表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この人を見よ  作者: ふじたごうらこ
第一章 出国まで
18/116

第十八話、通訳女性のお節介に困惑する

◎ 第十八章


 とにかく私は皇太子のために外務省がお膳立てしてきた正装は断ったのだ。池津さんは私と眼があうとなにか言いたそうにするが、私はできるだけ下を向いて会話をしないようにした。だって池津さんは頭がよさそうでうっかり議論になってしまったら、どうやっても私の性格では断れそうになさそうだから。

 池津さんは私のそばにずっとついていて食事も一緒だったが私の食事のやり方など何というかその……「観察されている」感がすごく強い。私が落ち着かないので彼女のそばにいるのが嫌だった。しかも池津さんは上司? の大山さんと何度も目くばせをするし、一度なんかお手洗いにたったときに私の方をちらっとみて大山さんとひそひそ話をしていたことがとても不快だったのだ。

 多分この人は私のことをおバカな女子高校生だとしかみていない。でも私にだって池津さんほど賢くはないけど考える頭と受け止める感情は一応はあるのだ。池津さんは私に意地悪したわけでもなんでもないけど、私を好きでないことは確かで私はそれを私にだけわかるようにする池津さんが嫌いになった。会ったばかりの人を嫌いになったのは。初めての経験だったがこういうこともあるのか、と私は思った。

 だけどこんなことももう明日で終わるだろう、理玖がバレコンで優勝してインタヴューを受けたことでこんな羽目になってしまったけど、外国の皇太子から連絡があったというだけでネットで叩かれてしまったけど明日で終わる。全てが終わったら理玖にしかわかってもらえないだろう不快な感情を話して理玖のせいでこんな目にあっちゃったからと、チョコレートミントのアイスクリームでも奢ってもらおう、そんな気分だった。

 それに大山さんと比べたら、同じおじさんでもお父さんと同じ年の田中さんや鈴木さんの方が親しみやすかった。特に田中さんは若い時にずっとロシアやフィンランドにいたそうで冬の一番寒い時期に停電して暖房が切れてお金もなくなって苦労した話をおもしろくいうので、楽しい人だった。鈴木さんも去年、一番下の赤ちゃんが生まれたそうで写真を見せてもらった。とてもかわいい赤ちゃんだけど鈴木さんは何度もぼくの娘は世界一だ、というのでお父さんも張り合ってぼくの娘のめぐみだって世界一だと言って笑いあっていた。鈴木さんは冗談めかしてそちらのお嬢さんが皇太子の交際を断るなら次の権利をぜひうちの赤ちゃんに譲ってくれとか言うのだ。その赤ちゃんは来月でやっと一歳、例の皇太子は四十歳。三十九歳違いでもいいのかとお父さんが聞くと鈴木さんはいいんだ、名誉だからと真面目な顔で断言するので、お父さんは絶句した。

 お父さんと私は、これを名誉……そうか、名誉とかそういうものかなあと考え込んでしまった。私たちは名誉よりも気楽な生活がいい。もしお母さんが生きていたらこの状況をどう思うだろうか、お嫁に行きなさいって言うだろうか? そこまで考えると頭の中で「めぐみ、あぶない」というお母さんの声がした。私ははっとしてまわりを見回すがもちろんそれは空耳だ。

 田中さんも鈴木さんも半分本気で半分冗談な話だったけど、お父さんがやはりこれはめぐみが決めることだからと言ってのけたので私はほっとした。皇太子との交際ってそんなにいいものではない。メイデイドゥイフ国独特の習慣も儀礼もあるだろうし、言葉の問題も何もかも気苦労ばかりしそうと私は思うけどね。自分のことをネタにされるのは不本意だがでもまあ……このメンバーなら許せる。名付けてザ・オジサンズ!

 そんなおしゃべりのあいまに、池津さんは私に対する仕事の義務感というか、こうしてあげなきゃ感満載でいろいろと私に言うので本気でうっとおしくなってくる。

 食事が終わった後しきりにもう一度お衣裳を見てみましょうよとか誘うけどそのたびに私はいいえ結構ですと首を振る。お父さんが娘のいうとおりにしてやってくれ、服装ぐらいいいだろうというと池津さんはやっと黙ったが私のそばを離れてくれない。田中さん鈴木さんは衣装の件では門外漢らしく何のコメントもなかった。まあ私の意見よりも明日の皇太子との面談を何事もなく通過できたら仕事完了だという意識があったのだろうと思う。

