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新婚生活

 料亭を貸し切った披露宴が終わると、琴絵と憲斗は迎えの自動車に乗り、これから新婚生活を送ることになる憲斗の邸へ向かった。

 憲斗は、桐山家が所有する京都の洋館で、女中や執事たちと共に暮らしている。両親が住む神戸の実家が本宅で、憲斗の邸は別邸という扱いだった。


 邸に帰ってきた憲斗は女中たちに琴絵を任せると、「仕事が残っている」と言って、書斎に籠もってしまった。

 憲斗の父は、帆波屋(ほなみや)という食料品輸入販売業を営んでいると聞いている。

 元々は、海運会社の船舶に食品や船用品を納入する事業を行っていたらしい。輸入品の宣伝のために神戸で開いた西洋料理店が好評とのことで、飲食店経営にも力を入れているという話だ。

 憲斗は副社長として、社長である父を支えている。


(婚儀の日にまで、お仕事をなさるの……?)


 そこまで仕事が忙しいのかと、琴絵が心配していると、


「奥様、お疲れでしょう? お部屋にご案内いたします。その後は、ぜひお風呂にお入りになって、ごゆっくりなさってください」


 一人の女中がにこやかに琴絵に話しかけた。年は琴絵とそれほど変わらないように見える。


(可愛らしい方だわ)


 女中の顔を見ていたら、


「私は(きく)といいます。今日から、奥様のお世話をするよう、旦那様より申し付かりました。よろしくお願いいたします。何なりとお申し付けくださいませ」


 と、丁寧に挨拶をされた。


「私はこと……光香と申します。よろしくお願いします」


 自分も名乗ろうとして、危うく「琴絵」と言いかけてしまい、慌てて言い直した。


 菊は琴絵の焦りに気付いた様子もなく、


「では、奥様。お部屋へ参りましょう!」


 と、元気よく歩き出した。


 琴絵の部屋は二階の南端の洋室だった。

 化粧台や箪笥、机、鏡などは揃っていたが、寝台はない。寝室は別にあるのだろう。


 菊に手伝ってもらい婚礼衣装を脱ぐと、勧められるがまま、風呂に入った。菊は、「お背中を流します」と入浴まで手伝おうとしたが、そこまでしてもらうのは申し訳ないので、丁重に断った。


 風呂から出た後は、菊が、琴絵の濡れた髪に香油を塗って丁寧に拭き上げ、梳ってくれた。造り酒屋のお嬢様であった時でも、自分のことは自分でしていたので、居心地のよくない気持ちでそわそわしていたら、部屋の扉が叩かれた。


「奥様。寝室のご用意ができました。旦那様もお待ちです」


 菊よりも年上の女中が顔を出し、恭しくお辞儀をした。


「は、はい」


 緊張しながら返事をする。


(今夜は初夜……。私、きちんと振る舞えるかしら……)


 嫁ぐと決めた時から覚悟は決まっているものの、不安はある。

 菊に見送られ、年上の女中の後について廊下を歩きながらも、妻の勤めとはどのようにすればいいのかと考え込んでしまう。


(優のために、光香様の身代わりとして生きると決めたのは、私。旦那様がどのような方でも従い、妻として尽くしましょう)


 あらためて心を決めた時、女中が足を止めた。  


「奥様をお連れしました」


 扉を叩いて女中が声をかけると、部屋の中から「ああ」という返事があった。女中が扉を開ける。


「奥様、どうぞ」


 琴絵を促し中に入れると、女中は「では失礼いたします」と言って去っていった。

 通された洋室は琴絵の部屋よりも広く、大きな寝台が一つ置かれていた。部屋の隅には長椅子と机があり、憲斗は長椅子に座って書類を読んでいた。琴絵のほうを見ようともしない。

 どうしたらよいのかわからず、入り口で立ち尽くしていたら、


「何をぼさっと突っ立っている」


 と、冷たく声をかけられた。


「さっさと寝台に行け」

「は、はい!」


 緊張しながら寝台に向かう。遠慮がちに端に腰をかけて、膝の上で両手を重ねた。

 ふと、三ツ橋に襲われた夜を思い出した。男の力は強く、押さえつけられた琴絵は、逃げることができなかった。あの日は額を傷つけられただけで済んだが、もしかしたら、胡蝶が吹聴したような結果になっていた可能性もある。

 今夜、琴絵は憲斗に操を捧げる。彼が三ツ橋のような乱暴者だとは思わないが、あの日の出来事が脳裏をよぎると恐怖を感じた。


(怖い……)


 けれど、自ら憲斗の妻になる道を選んだのだ。優のためにも、自分が光香の身代わりだとばれるわけにはいかない。

 悲壮な覚悟で待っていると、憲斗が立ち上がった。ドキッとして体を強ばらせたが、彼がこちらにくる気配はない。不思議に思って顔を上げると、憲斗は書類を手に、寝室を出て行こうとしていた。


