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婚約者を勇者に奪われたが別にどうでもいい  作者: みっちゃん
最終章 進み続ける未来

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第36話 エピローグ1

王都外~ヤーヴァイ草原~


アカギ「ファイヤ!!!」


スライム「キュー……バタン」


アカギ「ふう、こん……なも……ん……か……な?」


アカギ「ルク……ス……は……どう?」


そう言ってアカギはルクスの方を見る。


ルクス「ああ、こっちも片付いたよ」


そう言ってルクスは魔石を見せる。


アカギ「ん……上出……来……」グッ


ルクス「フッ、ありがとうよ」なでなで


ルクスはお礼を言いながら、頭を撫でる。


アカギ「……ふにゅう……」


これをやるとアカギは必ず喜ぶのだ。


ルクス「それじゃあ、帰ろうか」


アカギ「……うん」


2人は手を繋ぎ、王都へ向かって歩き始めた。


——————————————————————

あれから、さらに1年が過ぎた。


ルクスは20歳、アカギは17歳になった。


ちなみに2人は籍を入れている。半年前に籍を入れて、今は2人暮らしをしている。


そして今2人は王都のギルドに入り、クエストをこなしている。生活費を稼ぐために他の職業に就こうとしていたが、ギルド長の人に


ギルド長「若い君達なら、うちに入らないか?他の所よりも多く稼げるぞ?」


と言われて、老後の貯金も出来るほどの額も貰えるとわかったので、2人は入り、今は近く周辺の魔物退治に駆り出されていた。


——————————————————————

ギルド


受付嬢「あら?ルクスさんにアカギさん、クエストはもう終わったのですか?」


ルクス「ああ、思いのほか早く片付いたよ」


そう言ってルクスは袋に入った魔石を見せる。

魔物は魔素と言われる(魔法にも必要なもので大気中に存在する)もので生成され、誕生する。


(ちなみに魔王や上位魔族はそれを操るのに長けており、人間にはごく一部のもの達しか操れない)


その為、定期的に討伐しないと魔物の数が増え、商業人達の通行が出来なくなってしまうのだ。他にも稀に生まれる魔物は上位魔属の様な者にも進化する為、それの発見、もしくわ討伐も任されている。


受付嬢「はい!たしかに規定通りです。では、こちらが今回の報酬です」


そう言って受付嬢は袋に入ったお金を渡す。


アカギ「ありが……と……う」


2人は例を言い、その場から離れる。


受付嬢「お疲れ様でした!」


受付嬢「……はあ」


受付「どうした?」


受付嬢はルクス達が見えなくなった後、深いため息をついた。


受付嬢「いいなぁと思って」


受付「あの2人か?」


受付の人が質問すると、


受付嬢「……うん」


と答え、頬杖をついた。


受付嬢「私もあんな彼氏欲しいなぁ。優しくて気配りができて、何よりイケメン」


受付「男の俺からしてもああ言う奴は良いよな。ナルシストじゃないし、金好き女を極端に嫌うしな」


この前は勇者に媚び売っていた女達がやってきて、ルクスにキャーキャー言っていて、ファンクラブも出来そうだったが、


ルクス「奇声をあげるな、目障りだ」


の一言で全てが終わった。


受付嬢「ほんと、露出の激しい女とか、

イケメンとかにへばりついて、

"私の〇〇君なの!"