 明日の衣裳に関しては私はいかにも張り切って「美しい私を見てくださいね、だから頑張ってオシャレしました」感満載には見られたくなかった。和装は数年後の成人式でもレンタルの振袖で十分だし、ドレスは結婚式の時で十分だ。もちろんウェディングドレスもレンタルで。そう思っている。たとえばノーベル賞のような賞をとってスウェーデンの国王陛下からメダルをもらいに行くときは着物や新調のスーツはいるだろう、それを思えば池津さんの考え方が正しいとはわかるが、私はノーベル賞受賞者でもなければ偉い人でもない。たまたまアップされた動画を見て会いたいと言われているだけ。

 なのにこうしてせっかくご用意しましたのにって恩着せがましく言われる……こんなことを言われてまで彼女の言うとおりにしたくない。だが池津さんは私から目をはなしてくれない。この人はもしかして一緒に泊まるつもりかしら? 明日も通訳として私と一緒にいる気なのかしら? 私はイヤになってきた。理玖と一緒なら皇太子と会うのも思い出になるし、言葉の問題があっても理玖と一緒ならパントマイムでもバレエの仕草でもなんとかしてなごやかな感じでおつきあいは断るけど友達ならいいよ、とかだったら楽しくなるのになあと思う。

 ややあって大山さんが「では私たちはこのへんで……明日の午前九時前後にまたお部屋に来ます」といったのでほっとした。

 池津さんもおやすみなさい、といって部屋を出ていってくれた。やれやれだった。池津さんには悪いけど、思いをこんなするのも明日までの我慢だとまで思った。

 大山さんの去り際に、お父さんが皇太子さんはもう入国されたのですか、と聞くと大山さんは極秘の話で私にもまだわからないのです。とかいうのでお父さんはウソだろという感じで笑った。すると大山さんはムキになって本当のことですよ、みんながわかっているわけではないのですと反論したのでお父さんとまた険悪な雰囲気になってしまった。

 本当にこんなことは明日で終わりだ。私はもう投げやりになってどうでもいいや、と思った。


 それでも一晩だけでもこの立派なホテルのスイートルームに私はご宿泊だ。ええ、自分のことだけどあえて「ご宿泊」と言ってみる。

 私はゆっくりとお風呂に入った。お風呂は広くてとても快適だったがせまくても自分の家のお風呂に入って慣れたシャンプーとリンスを使ってゆっくり髪を洗って自分の部屋で寝そべりながらお気に入りの手作りの人形や刺繍布に囲まれてテレビを見ながら濡れた髪を乾燥させたいと思った。

 貧乏性でもなんでもいいや、私は気楽に暮らしたい。そう思っている。上昇志向の強い理玖ならともかく私はお母さんと似ているのだ、貧乏でも幸せだったら何でもいいのだ、お母さん、私の命を助けてそれと引き換えに死んじゃった私のお母さん……今日私ははじめてお母さんとお父さんのなれそめを聞いちゃった。お母さんはあんなに美人なのに、不細工なお父さんと結婚して幸せだったのだ。人間は顔じゃない、心だというのはお父さんの実物とお母さんの写真を見て思う。

 それにしてもお母さんったら、美人すぎて男性恐怖症だったってなに? ストーカーでもいたのかなあ? ぜいたくな悩みだけど美人すぎるとそういうことになっちゃうのかなあ、でもお父さんと出会えてよかったよね。いいな、私もお父さんみたいな人と結婚したいな。でももうちょっと見てくれのいい人じゃないと、ちょっと困るよね。イケメンとは言わなくてもそうそう歌手のNAITOぐらい格好いい人だったら、いいよね。私の心の中ではやっぱり皇太子よりNAITO の方がウエイトが大きいのだ……私はそんな無謀というか、とりとめのないことを考えながらホテル備え付けのパジャマに着替えて横になる。

 私はもうパソコンもテレビも見ないことに決めた。世間の人たちは私のことをばかみとでも何とでもいうがいいや、そんな開き直りの気持ちになるとかえって気分が落ち着くことがわかった。何よりも一人で泣きそうになりながらパソコンサイトのコメント欄を際限なくスクロールするよりは、大山さん、田中さん、鈴木さんと話をしていると気がまぎれるし、余計なことを考えなくていいのだ。

 私はこの騒動で少しは強く慣れたみたい。さあ、あとは明日皇太子と会ってきちんと礼を言いながら断るだけ。


 そこまで考えて私はあのレイレイっていう使節の人にもまた会えるのだと思ってちょっとだけ胸はずんだ。あの人はまたNAITOとはまた違うイケメンだった。まるで少女漫画から抜け出たような容姿だ。だけどみんなが止めているのに強引に帰国しようとして銃を構えたり……そんなギャップがたまらなく萌えてしまうわ、でも冷静に考えるとやはり住む世界が違いすぎる人だ。使節と言ってもあの銃の扱い方を見ればあの人も軍人か何かなのだろう、そう思った。

