。

ユッタとレオは椅子に腰かけてカップの中身を啜り、完全に見世物小屋モードだった。



「レディー、ファイッ!!ですわぁーー!!」



テレジアの掛け声がかかり、決戦の火蓋が切って落とされる。

それと同時にテレジアは機敏な動きでベルとの距離を詰めて見せた。







第8話 ~泣かないで~ へ続く







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