表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺、漫画家になる。  作者: するめ
1/1

前置き

「僕は選択肢を間違えてしまった。」木下守、14歳。中3。彼女なし。受験シーズンという時期に、本来シャーペンを持つはずの右手には、スマホ、目の前には…テレビ。「また、ゲーム?いい加減勉強しなさい!!」毎日毎日母親から言われている一定の言葉にはもう慣れていた。


このクラスはなかなか良かった。前のクラスよりかはグループが対立していなくて、男女の仲も良いが、唯一納得いかないのは担任だった。授業中にも関わらず、よそ見していると、怒鳴られるし、寝てると怒鳴る。一言で言うと、細かい人だった。数学の授業の担当だったことは、更に追い討ちを掛けられた。数学しか出来なかった自分にとって、それはこの世の終わりに等しかった。


今から、ちょうど1年前が、自分にとって、一番良かった時期かもしれない。クラスはとても明るくて、修学旅行の班は最高だった。友達もたくさんいるし、隣は誰か分かんなかったけど、よくわかんない発言によって、仲良くなった。メアドも交換した。このまま続くの思っていたが、自分は、隣の人を好きになってしまった。そこで止めておければ良かったものの、告ってしまった。振られると分かっているのに…そこからはどん底だった。机を離され、無視された。噂が広まって、誰を信じたら良いのかわからなくなってしまった。修学旅行も、文化祭も全て、最悪の思い出となってしまった……なんであんな事してしまったんだろう。未だに後悔している。ベットに横たわり、また1日が消えた…


そんな中、奇跡的な出会いをした。「ハンターハンター」といわれる冨樫義博さん作の漫画だった。主人公ゴンが、友達と共に、成長していき、ハンターをしている父親、ジンを探すというものだった。初めて漫画らしい漫画を見たので、驚愕した…

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