 まあ明日のことも含めて多分一生忘れられない思い出になるだろう。今はマスコミに極秘でも、私が年とってからの思いでを本にまとめるとか……回顧録といったかな、そういうのを作るのもいいなあと考えた。売れると老後のお小遣いにもなるしね。いやいや、ちょっと厚かましいかな、でも顔も知らない人にばかみとまで言われたから慰謝料代わりにもなるかなと考えはいろいろとあちこち飛んでいく。

 レイレイかあ……あの時目があっちゃったけど、にこっとしてくれたなあ……好感度大だわ、あの人。あんな格好いい人とまた出会えるのだから全部が悪いわけではないわ。でも今回はホテルの中だし、私が断ったとしても飛行機があるわけではないしすぐに帰国はできない。

 国交がない国だったら日本の地理もよくわからないだろうし、そもそも外務省の案内で私に会うのだから銃も構えやしないだろう。どうするのかしらね、そう思いながら眠りについてしまった。


」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」」



 翌朝は六時に目が覚めてしまった。今日も天気がよさそうだった。このところ日本はずっと快晴が続いている。今日が例の皇太子とレイレイとかいう使節に会う日だと思ってどきっとした。そうだ、会うのだ……私はマジでどきどきしてきた。

 スイートルームであっても部屋がいくつもあって、隣の部屋にはお父さんが寝ているのを知っているので私は起こしに行くことにした。身支度をして小部屋から出るとなんと出口直ぐに池津さんがきちんとスーツを着て待っていて「めぐみさん、おはようございます」と頭を下げた。すごくびっくりした。

「い、池津さん……おはようございます。まだ朝も早いのに……いつの間に……」

 池津さんは真顔で言った。

「皇太子はすでに起床されています。お顔は知られてないので、ホテルの庭園を少し散策されているそうです……めぐみさん、面会には私も通訳として同席しますので、朝食までの間に打ち合わせしましょう」

「あの、私はお父さんを起こしに」

 すると隣のドアが開いてお父さんが出てきた。

「もう起きてるよ、おはようめぐみ、えっとあなた、池津さんといったね。通訳さんも大変ですね」 

 池津さんはお父さんにもおはようございます、と丁寧にあいさつしてスイートルーム中央にあるソファの間に私たちを座らせた。どうもあのあと外務省スタッフ同士で話し合いがあって、皇太子と会うにあたっての私の服が問題になったそうだ。やはり正装で着替えてほしい、断るにしてもそのラフな格好では失礼にあたるというのだ。衣裳一つでそんなややこしいことをずっというのだ。

 私は朝から不機嫌になった。お父さんは困りつつも「お気遣いには感謝しますが、やはりこのままでもいいかと」という。

 池津さんは衣装の話を根気よく何度もいうのだが、私はがんとして断った。池津さんは悪い人ではないが、仕事で私についているのだ。もしプライベートだったらこの人とは縁がないだろう、友達にはならないだろう、そんな人なのだ。

 国際会議になくてはならないほどの有能な通訳であっても私には関係ない。やがて大山さんやおなじみ田中さん鈴木さんがやってきて、朝食を取りながら打ち合わせしましょうといってきた。男の人たちは私の服装については面とむかっては何も言わなかった。

 お父さんが何を打ち合わせするのかと聞いたらスケジュール表をご覧下さいと一枚の紙を渡された。前のレイレイとの面会の時だって五分ともかかってないから今回もそうだろうと思っていたがどうも様子がヘンだ。外務大臣が例の皇太子と会って面談の上、外務大臣が私を紹介してと言う段取りになっていた。つまり何というか儀式化して大げさかつ面倒なことになっているのだ。

 私はそのプリントを見て初めて皇太子の正式な名前を知った。


 メイディドゥイフ王朝社会主義人民共和国皇太子グレイグフ・グフノゥヴェッチ・メィデイ・メイドゥ・グバィグアィアン・ドゥ・メイデイドゥイフ様を迎えるにあたってのタイムテーブル一覧(当事者・通訳用)


 なんて長ったらしい覚えにくい名前なのだろうか。私は使節レイレイに会った時にもレイレイの正式名を名乗られたと思うが全く覚えていない。でもレイレイが皇太子からの伝言としてグレイグフではなくグレイと呼んでくれてよいと言ったことは覚えている。となると皇太子だって自分の名前が長くて覚えづらいことをわかっているのだ。私はそれを思い出してくすっと笑った。めのはしに池津さんが私の表情を怪訝そうな顔をして眺めている。ああどうぞ、どう思ってくれてもいいわ。扱いにくいコで悪かったわねえ、私は池津さんの顔を見返さないようにして心の中でそう思った。


