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無敵の三姫  作者: 猫化猫
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1.入学式

カクヨムにも掲載しています。


しばらくは不思議な子目線で行きますが、6話ぐらいで一般的な子の目線に移動するので5話ぐらいまで世界観説明回だと思って読んでください。

空は快晴。春らしい天気と気温の4月初め。

講堂に、50人の新入生。

壇上には新入生達に祝辞を述べる学園長。

周囲を見渡してみると、祝辞を聞いている生徒は少ない。もはや眠りについている生徒もいる。


合理的に考えて型に沿った定型文の言葉を聞く必要性はない。しかし、眠るという行為は問題になるのでは?と疑問に思った。けれど、だれもそのことを注意しないので特に問題はないのだろうか。

そう推察したが、逆に誰が見ても模範のような姿勢で話を聞く生徒もいるため、私の認識は大きく間違ってはいないと思う。


この学校について私の知っている情報は、

名前は「天成才学院」、通称「天才学院」

その名の通り国内で最も入学が難しく、もしもこの学園を卒業する事ができたらその者の将来は成功したも同然となる。

というのが世間一般の認識。


そのため国内から貴族、平民問わず数千もの入学希望者が試験を受ける。

しかし実際に合格し、入学できるのはわずか50名のみ。さらに入学時に15歳となる少年少女のみに限られる。

つまるところ、ここにいる生徒は皆、知力や武術、魔力などの才が国内で上位数パーセントに入る実力者たちばかり。


そんな実力者ぞろいの中でも卒業できるのは毎年20〜30名ほど。

入学からの3年間、かなり厳しい査定があると考えられる。


ならば恐らくは今この場において教師たちは「注意しない」のではなく、「注意しないようにしている」?

……いや、違う。注意するしないではなく、何をしているのかの「観察、記録」をしている…?既に教師達は私たちを審査し始めていると考えた方が自然。

ならばこの場において眠るというのは致命的なのではないだろうか。


しかしそれから特に問題も起こらず式は滞りなく進んでいった。


「式はこれにて閉式となりますが、この後、クラス発表をおこないます。新入生はこの場に残ってください。在校生は速やかに退場してください。クラスは前の舞台に一斉掲示されます。この後は自分の名前の書かれたクラスの指示に従って行動してください。」


そう司会が締めくくると既に待機していた教師達が一斉にクラス名簿の掲示を行い始める。


事前情報(噂話)によるとこの学園には3つのクラスがあり、クラス毎の強さや人数の偏りはなくクラス単位ではそこまで重要視されないそう。

そのかわりこの学院では‘チーム’の単位で見られることが多いらしい。学園側は事前に生徒たちを2人から5人ほどの「バランスの良いチーム」に分ける。そのチームでどれだけの成果を得るかが全てとなる。


おそらくは…、


「ん?なんだあれ、クラス以外にもなんか数人ごとにまとめられてね?」

「そういえば、この学院って強制的に数人のチーム組まされるって聞いたような…?」

「は?俺のグループ3人だけなんだけど?!5人のとこもあるし不公平だろ!」


…これはクラス発表に見せかけたチーム発表の場。ただチームの人数差については、混乱を見る限りあまりよく思われていない。学院側の考えが読めないけれど、人数差をつけることにはなにかしらの思惑はあるはず。


「…みんな、いったん落ち着いて。怒るのも分かるけれど、僕なんて2人ペアだよ?3人や4人で怒らないで。後で先生に聞けばいいだろう?それよりも今はクラスごとに指示に従ったほうがいいんじゃないか?」


決して声を張り上げているわけでもないのによく通る声が混乱を落ち着かせる。

不公平さを説いていた生徒も不服そうにしているが静かになった。あれは単に混乱していたのかと思ったが、どうやら怒っていたらしい。

そして先ほどの女性はその後何事もなかったように席へと戻った。


まだ舞台のほうは人が多く、混んでいたため改めて先ほどの女性を見てみる。先ほど聞いた声は確実に女性のものだったが、体つきは男性ともとれそうな体つきをしていた。使っていた一人称も「僕」だったため、男性のような女性と感じた。

彼女を観察しているうちにある程度前方が落ち着いたので私も自身のクラスとチームを確認する。


しばらくして、そんな一連の様子を特に何をするでもなく見守っていた教師たちが動きを見せる。


「…では、A組の人はこっちに集まって。」

「B組さんはこちらにぃ~。」

「Cは俺のとこにこい。」


教師の指示に従い、私は「A組」の集まりへと向かった。

1話を読んでいただきありがとうございます。


拙い文章ですが、これから頑張らせていただきます。

そこそこ長編になる予定ですのでお付き合いいただけると幸いです。



以下作者の心の声(読まなくていい)

一つ言わせて欲しい。

君の目線書きにくいんだよ!

どれだけAI先生に校正を頼んでも言葉が安定しない涙


こんな感じで作者の心の声がなろうで綴られます。苦手な方はどうぞカクヨムまでお越しください。

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