「あの……旦那様、どちらへ……?」


戸惑いながら、おずおずと尋ねた琴絵に、憲斗は振り返りもせずに答えた。


「書斎に戻る」

「えっ」


 ぽかんとした琴絵に苛立ったのか、憲斗はちらりとこちらに目を向け、早口で宣言した。


「俺は、華族の娘であるお前を、帆波屋の副社長夫人にするために娶った。形だけでも夫婦だから寝室は共にするが、女としてのお前に興味はない。夜は好きな時にここへ来て、勝手に寝ておけ」

「は、はいっ」


 厳しい声で命じられ、琴絵は反射的に返事をした。憲斗は琴絵に背中を向けると、さっさと寝室を出て行った。一人取り残され、呆然とする。


(旦那様は、こんな時間から、またお仕事をなさるおつもりなの?)


 夫よりも妻が先に眠ってよいものなのかと迷ったが、「勝手に寝ておけ」と言われたので、素直に従うべきなのだろうか。


(私はこれからあの方と、どのような生活を送るのかしら……)


 ぼんやりしていても仕方がない。琴絵は布団に潜り込むと、横になった。

 今日一日で様々なことがあった。

 緊張で眠れないと思っていたのに、疲れが出たのか、琴絵はいつの間にか睡魔に捕らわれていた。



「ん……ここは……」


 翌朝、目を覚ました琴絵は、ぼんやりと天蓋を見上げた。いつも眠っていた堅い布団ではない。ふかふかの寝台とふわふわの布団。

 次第に記憶が蘇ってきて、昨日、自分は桐山憲斗という男と結婚したのだと思い出す。

 起き上がろうと体を回転させたら、すぐそばに憲斗の整った顔があって驚いた。


「……!」


 すやすやと寝息を立てている。あの後、彼は何時に寝台に入ったのだろう。

 琴絵は思わず自分の着衣を確かめたが、変な乱れはなかった。憲斗は「興味がない」と言っていたとおり、琴絵に指一本触れなかったようだ。

 憲斗はよく眠っている。時折、長いまつげがピクリと震えるのは、夢を見ているからだろうか。

 琴絵は憲斗を起こさないようにそっと寝台から下りると、寝室を出た。


 自室に向かって廊下を歩いていると、琴絵の姿に気が付いた菊が駆け寄ってきた。


「奥様! 寝室にお迎えに上がりましたのに」

「旦那様がよく寝ていらっしゃったので、先に出てきました」


 琴絵が微笑むと、菊は何かを察したかのように目を輝かせた。昨夜、琴絵と憲斗が無事に夫婦になったのだと勘違いしたに違いない。


「それでは、奥様のお支度のお手伝いを致します。お部屋へ行きましょう!」

「ありがとうございます。菊さん」

「菊さんなんて! どうぞ菊とお呼びください」


 慌てて両手を横に振る菊に、琴絵は好感を持った。仕草も表情も可愛らしい娘だ。


「では、菊。仲良くしてくださると嬉しいです」

「そのように言っていただいて光栄です。奥様」


 二人は顔を見合わせ、笑い合った。


 琴絵の部屋の箪笥には、たくさんの着物や洋服が用意されていた。憲斗が誂えておいてくれたものらしい。道継に「光香さんに不自由な思いはさせません」と約束した通り、妻が衣食住に困らないように気遣ってくれているようだ。


「奥様、どのお召し物になさいますか?」


 美しい蝶の着物や流行りのワンピースを手に取り、菊は楽しそうにしているが、琴絵は華やかな柄は自分には身分不相応に思えて、一番地味な着物を選んだ。

 朝食は食堂で憲斗と共にとることになっているらしく、着替えの後、菊に案内されて向かっていると、厨房のほうから慌ただしい声が聞こえてきた。


「サラドのご用意はできている?」

「はいっ!」

「なら、次は珈琲を淹れてちょうだい!」

「どうしましょう、スズさん! スクランブルド・エッグスが堅くなってしまいました!」


 何ごとだろうと気になり、菊が止めるのも構わずに厨房を覗きに行くと、三人の女中が慌てている。

 一番年上の女中は、昨夜、琴絵を寝室に案内した女中だ。菊が、「あの方は、この邸の女中をとりまとめる女中頭のスズさんです」と教えてくれた。スズは細面の美人だが、きつめの顔立ちをしている。珈琲を入れようと四苦八苦している女中は多喜(たき)といい、一番若く十五歳とのこと。スクランブルド・エッグスを作ろうと鍋を振っているのは澄代(すみよ)という女中で、年は二十歳。