 そのプリントの上には大きく「マル秘」と朱で印刷されていた。

 全てが内緒のことなのだ。私のことを罵倒している人たちだってこのことは誰も知らない。それでいいわ、それでいいのよ。私はそんな気持ちだった。それで皇太子との面会で断るのだ。それでいいのだ。私は尻尾ふってメイデイドゥイフへ行かないわ。よく知らない人のよく知らない国へ名誉にひかれて誰がお嫁に行くもんですか。私は昨日の夜はじめてお父さんからお母さんとのなれそめをきいたけど、私はお母さんの子供だわ。顔は似てなくとも多分考え方は似ているに違いない。だってお母さんのあの美貌なら、モデルにも女優にもなれるのに、喫茶店のウェイトレスをして暮らしていてどんな金持ちの人から求愛されても貧乏で不細工なお父さんと結婚したのだ。

 やっぱり人間は地位やお金よりも真心だよね。お母さん、私は外見は似なかったが心の中はお母さん似だよ、きっとね。そういうところがね。

 私もお父さんのような人と出会いたいわ。お金持ちでなくてもいい、私だけを大事に私だけを大切にしてくれる人と結婚したいな。いくら裕福な国の皇太子でもわけのわからない強引なやり方で外務省まで巻き込んで私と面会するような人、理玖ならともかく私は苦手、ハイお断りしますって感じね。

 私は改めてプリントを眺める。当事者、通訳用となっているので、相手方皇太子用、外務省用、警護のSP用とかいろいろあるんだろうなと考えつつ文字を追う。


マル秘


 六時  爆雪めぐみ様、同太郎様、ご起床

 七時  外務省メンバーとスイートルームにてご朝食

 八時  同メンバーと打ち合わせ、めぐみ様お化粧、お着替え

 九時  同メンバーと打ち合わせ、めぐみ様お部屋でご待機

 九時半 面会ルーム(ルームナンバー未定)準備室で同メンバー並びにめぐみ様ご待機

 十時  ご面会

 以後未定。

 なお皇太子殿は同日帰国のよし、帰国準備並びに帰国手配は別グループが管理、マスコミ暴露にはくれぐれも各自ご留意のこと。もしマスコミらしき人物が万一出てきたら行動は即中止し、このご面会の場所の移動をお願いすることになる。皇太子殿にはくれぐれも失礼並びに粗相のないようご留意願う。以上。




 はっきりいってこんなプリントはあってもなくてもよいようなものだった。大きく書かれたマル秘という文字がまがまがしくて嫌でも緊張感が高まってしまう。

 お父さんが池津さんに通訳は貴女お一人かと聞くと、池津さんはそうです、とうなづいた。この人はどの言語でも通訳できるのだろう。国交がなくともメイデイドゥイフ語をちゃんと勉強していた人なんだ、とても優秀な人材なのだろうが、私は池津さんがどうしても好きになれなかった。大山さんが池津さんをフォローするように「才媛です」とほめるのだが私は興味なさそうに下を向いていた。この人は私が皇太子に断る、断り文句をきちんと通訳してくれたらいいのだ、私はそう思っている。それだけのことだ。

 朝食のワゴンとともにあのやさしそうなコックさんがまたきてくれたが、昨日と違って緊張のせいかろくにのどが通らない。外務省のメンバーもお父さんとも話がはずまず、皆で黙々とお義理で食べていた。私はほとんど食べられなかった。

 コックさんがミルクを温めましょうか、そこにブラウンシュガーとシナモンを入れるとおいしいですよ、とすすめるのでお願いした。それだけだ、私の朝ごはんは。コックさんが作った特製のホットミルクは夏には不向きかもしれないが、私の気分にあった。それがなみなみと注がれた陶器は真っ白で、よく見るとレースのような細かい紋様があった。ちょっとだけ見とれてしまった。だけどお腹はすかない。帰ってからゆっくり自分の好きなものを食べようと思った。

 とりあえずの朝食が終わり、コックさんがていねいに一礼して去ると池津さんが少しだけでもお化粧しましょうと言ったが私は結構ですと小さい声で断った、池津さんは私にすごく何か言いたいそぶりをもはや隠さなかったが、私は下を向いて池津さんと顔をあわせないようにした。池津さんは私のベッドのある部屋にも入りたそうにしていて、二人でゆっくり話しましょうと言ったが、私はいいです、としか言わなかった。

 大山さんは困った顔でそんな私をじっと見ていたが私はもうどうでもよかった。

 今は九時だ。あと少しだ。一人でゆっくりと考え事をしたい。レイレイというカッコいいひとを見て皇太子を見て断ったらあとはさっさと家に帰るだけ。

 それだけだ。











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