ギルド登録
うわ。
あんまり文化進んでない。
考えるのやめた。
行商人登録は無事にすんだ。スムーズに登録も済んだし、王都のギルドってことを差し引いても、良さげ。
行商人ならオッケーって感じらしい。荷馬車や店舗持ったりしたら手続きやばそうだけどな。
ただ、ちょっと面倒なのは、日誌をつけろって言われたこと。面倒すぎる。まぁ、冊子とか文房具とかもらったし構わん。
橋を超える。
水運がすごい盛んだっていうのはよくよくわかった。圧巻だった。
旅に必要な食べ物、道具、諸々を買い集めながら外壁へ向かう。
ちまちまドライフルーツみたいなの買い食いしてたら、魔力が微回復してた。おい、俺は何を食べたんだ。
適当に食べてたし、いろいろ混ざってたから、魔力回復の原因になったものがわからねーんだが。
あーあ、もうあたり引いた、ラッキーくらいに思っておこう。
死活問題なんだがなー。まぁ、食べ物で回復する可能性ありってのがわかっただけいいか……。
街壁から、人が出る分はほとんどノーチェックらしい。荷物があったら流石に調べられてたけど、俺ふくろあるから、密輸し放題だけどな。
一気に空気が変わった。
活気に満ちていろんな年代の人が歩いてたけど、外はやばそうな奴らしかいない。つまりゴツい男女と、イっちゃった魔法使いと、まぁ、そんな具合。
冒険者ギルドに到着。街外れの一番デカい建物。
なんで、冒険者ギルドってやつは、どこの世界でも対して雰囲気変わらないんだろーな。
この、ちょっとやさぐれちゃってる、ちょい間違えただけで人が死にそうなピリッとしたやばい感じな。
俺は好き。
登録自体はスムーズにいった。
別に誓いとか義務とかはないらしい。うん、いつかの女神様、そこまで冒険者に求めるのはちょい酷だったんだと思うぜ俺は。
ギルドが呼んだら絶対来いとかな。
また日誌を書けとか申すので、行商人のやつと一緒にしていいっすかって言ってみた。
すごい顔をされたが、許可されたので、いいだろ。気にしない気にしない。
依頼以外のことはあんまりしない方がいいらしい。魔物倒しすぎて、生態バランスが壊れたりしたら面倒だしな。そういうの管理するのが冒険者ギルドだろうし。
けれど、やむを得ない場合、つまりたまたまかちあった時は仕方ない。そういうのを報告しろ、でも覚えてろってのも酷だからってための日誌らしい。
なるほど。日誌強い。
ランク制でF〜SSまで。
一つ依頼をこなしたらEになるらしい。
最終依頼の月日は記録されるけど、有効期限とかはなし。
日誌さえ書いとけば基本オッケー。
証拠のために耳切れとかなし。
しかもギルドは全世界共通。
超便利かよ。
文化進んでねーとか言って悪い。
王都ネスマーから整備されている道は二つ。まず、ネスマーの西、川沿いのブヴォーニュ行き。規模としてはデカい街だけど、軍もあるし。
ちょっと最初の行き先としては怖いな。
ネスマーの東、オグタドラ行き。小さい街だが、リフィジュール宗教区に通じる太い道に通じている。直線距離としてはネスマーから近いブルモエンへ行くにも、この道を通らなければならない。
まぁ、ブルモエン、小さいっぽいから、仕方ないんだが。
直線距離と比べたら三倍くらい迂回しないといけないんだよな。でも、他に道はないらしい。
森越えて、平野らしいから軽トラでワンチャン行けんかなー。
ちょい迷うところ。
森と平野の合間で馬鹿スライム調教して……うーん。
ブルモエンから直線距離としては近いドランは、ブヴォーニュの方から回らないといけないらしい。
うーむ。
とりあえず、人口の少なさそうなブルエモンを仮の拠点として、冒険者ランクをあげることにしよう。
行き方だなー。
とりあえず、一番広い道は避けたい。他国のも通るとなると揉め事が起こりやすいだろうし。情報収集って意味ではそっちのがいいかもしれないが、あまりにも時勢を知らなさすぎて浮くのは嫌だ。
そっちの道は避けよう。
今日はこのシャドーフェリーに泊まってもうちょい情報収集してから行くかね。
今日の日誌。
商人ギルドで行商人登録をする。冒険者ギルドでも登録。
旅の準備はほとんど整った。目的地はブルエモン。明日、旅路の情報収集と検討を行い、明後日以降に旅立つ予定。
旅立つ前に冒険者ギルドによって、旅路方面の依頼を探すこと。
本日も異常なし。