「早くしないと旦那様がいらっしゃるわ」


 スズが急かしているが、料理をする澄代も多喜も半泣きだ。


「あの……どうかなさいましたか?」


 いてもたってもいられず琴絵が声をかけると、スズが振り返り、慌てた様子で頭を下げた。


「あっ、奥様! お見苦しいところをお見せしまして、申し訳ございません!」

「それは良いのですが、何か困っていらっしゃるようですね」

「実は通いの料理人の能瀬(のせ)さんが、今朝、姿を現さなくて……。朝食のご準備が、まだできていないのです」


 彼女たちは知るよしもなかったが、能瀬はこの日、熱を出し、寝込んでいたのだ。

 叱責されるとでも思っているのか、青くなっているスズに、琴絵は落ち着いた声音で尋ねた。


「誰か他にお料理ができる方はいらっしゃらないのですか?」

「女中たちは皆、和食ならば一通りできます。ただ、旦那様は朝は洋食と決めておられて、舌も肥えていらっしゃいます。西洋料理に不慣れな私たちが作ったものだと、きっとご満足なさいません」


 このままでは憲斗に何を言われるかわからないと、悲愴な表情を浮かべている女中たちを見て、琴絵は気の毒になった。憲斗は厳しい物言いをする性格のようなので、女中たちも主人を怖がっているのだ。


 琴絵の脳裏に、かつての父の姿が蘇った。

 琴絵の父は、酒造りをしている期間は腐造を恐れ、食べものに非常に気を使っていたが、酒造りが一段落すると、家族揃って西洋料理を食べに行くことを楽しみにしていた。父のお気に入りの料理はビーフ・スチュード。柔らかく煮込まれた牛肉や、ほっくりと火の通った馬鈴薯を、おいしそうにほおばっていたことを懐かしく思い出す。

 父においしいものを食べてもらいたくて、琴絵は自分でも西洋料理を作るようになった。試行錯誤しながら、いつも食べに行く料理店の味を真似てみると、父は目を丸くした。


「琴絵はすごいな。とてもおいしいよ。こんな料理が家で食べられるなんて、私は幸せ者だ」


 褒められたことが嬉しくて、琴絵はその後もあれこれと西洋料理の作り方を研究し、家族にふるまうたびに、父は喜んで「おいしい、おいしい」と言いながら食べてくれた。


 女中たちが作ろうとしている料理ならば、自分は難なくできる。

 琴絵は厨房に踏み入ると、


「お貸しください」


 と言って、澄代から鍋を奪い取った。失敗したという卵料理を皿に移し、


「私がお作りします。旦那様の好みを教えてください」


 と、女中たちに尋ねる。


「えっ、奥様が?」


 驚く澄代に向かい、琴絵は急かした。


「ええ。お早く」

「旦那様は朝は必ず卵料理をお召し上がりになります。スクランブルド・エッグスは半熟がお好みです」


 琴絵は澄代の説明を聞きながら、玉子を丼に割り入れ、数本の箸で攪拌し、牛乳を加える。

 壺から砂糖を小さじ一杯掬い取り、丼に入れると、さらに塩こしょうを振った。バター大さじ一を鍋で煮溶かし、そこに味をつけた卵液を流し入れる。杓子で掻き混ぜながら火を通す。