とか言ってルクスさんとアカギさんを別れさせようとする人達をことごとく潰してくれたおかげで、彼の信頼度は男女問わず高いのよね」


この半年で、ギルドメンバーは減ったが、経営は鰻登りだ。それ程までに彼らの存在は大きいのだ。


受付「本当、いいよなぁ。ルクスさんも、その恋人のアカギさんも」


受付嬢「ねぇ、女の私でもときめくもん」


舌足らずの口調と人見知りで最初はルクスの後ろに隠れていたが、


受付嬢「まるで、幼い子供を見ているような、あの癒しはいいわぁ」


受付「ほんとベストカップルだよ、あの2人は」


そう言って2人はいいなぁ彼氏(彼女)欲しいなぁとため息をこぼしながら仕事を再開する。


ちなみにこの2人はルクス達のおかげで2ヶ月後付き合うことになるのは、別のお話。


——————————————————————

ケーキ屋


店長「はい!期間限定の復刻ケーキ!2つどうぞ」


ルクス.アカギ「ありがとうございます!」きらきら


店長「それと、これ」こと


ルクス.アカギ「?」


店長は2人が頼んだのと違うケーキを置いた。


ルクス「店長さん、これは?」


店長「常連さんのサービスよ。貴方達のおかげで、売り上げも上がってるし、感謝の気持ちよ」(^ー^)ウインク


アカギ「そう……言う…..事…..なら」


ルクス「ありがたくいただきます!」


そう言って2人は食べ始める。


店員「あれ、私が作ったんです!」


女性客「本当?ならいい羨ましいなぁ、見てよあれ」


女性客がルクス達を指さすと、ルクス達はとても幸せそうに食べていた。


女性客「太るってわかるけど、あれを見ちゃうと食べたくなるのよねぇ.........」


店員「わかりますー、私もそれで......ちょっと.......」


最初は笑いながら話していたが、途中で自分の腹を見て苦笑いをする。


女性客「...........明日から頑張ろう」


店員「........私もそうします」


そして次の日も同じことを言って、頭を悩ませるとかなんとか........


——————————————————————

~帰り道~


アカギ「ふふふ~ふーん」るんるん


ルクス「ご機嫌だな?アカギ」


アカギ「うん!幸せ....だなぁ....て」


ルクス「........そうだな」


あれからも、環境は少しずつ変わっていった。


リムルは勇者として魔王の残党軍と戦っている。


オワイコットの王はそれが終わったら、娘と結婚させるらしい。


話を聞くと姫は訳ありで、色々と大変な目に遭ってきたそうだ。それを憐れんだリムルが同じ仲間として色々な話をして姫が恋に落ちたそうだ。


アミとミアの聖女と賢者は、男漁りがバレて、聖地に行かされ雑念(性欲とか金とか)を払う修行をみっちりやらされているらしい。


アマギは魔術の研究のために旅に出た。時折連絡が来るが、どうやら一目惚れした男に求婚andストーカーされ、困っている様だ。

(とか言って、料理とか洗濯とかがとても上手くて助かっているとか)


.................そしてアイリは今でも王都にいる。国王は勇者と共に残党軍と戦って欲しいらしいが、記憶がなく、剣術も忘れているらしいので、今は兵士達と共に訓練をしているそうだ。


アイリの事は今でも恐怖を感じる事はあるが、最初と比べたら大分マシになったがそれでも......


“もし”が頭の中から離れないのだ。だから2人でお金が溜まったら王都を出て静かな村で2人でゆっくりと住もうと考えている。


その貯金ももうすぐ貯まる。アマギやリムルにも話しており、もしリムルが姫と結婚したらその時は魔法陣とかでこっそりと行くつもりだ。


アカギ「~♪」


ルクス「はは」


そうやって2人は今は2人で住んでいる家に入る。


——————————————————————

アマギの家


アカギ「ただい.....ま」


ルクス「ただいま」


部屋はアマギの部屋以外は綺麗にしている。もうすぐ此処とも離れるとなると少し寂しい感じがする。


アカギ「ル.....クス....」


ルクス「ん?どうしたアカギ」


アカギ「楽しみ.....だね....2人旅」


アカギは自分達の貯金しているお金を見てそう言う


ルクス「だな、まぁ........ケーキ屋にも行けなくなるのはちょっと悲しいけど」


アカギ「.....それは、言わ......ない」


その事はアカギも思っているらしく、これ以上言うと多分旅に出るのが辛くなるので、言わないでおこう


ルクス「まぁでも」す....


アカギ「?」


ルクスはアカギの顔に手を置いて、唇を合わせる


ルクス「お前と居れば何処でも幸せだよ」


アカギ「....私も.....幸せ」


ルクス「これかも、よろしくなアカギ」


アカギ「うん.....よろしく....く....ルクス」


——————————————————————


エンディング1

それぞれの道


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