「お皿を取ってくださいますか? 今、ちょうどいい焼き加減です」

「はい!」


 澄代が差し出した皿に半熟に焼き上がったスクランブルド・エッグスを載せる。


「旦那様がいらっしゃいました!」


 食堂の様子を見に行っていた菊が戻ってきて叫んだ。


「早くお持ちしてください」


 琴絵が急かすと、スズと澄代が頷き、料理の皿を盆に載せた。急いで厨房を出て行く。

 琴絵は、今度は珈琲を淹れるのに苦戦している多喜のもとへ行くと、


「代わってくださいますか?」


 と声をかけた。実家には、ハイカラ好きの父が買った珈琲炒り器と漉し器があったので、珈琲を淹れるのは得意だ。

 珈琲は、既に粉にしてあるものがあったので、珈琲漉しで丁寧に抽出する。器を盆に載せ、琴絵は食堂へ向かった。

 朝日が差し込む硝子張りの食堂に入ると、テーブルについていた憲斗がこちらを向いた。


「珈琲が遅いと思っていたのだが、なぜ、お前が持ってきたんだ?」

「申し訳ございません。旦那様との初めての朝食ですので、私が淹れておりました」


 琴絵は一礼し、憲斗の前に器を置いた。憲斗が訝しむように琴絵を見上げる。

 女中たちが本当のことを言っていいものなのかどうか、迷う顔で琴絵と憲斗を見比べている。

 琴絵は唇に指を当てた。「黙っておいて」と目で伝える。

 憲斗は器を手に取ると、一口珈琲を啜り、目を見開いた。


「……いつもよりうまいな」


 驚いた様子で琴絵を見上げる。琴絵はほっと胸をなで下ろした。

 ナイフとフォークを手に取り、玉子を食べ始めた憲斗は、更に驚いた。


「今日の玉子は舌触りが滑らかだな。いつもよりもやや柔らかいが口当たりがいい。――今朝の料理は誰が作った? 能瀬ではないな?」


 目を見交わし、ばつの悪そうな顔をしている女中たちを、憲斗が睨む。

 琴絵はこのままでは彼女たちが叱られると思い、急いで説明した。


「料理人の方が今朝は体調不良で急遽お休みをなさいまして、朝食のご用意ができないと女中の皆様が困っておられたので、差し出がましくも私が作らせていただきました」

「お前が作った?」


 憲斗が琴絵を見て、信じられないという顔をする。


「勝手なことを致しまして、申し訳ございません」


 謝る琴絵を見て、憲斗が口を閉ざす。

 女中たちもはらはらと二人を見守り、居心地の悪い沈黙が流れる。少しの間の後、かすかなため息が聞こえた。


「何を謝る? お前の料理は俺の口に合った」


 琴絵が顔を上げると、憲斗は食事を再開していた。

 ぱくぱくと口の中に消えていくスクランブルド・エッグスを見て、琴絵の胸の中がふわりと温かくなった。

 父が生前、「琴絵の料理はおいしいなぁ」と喜んで食べてくれた姿が蘇る。


「それはよろしゅうございました……」


 ほっとして微笑むと、憲斗が琴絵の顔を見た。一瞬、驚いたように目を見開いたが、すぐに表情を元に戻し、無愛想に言った。


「お前は食べないのか?」

「私の分は、まだ作っておりません」


 そう答えると、憲斗は呆れたような顔をした。


「一人だけ食べていると居心地が悪い。明日は能瀬に作らせるから、お前も共に食事をしろ」


 憲斗の言葉遣いはきつく、琴絵は「はい」と答えながらも、萎縮してしまった。

 手早く食事を終えると、憲斗は立ち上がった。


「ごちそうさま。では、出勤する」


 隣の椅子にかけてあった背広を取ろうと手を伸ばす。琴絵は憲斗よリも早く背広を取り上げ、夫の後ろから広げた。憲斗が無表情のまま、袖を通す。


 共に玄関まで行き、夫を見送る。


「行ってくる」

「行ってらっしゃいませ」


 扉を出て行こうとした憲斗は、ふと足を止めて振り向き、


「お前たち、光香は、この邸の女主人だ。彼女の手を煩わせるな」


 と、女中たちに向かって注意をすると、今度こそ玄関を出ていった。

 バタンと扉が閉まった後、女中たちから一気に安堵の声が漏れた。琴絵を取り囲み口々に、


「奥様、ありがとうございました!」

「面倒をおかけして、申し訳ございませんでした」

「お助けいただいて、本当にありがとうございました!」


 と、頭を下げた。

 彼女たちがあまりにも申し訳なさそうだったので、琴絵も慌てて謝る。


「そんな風に恐縮なさらないでください。皆様が困っていたようだったので、お手伝いをしただけで……むしろ、勝手に厨房に入ってしまって、こちらこそ申し訳ありませんでした。旦那様も、ご不快に思っておられたようですね……」


 必死だったとはいえ、出しゃばりすぎたかもしれない。


「いいえ! 旦那様はご不快に思われたのではございません! 奥様に頼った私たちに注意をなさっただけです」


 スズが慌てて両手を横に振る。


「旦那様は奥様を気遣って、あのようにおっしゃったのだと思います」

「旦那様のおっしゃるとおり、奥様はこのお邸の女主人です。私たち、お優しい奥様に誠心誠意お仕え致します!」


 澄代と菊が琴絵を尊敬のまなざしで見上げ、多喜もうんうんと頷いている。


「私のことなど、気になさらないでください」


 慌てる琴絵が微笑ましいのか、女中たちはにこにこしている。


「あっ、奥様、申し訳ございません。お食事がまだでしたね。今度こそ、私たちが心を込めてお作りいたします! 澄代さん、多喜さん、行きましょう」

「はいっ、菊さん!」

「そうですね。今度は私たちが腕をふるわなければ」


 菊と多喜と澄代が足早に厨房へ向かう背中を見つめる琴絵に、スズが優しく声をかけた。


「奥様、旦那様は一見厳しい方ですが、心根はお優しいのです。先ほどのお言葉は、奥様を気遣われてのことだと思いますよ」

「そうでしょうか……」

「ええ。大丈夫です」


 スズに太鼓判を押され、琴絵の気持ちが、少しだけ軽くなった。


「ありがとうございます」


 昨夜は憲斗に冷たくあしらわれて、この先の生活を不安に感じていたが、桐山家の人々とはうまくやっていけそうだ。琴絵はスズに微笑みかけた。

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